joy!
始まったチョコレート作り。
ここで役割分担を紹介。まずチョコレートを湯煎する係はジョナサンとジョルノ。チョコがいい感じに固まったら一つずつ分けていくのが承太郎と徐倫。丸めるのがジョセフと仗助。最後の仕上げにココアや抹茶をまぶすのがジョニィ……と、この様になっている。
作る数が多いのでまずはトリュフから。初めにチョコレートを湯煎していく。
「温度を一定にしなきゃあいけないよー、固まらないようにね。あとやりすぎると分離しちゃうから注意して」
「はい」
「うわー二人とも手際いいーっ!」
「でも、すごい量だね……いくつ作んのさ……」
てきぱきとチョコレートを溶かしていくジョナサン&ジョルノ。湯煎するので時間はかかるが手を込んでいる。そして隣に積まれている製菓用のチョコレートの山……漂ってくるカカオの良い香りが鼻をくすぐる。
「皆、好きな人にあげるやつなんだから丁寧にねー」
『はーい』
「…………」
ちなみに最後の無言は承太郎である。さて次に分けていく係の出番である。承太郎と徐倫は会話もなく丸めていく。
「なんか重い空気だ……」
「徐倫ちゃんも承太郎も…素直じゃあないんだから」
「こぉら!承太郎、徐倫!楽しいバレンタインなんだからもっと楽しくしなさいよ!」
ペシペシと承太郎の頭を叩くジョセフ。
「うるせぇぞ姉貴」
「ねぇさんスプーン取って」
「……あぁ」
最低限のコミュニケーションを取って淡々と作業を続ける二人。分けて丸められる固さになったらトリュフの形を整えていく。
「どうやるんっスかー?」
「スプーンでこうやって……」
なかなか手先が器用なジョセフに見習って仗助も丸めていく。綺麗な丸といびつな丸がどんどん出来上がる。
「ジョースケもっと綺麗にできないの?」
「ううううるさいっスよ!形がたくさんあったほうが楽しいしっ!?」
ジョニィに指摘されてどもる仗助もだんだんと慣れてきて形が整ってきた。
「二人とも上手!あ、今のうちに生チョコも作っちゃおっか」
「あ、僕も手伝いますね」
キャッキャとチョコレートではしゃぐジョースター姉妹の周りには花が舞っているようだ。
そしてトリュフは仕上げに入る。
「ココアと抹茶とアーモンド、それからココナッツ……」
「結構種類があるのね」
「ジョリーンもやる?」
「やりたーい!ねぇさんあと頼める?」
「ん……分かった」
徐倫とジョニィはコロコロとチョコレートを転がしていく。転がしていくとだんだんと色づいていくトリュフ。それが楽しい。
さて、トリュフがだんだん完成していってる中、生チョコも作られていた。湯煎したチョコレートに生クリームを加えて……。
「型に入れて固めてココアをまぶして完成ー」
「簡単ね!」
キャッキャとはしゃぐジョセフ。ジョナサンがそれを眺めていると、承太郎が後ろからちょんちょんと叩いた。
「うん……どうしたの?承太郎」
「チェリー……」
「ん?あぁ、良いよ」
ジョナサンは何かを察したようにキッチンを開ける。承太郎はいざキッチンに立って湯煎してあるチョコレートにチェリーを付けて固めていた。
「承太郎何してんの?」
「ふふ……秘密かな」
「えー教えてよーねぇさん!!」
ジョセフが駄々をこねながら答えを聞き出そうとする。
「そうねぇ……強いていうなら特別なもの、かな?」
「何それ」
「これ以上は内緒」
クスクスといたずらっぽく笑う姉に不覚にもキュンとしたジョセフ。自分もこんなおしとやかになりたいなぁとしみじみ感じる。
「姉貴……出来た」
「あら?飾り付けしなくていいの?ハートとか」
「いっいい!それはいらねぇ!」
「そう?」
出来たのはただシンプルで、チェリーにチョコレートをかけただけのチョコ。それでもどこか愛情がこもっているようなそんな印象だ。
「よぅし!あとはチョコプリンね!」
「その前に、皆ーラッピングするよ」
「リボンと袋は買ってきたっスよぉ!」
「仗助偉いっ!」
そしてラッピングに入る。可愛らしい袋とリボンで丁寧に詰めていって、バレンタインのチョコレートは完成した。皆で分担しながら作ったトリュフと生チョコである。シンプルながら少し高級感が出ている。
「さて、チョコプリン!ちょっと時間かかるけど7人だし、良いよね」
「チョコプリン……!」
「ジョルノちゃんチョコプリン好きだもんね」
「は、はい!」
こうしてジョースター姉妹はチョコプリン作りに勤しんだ。
