joy!
HP視点
それはある昼放課の事だった。
「あのさぁ…ホットパンツ?」
「どうした?ジョニィ」
「何でさらし巻いてまで男装してるの?」
『え?』
それはいきなりのことであった。ジョニィは思い出したように言ったが、周り(ディエゴやらジャイロ)は驚いたみたいだ。
ジョニィは私より一つ下の学年で、周りからも人気が高い女子である。ルーシーと言うこれまた可愛い女の子の仲介によって紹介され、それから仲良くなったのだ。
一方、私は中性的な顔立ちで…むしろ男っぽく、声も中性的のため、男装をしても違和感がないためバレない。
男装をしている理由だって、『セーラー服が嫌だから』と言うもの。スカート何て言うヒラヒラしたもの穿けるか!と小さい頃からよく、弟に言っていた。
周りからはバレなかった位男っぽいのに、なぜバレたのか…。
「うーん…何だか直感的?」
野生の勘っていうか…?と続けたジョニィに少しの間、開いた口が塞がらない。
「ジョニィ…よくわかったな…」
「うん…。で、スカート穿かないの?」
「あんなヒラヒラしたもん穿けるか!」
「うん。分からなくもない」
こくこくと頷くジョニィにディエゴが立ち上がる。
「そんなこと言うな!ジョニィ!似合うのに!」
「僕はあんまり穿きたくないの!」
「めくりたいぐらいに似合ってるのにか!」
「刺すよ?」
相変わらずの通常運転っぷりにジョニィもお手上げらしい。ジャイロに羽交い締めで止められているディエゴ。…なんか息が荒くないか?ジョニィはディエゴをゴミでも見るような目で見たあと、パッと表情を変えてこっちを見た。
「今度の土曜日に買いにいこうか!」
「いやいや!私は穿かないからな!?」
「僕が見たいんだよ。ね?良いでしょ?」
そう言ってキラキラとこっちを見る。なんか後ろで、ディエゴが『ジョニィー!!上目遣いがキュートだぜ!』とかなんとか叫んでいるのは気にしないでおこう。しかし、女である私でさえ見惚れてしまいそうだ。
「ねぇ。なんの話ー?」
「ルーシー!」
そこにルーシー登場。私にジョニィを紹介してくれた女の子だ。そう言えば彼女も女って分かったな…。
「あのね、ホットパンツにスカート穿かせるの!」
「穿かないからな!?」
嬉々としてルーシーに伝えるジョニィ。それを聞いてルーシーの目が輝いた。女子ってこういう話題が好きだよな……。
「見たい!私も行って良いかしら?」
「もちろん!」
「私の意見は無視か!」
それはある昼放課の事だった。
「あのさぁ…ホットパンツ?」
「どうした?ジョニィ」
「何でさらし巻いてまで男装してるの?」
『え?』
それはいきなりのことであった。ジョニィは思い出したように言ったが、周り(ディエゴやらジャイロ)は驚いたみたいだ。
ジョニィは私より一つ下の学年で、周りからも人気が高い女子である。ルーシーと言うこれまた可愛い女の子の仲介によって紹介され、それから仲良くなったのだ。
一方、私は中性的な顔立ちで…むしろ男っぽく、声も中性的のため、男装をしても違和感がないためバレない。
男装をしている理由だって、『セーラー服が嫌だから』と言うもの。スカート何て言うヒラヒラしたもの穿けるか!と小さい頃からよく、弟に言っていた。
周りからはバレなかった位男っぽいのに、なぜバレたのか…。
「うーん…何だか直感的?」
野生の勘っていうか…?と続けたジョニィに少しの間、開いた口が塞がらない。
「ジョニィ…よくわかったな…」
「うん…。で、スカート穿かないの?」
「あんなヒラヒラしたもん穿けるか!」
「うん。分からなくもない」
こくこくと頷くジョニィにディエゴが立ち上がる。
「そんなこと言うな!ジョニィ!似合うのに!」
「僕はあんまり穿きたくないの!」
「めくりたいぐらいに似合ってるのにか!」
「刺すよ?」
相変わらずの通常運転っぷりにジョニィもお手上げらしい。ジャイロに羽交い締めで止められているディエゴ。…なんか息が荒くないか?ジョニィはディエゴをゴミでも見るような目で見たあと、パッと表情を変えてこっちを見た。
「今度の土曜日に買いにいこうか!」
「いやいや!私は穿かないからな!?」
「僕が見たいんだよ。ね?良いでしょ?」
そう言ってキラキラとこっちを見る。なんか後ろで、ディエゴが『ジョニィー!!上目遣いがキュートだぜ!』とかなんとか叫んでいるのは気にしないでおこう。しかし、女である私でさえ見惚れてしまいそうだ。
「ねぇ。なんの話ー?」
「ルーシー!」
そこにルーシー登場。私にジョニィを紹介してくれた女の子だ。そう言えば彼女も女って分かったな…。
「あのね、ホットパンツにスカート穿かせるの!」
「穿かないからな!?」
嬉々としてルーシーに伝えるジョニィ。それを聞いてルーシーの目が輝いた。女子ってこういう話題が好きだよな……。
「見たい!私も行って良いかしら?」
「もちろん!」
「私の意見は無視か!」