joy!
「ジョルノ、ジョルノ。会いに来たよ」
ガラリとドアを開けて入って来たのは風紀委員のメローネ。仕事をしていたジョルノは突然の来客に少しびっくりしてから挨拶をする。
「メローネ?今風紀委員は仕事でしたよね」
「ジョルノに会いたくて抜けてきちゃった!」
ニコッとジョルノに笑いかける姿は、女子が見たら惚れそうだが如何せん性格が性格だからなんとも言えないのだ。周りも重々承知だが顔つきがいいと大抵許されるのがこの世界。
「ダメですよ。他の風紀委員に迷惑がかかりますし……」
全く……と溜息をつきながらもメローネを招き入れる。
「いいって。みんな優秀だしぃ?」
「僕はあなたも優秀だと思いますよ?」
「そう?嬉しいなぁ、お褒めの言葉貰ったぁ」
抜け出したことに全く反省をしないメローネ。ジョルノはまたため息をついた。
「少しは真面目にして下さいよ……こっちも忙しいのに」
「えーだって会いたかったんだし」
「本能に生きてますね」
「良く言われるよ」
最高の褒め言葉だよ!と続けたメローネはギュッとジョルノに抱きつく。間をあけようとメローネを剥がそうとするがどうも剥がれない。
「ねぇこのままイイコトしない?」
「イイコト?しません。忙しいので」
っていうかイイコトってなんです。と付け加え、さらっと返すジョルノにメローネはちぇっと拗ねる真似をする。……拗ねたところで何も変わらないのだが。
「つれないなぁ!……お仕事はまた後ででも出来るし、君の取り巻きがやってくれるんじゃあないの?」
「他力本願は良くないですよ」
そんな会話中、来客が。ガラリと開いたドアから殺気が出ている。扉を開いたのは水色の髪に赤眼鏡の男子高校生。
「メ・ロ・ォ・ネぇぇ……てめぇ気付いたらいなくなりやがってよォォォ」
「おや?ギアッチョじゃあないか。どうしたの?」
「どうしたの?じゃあねぇよこのボケがっ!!リーダーに言われたから来てみりゃ本当に!!」
「だって居心地いいし?」
反省の色が見られないメローネにギアッチョはブチ切れる寸前。
「まぁまぁ、落ち着けよ、ギアッチョ」
「ギアッチョじゃあないですか」
「は?誰だお前」
何かを思い出したかのようにジョルノはギアッチョに話しかけた。ギアッチョはジョルノのことが分からないと言ったような感じだ。すると早口でメローネが説明した。
「ご存じないのですか!!彼女こそ超コロネ型時空シンデレラジョルノちゃんです!!」
「メローネ黙りなさい。僕ですよ、僕。初流乃です」
興奮気味のメローネを黙らせ、自己紹介をするジョルノ。実は二人は以前会ったことがある……というよりあるきっかけから仲良くなったのだ。自分が初流乃だと説明したあと、ギアッチョは驚いたように目を見開いた。
「はる、の?お前あの初流乃か!?」
「えぇ、そうですよ」
「髪全然違うじゃあねぇか!黒かったよな?」
「イメチェンですよ」
「イメチェンしすぎて全然わかんなかったぜ……」
ガラリとドアを開けて入って来たのは風紀委員のメローネ。仕事をしていたジョルノは突然の来客に少しびっくりしてから挨拶をする。
「メローネ?今風紀委員は仕事でしたよね」
「ジョルノに会いたくて抜けてきちゃった!」
ニコッとジョルノに笑いかける姿は、女子が見たら惚れそうだが如何せん性格が性格だからなんとも言えないのだ。周りも重々承知だが顔つきがいいと大抵許されるのがこの世界。
「ダメですよ。他の風紀委員に迷惑がかかりますし……」
全く……と溜息をつきながらもメローネを招き入れる。
「いいって。みんな優秀だしぃ?」
「僕はあなたも優秀だと思いますよ?」
「そう?嬉しいなぁ、お褒めの言葉貰ったぁ」
抜け出したことに全く反省をしないメローネ。ジョルノはまたため息をついた。
「少しは真面目にして下さいよ……こっちも忙しいのに」
「えーだって会いたかったんだし」
「本能に生きてますね」
「良く言われるよ」
最高の褒め言葉だよ!と続けたメローネはギュッとジョルノに抱きつく。間をあけようとメローネを剥がそうとするがどうも剥がれない。
「ねぇこのままイイコトしない?」
「イイコト?しません。忙しいので」
っていうかイイコトってなんです。と付け加え、さらっと返すジョルノにメローネはちぇっと拗ねる真似をする。……拗ねたところで何も変わらないのだが。
「つれないなぁ!……お仕事はまた後ででも出来るし、君の取り巻きがやってくれるんじゃあないの?」
「他力本願は良くないですよ」
そんな会話中、来客が。ガラリと開いたドアから殺気が出ている。扉を開いたのは水色の髪に赤眼鏡の男子高校生。
「メ・ロ・ォ・ネぇぇ……てめぇ気付いたらいなくなりやがってよォォォ」
「おや?ギアッチョじゃあないか。どうしたの?」
「どうしたの?じゃあねぇよこのボケがっ!!リーダーに言われたから来てみりゃ本当に!!」
「だって居心地いいし?」
反省の色が見られないメローネにギアッチョはブチ切れる寸前。
「まぁまぁ、落ち着けよ、ギアッチョ」
「ギアッチョじゃあないですか」
「は?誰だお前」
何かを思い出したかのようにジョルノはギアッチョに話しかけた。ギアッチョはジョルノのことが分からないと言ったような感じだ。すると早口でメローネが説明した。
「ご存じないのですか!!彼女こそ超コロネ型時空シンデレラジョルノちゃんです!!」
「メローネ黙りなさい。僕ですよ、僕。初流乃です」
興奮気味のメローネを黙らせ、自己紹介をするジョルノ。実は二人は以前会ったことがある……というよりあるきっかけから仲良くなったのだ。自分が初流乃だと説明したあと、ギアッチョは驚いたように目を見開いた。
「はる、の?お前あの初流乃か!?」
「えぇ、そうですよ」
「髪全然違うじゃあねぇか!黒かったよな?」
「イメチェンですよ」
「イメチェンしすぎて全然わかんなかったぜ……」