joy!
承太郎、十六歳。この学校内でその名前を知らない人はいない。
学校指定のセーラー服を着た上に鎖のついた学ランを羽織って、学帽を被っている。
名前は男っぽいがれっきとした女子高生だ。たまに授業をサボったり、少し悪っぽいところがあるが、本当は優しいところがある。スタイルがよく、そこそこ頭も良い。
性格はクールであり、必要以上に喋らないが一言一言に重みがある。クールなところがかっこいい!スタイルに憧れる!と、女子からの人気も絶大である。もちろん男子からも、クール系女子っていい!やら、お近づきになりたい!と、人気である。男女共に人気な彼女が学校に入った瞬間から、回りが騒がしくなるぐらいだ。本人はやかましいとしか思っていないみたいだが。
「…やかましい…」
「承太郎よ!」
「今日も素敵っ!」
「いつ見ても綺麗だよなぁ…」
今日もキャアキャアという歓声に包まれながらの登校。しかし、今日から彼女の学校生活がガラッと変わるなど誰も予想はしていなかった。
「今日から転校生がやって来ます」
「ええ!?どんな人!?」
承太郎の教室に転校生がやって来たのだ。名前は、花京院典明。独特な髪とピアスをしている。ルックスは中々のイケメン。
「今日からよろしくお願いします」
「じゃあ…花京院は承太郎の隣ね」
(ま…興味ないけどな)
承太郎は隣に誰が来ようと興味がなかった。花京院は承太郎の席まで来る途中回りからの視線が少し(結構)当たっていたのだが、花京院は承太郎にしか目がいっていなかった。
「(うわぁ…綺麗だなぁ…)よろしくね、承太郎」
「あぁ…」
承太郎の方を見てニコリと微笑む。その笑顔に回りの女子がキュンとする。が、承太郎は窓の外を見る。
「そうだ、承太郎。花京院は今日、教科書届いてないから見せてあげてね」
「はっ!?」
学校指定のセーラー服を着た上に鎖のついた学ランを羽織って、学帽を被っている。
名前は男っぽいがれっきとした女子高生だ。たまに授業をサボったり、少し悪っぽいところがあるが、本当は優しいところがある。スタイルがよく、そこそこ頭も良い。
性格はクールであり、必要以上に喋らないが一言一言に重みがある。クールなところがかっこいい!スタイルに憧れる!と、女子からの人気も絶大である。もちろん男子からも、クール系女子っていい!やら、お近づきになりたい!と、人気である。男女共に人気な彼女が学校に入った瞬間から、回りが騒がしくなるぐらいだ。本人はやかましいとしか思っていないみたいだが。
「…やかましい…」
「承太郎よ!」
「今日も素敵っ!」
「いつ見ても綺麗だよなぁ…」
今日もキャアキャアという歓声に包まれながらの登校。しかし、今日から彼女の学校生活がガラッと変わるなど誰も予想はしていなかった。
「今日から転校生がやって来ます」
「ええ!?どんな人!?」
承太郎の教室に転校生がやって来たのだ。名前は、花京院典明。独特な髪とピアスをしている。ルックスは中々のイケメン。
「今日からよろしくお願いします」
「じゃあ…花京院は承太郎の隣ね」
(ま…興味ないけどな)
承太郎は隣に誰が来ようと興味がなかった。花京院は承太郎の席まで来る途中回りからの視線が少し(結構)当たっていたのだが、花京院は承太郎にしか目がいっていなかった。
「(うわぁ…綺麗だなぁ…)よろしくね、承太郎」
「あぁ…」
承太郎の方を見てニコリと微笑む。その笑顔に回りの女子がキュンとする。が、承太郎は窓の外を見る。
「そうだ、承太郎。花京院は今日、教科書届いてないから見せてあげてね」
「はっ!?」