joy!
承太郎「徐倫、はぐれんなよ」
徐倫「いちいち言わなくても分かってるわよ」
こちら承太郎と徐倫。だがやはり徐倫の反抗期(承太郎限定)は終わっていなかった。
少しギスギスした空間の中、誰かが後ろから声をかけた。
花京院「承太郎?」
承太郎「花京院……!」
同級生の花京院だ。花京院は承太郎だとわかると承太郎の前までやってきた。
花京院「承太郎だ。あけましておめでとう」
承太郎「あぁ、おめでとう」
徐倫「花京院さんあけましておめでとう」
花京院「徐倫ちゃんも、あけましておめでとう」
徐倫の存在にも気がつき挨拶を交わす。そして、また花京院は承太郎の方を見た。
花京院「お参りかい?」
承太郎「まぁ、そんなところだ」
花京院「そっか、僕も良いかな」
徐倫「いいんじゃあないかしら、ね、ねぇさん」
承太郎「あっ……勝手にしろ」
花京院「そうか、じゃあ勝手についていくよ」
ぷいっとそっぽを向く承太郎だったが正直嬉しくて仕方ないのだろう帽子を深くかぶり直した。
徐倫(素直じゃあないなぁ……)
そして人ごみにまぎれながら本堂に向かう。その途中。
アナスイ「徐倫!!」
徐倫「あら、アナスイじゃあないの」
FF「徐倫ーあけましておめでとう」
徐倫「FFも!あけおめー」
徐倫を見つけやってきたのはアナスイとFF。二人もお参りに来たらしい。
承太郎「……誰だ……」
徐倫「あぁ、紹介するわ。アナスイとFFよ。クラスメイトなの」
アナスイ「承太郎さん、あけましておめでとうございます。徐倫からよく聞いてます」
承太郎「…あけましておめでとう」
アナスイは礼儀正しく挨拶をする。承太郎も挨拶を返すがどうも、アナスイとは気が合わない……と言うか徐倫の彼氏か?なんなんだ?と、疑っているようだ。まぁ、アナスイ的には彼氏が良いんだろうが。
FF「へぇー!徐倫のお姉さんかぁ!美人だな!…で、隣は?徐倫のお姉さんの彼氏?」
花京院「えっ」
承太郎「そっそーゆー仲じゃあない。クラスメイトだ」
二人して赤面している。
FF「徐倫ー」
徐倫「あぁ……全く、二人ともウブなのよ」
花京院「あ、ねぇねぇ承太郎、あそこにおみくじあるよ。一緒にひこう」
承太郎「あぁ、いいぜ」
おみくじを見つけて引きに行く花京院と承太郎。それにつられて徐倫達もついて行く。売り場では巫女さんがおみくじの箱を持っていた。いい結果が出ますように……と願いながら引いたおみくじを開く。
花京院「承太郎、どうだった?」
承太郎「小吉……」
花京院「小吉かぁ、僕は末吉だよ」
承太郎「……そうか」
二人でおみくじの結果を確かめる。二人の結果はずば抜けていいものでは無かったが二人とも「待ち人来る」だったそう。
FF「やった!大吉ぃー」
徐倫「羨ましい!私は吉だったー。アナスイは?」
アナスイ「……凶」
徐倫「あはは……まぁ、大丈夫でしょ!大吉のFFもいるし、私だって吉だったんだから」
FF「そうだって!気にすることはない!」
落胆するアナスイを慰める二人。
徐倫「占いなんだからさ、そう気にすることはないわ。運は自分で切り開くものよ」
アナスイ「徐倫……!」
なんとも言っていることがイケメンである。そんな徐倫をさらに惚れ直したアナスイであった。
今年の運は生かすも殺すもあなた次第
徐倫「いちいち言わなくても分かってるわよ」
こちら承太郎と徐倫。だがやはり徐倫の反抗期(承太郎限定)は終わっていなかった。
少しギスギスした空間の中、誰かが後ろから声をかけた。
花京院「承太郎?」
承太郎「花京院……!」
同級生の花京院だ。花京院は承太郎だとわかると承太郎の前までやってきた。
花京院「承太郎だ。あけましておめでとう」
承太郎「あぁ、おめでとう」
徐倫「花京院さんあけましておめでとう」
花京院「徐倫ちゃんも、あけましておめでとう」
徐倫の存在にも気がつき挨拶を交わす。そして、また花京院は承太郎の方を見た。
花京院「お参りかい?」
承太郎「まぁ、そんなところだ」
花京院「そっか、僕も良いかな」
徐倫「いいんじゃあないかしら、ね、ねぇさん」
承太郎「あっ……勝手にしろ」
花京院「そうか、じゃあ勝手についていくよ」
ぷいっとそっぽを向く承太郎だったが正直嬉しくて仕方ないのだろう帽子を深くかぶり直した。
徐倫(素直じゃあないなぁ……)
そして人ごみにまぎれながら本堂に向かう。その途中。
アナスイ「徐倫!!」
徐倫「あら、アナスイじゃあないの」
FF「徐倫ーあけましておめでとう」
徐倫「FFも!あけおめー」
徐倫を見つけやってきたのはアナスイとFF。二人もお参りに来たらしい。
承太郎「……誰だ……」
徐倫「あぁ、紹介するわ。アナスイとFFよ。クラスメイトなの」
アナスイ「承太郎さん、あけましておめでとうございます。徐倫からよく聞いてます」
承太郎「…あけましておめでとう」
アナスイは礼儀正しく挨拶をする。承太郎も挨拶を返すがどうも、アナスイとは気が合わない……と言うか徐倫の彼氏か?なんなんだ?と、疑っているようだ。まぁ、アナスイ的には彼氏が良いんだろうが。
FF「へぇー!徐倫のお姉さんかぁ!美人だな!…で、隣は?徐倫のお姉さんの彼氏?」
花京院「えっ」
承太郎「そっそーゆー仲じゃあない。クラスメイトだ」
二人して赤面している。
FF「徐倫ー」
徐倫「あぁ……全く、二人ともウブなのよ」
花京院「あ、ねぇねぇ承太郎、あそこにおみくじあるよ。一緒にひこう」
承太郎「あぁ、いいぜ」
おみくじを見つけて引きに行く花京院と承太郎。それにつられて徐倫達もついて行く。売り場では巫女さんがおみくじの箱を持っていた。いい結果が出ますように……と願いながら引いたおみくじを開く。
花京院「承太郎、どうだった?」
承太郎「小吉……」
花京院「小吉かぁ、僕は末吉だよ」
承太郎「……そうか」
二人でおみくじの結果を確かめる。二人の結果はずば抜けていいものでは無かったが二人とも「待ち人来る」だったそう。
FF「やった!大吉ぃー」
徐倫「羨ましい!私は吉だったー。アナスイは?」
アナスイ「……凶」
徐倫「あはは……まぁ、大丈夫でしょ!大吉のFFもいるし、私だって吉だったんだから」
FF「そうだって!気にすることはない!」
落胆するアナスイを慰める二人。
徐倫「占いなんだからさ、そう気にすることはないわ。運は自分で切り開くものよ」
アナスイ「徐倫……!」
なんとも言っていることがイケメンである。そんな徐倫をさらに惚れ直したアナスイであった。
今年の運は生かすも殺すもあなた次第