ここで役割分担を紹介。まずチョコレートを湯煎する係はジョナサンとジョルノ。チョコがいい感じに固まったら一つずつ分けていくのが承太郎と徐倫。丸めるのがジョセフと仗助。最後の仕上げにココアや抹茶をまぶすのがジョニィ……と、この様になっている。
作る数が多いのでまずはトリュフから。初めにチョコレートを湯煎していく。
「温度を一定にしなきゃあいけないよー、固まらないようにね。あとやりすぎると分離しちゃうから注意して」
「はい」
「うわー二人とも手際いいーっ!」
「でも、すごい量だね……いくつ作んのさ……」
てきぱきとチョコレートを溶かしていくジョナサン&ジョルノ。湯煎するので時間はかかるが手を込んでいる。そして隣に積まれている製菓用のチョコレートの山……漂ってくるカカオの良い香りが鼻をくすぐる。
「皆、好きな人にあげるやつなんだから丁寧にねー」
『はーい』
「…………」
ちなみに最後の無言は承太郎である。さて次に分けていく係の出番である。承太郎と徐倫は会話もなく丸めていく。
「なんか重い空気だ……」
「徐倫ちゃんも承太郎も…素直じゃあないんだから」
「こぉら!承太郎、徐倫!楽しいバレンタインなんだからもっと楽しくしなさいよ!」
ペシペシと承太郎の頭を叩くジョセフ。
「うるせぇぞ姉貴」
「ねぇさんスプーン取って」
「……あぁ」
最低限のコミュニケーションを取って淡々と作業を続ける二人。分けて丸められる固さになったらトリュフの形を整えていく。
「どうやるんっスかー?」
「スプーンでこうやって……」
なかなか手先が器用なジョセフに見習って仗助も丸めていく。綺麗な丸といびつな丸がどんどん出来上がる。
「ジョースケもっと綺麗にできないの?」
「ううううるさいっスよ!形がたくさんあったほうが楽しいしっ!?」
ジョニィに指摘されてどもる仗助もだんだんと慣れてきて形が整ってきた。
「二人とも上手!あ、今のうちに生チョコも作っちゃおっか」
「あ、僕も手伝いますね」
キャッキャとチョコレートではしゃぐジョースター姉妹の周りには花が舞っているようだ。
そしてトリュフは仕上げに入る。
「ココアと抹茶とアーモンド、それからココナッツ……」
「結構種類があるのね」
「ジョリーンもやる?」
「やりたーい!ねぇさんあと頼める?」
「ん……分かった」
徐倫とジョニィはコロコロとチョコレートを転がしていく。転がしていくとだんだんと色づいていくトリュフ。それが楽しい。
さて、トリュフがだんだん完成していってる中、生チョコも作られていた。湯煎したチョコレートに生クリームを加えて……。
「型に入れて固めてココアをまぶして完成ー」
「簡単ね!」
キャッキャとはしゃぐジョセフ。ジョナサンがそれを眺めていると、承太郎が後ろからちょんちょんと叩いた。
「うん……どうしたの?承太郎」
「チェリー……」
「ん?あぁ、良いよ」
ジョナサンは何かを察したようにキッチンを開ける。承太郎はいざキッチンに立って湯煎してあるチョコレートにチェリーを付けて固めていた。
「承太郎何してんの?」
「ふふ……秘密かな」
「えー教えてよーねぇさん!!」
ジョセフが駄々をこねながら答えを聞き出そうとする。
「そうねぇ……強いていうなら特別なもの、かな?」
「何それ」
「これ以上は内緒」
クスクスといたずらっぽく笑う姉に不覚にもキュンとしたジョセフ。自分もこんなおしとやかになりたいなぁとしみじみ感じる。
「姉貴……出来た」
「あら?飾り付けしなくていいの?ハートとか」
「いっいい!それはいらねぇ!」
「そう?」
出来たのはただシンプルで、チェリーにチョコレートをかけただけのチョコ。それでもどこか愛情がこもっているようなそんな印象だ。
「よぅし!あとはチョコプリンね!」
「その前に、皆ーラッピングするよ」
「リボンと袋は買ってきたっスよぉ!」
「仗助偉いっ!」
そしてラッピングに入る。可愛らしい袋とリボンで丁寧に詰めていって、バレンタインのチョコレートは完成した。皆で分担しながら作ったトリュフと生チョコである。シンプルながら少し高級感が出ている。
「さて、チョコプリン!ちょっと時間かかるけど7人だし、良いよね」
「チョコプリン……!」
「ジョルノちゃんチョコプリン好きだもんね」
「は、はい!」
こうしてジョースター姉妹はチョコプリン作りに勤しんだ。