「悪いな…邪魔したみたいで」
「いえ…いいんですけど、集まりは…」
「あぁ、行ってくる。じゃあな。また遊びにいくわ」
「遊びはちょっと…でもまぁ、待ってますよ」

引きずられていくメローネもじゃあね！と手をブンブンと振っていた。

「ちょっとジョルノ。またってなに？またって！」
「はい？」

トリッシュがジョルノに問い詰める。いきなり言われたのでなんのことか分からなかったジョルノ。

「また行くわーみたいなこと言ってたよね！？あのホスト擬き」

フーゴがもはや名前を呼んでいない。

「何てひどい言われよう…それはですね、なんかよく来るんですよ。あなたたちがいないのを狙ってるのかなんなのか知らないんですが」

その言葉にザワッとするトリッシュたち。一人はなんだかよくわからないがなんかヤバイのは分かる！という感じだが。そして過保護者たちのヒソヒソ会議が始まった。

「今度からはあまり一人にしないようにしよう」
「そうだな」
「とりあえず引っ付けば良いんだな！」
『それはちがう』
「あの、帰って良いですかねー？」

作戦会議中で、邪魔してはいけないかな？と思ったジョルノはその場を後にした。