joy!

花火大会が終わり、ぞろぞろと帰っていく人々。もちろんジョースター家だってそうだ。

「ただいま!」
「おかえり」
「……」
「承太郎ねぇさん嬉しそうっスね!」
「何かありました?」
「うるせぇ…」

行くときよりも少し嬉しそうな承太郎に何かあったの!?と問い詰めはじめる仗助と、ジョルノ。

「ジョセねぇ、顔、赤いよ?」
「あっ…暑いからね!」
「遅れちゃった、ごめん」

続々ともとの場所に戻ってくる姉妹たち。ジョナサンがみんないることを確認する。

「じゃあ、お家帰ろうか。さっき、手持ち花火買ったんだ」
「僕も買いましたよ?」
「あたしも買ったわ」
「…俺も買ってきたぜ」
「私も買ったっス!」
「えーっみんな買ってきたの?私は打ち上げ花火買ってきたよ」
「打ち上げって…できるの?それ」

どうやら皆買ってきた模様。沢山集まった手持ち花火。

「じゃあ、家に帰ってからやろうか」

家に帰り、バケツに水を入れる。ろうそくを用意して、火を着けた。花火に火を着けると音を立てて火花が飛び散る。

「おおー!キレイ!」
「火傷しないようにね!」
「両手持ちっス!」
「危ねぇぞ」
「この花火色が変わるよ!」
「蚊に刺された…」
「ウ○クールあるよ」

こうして、ジョースター家の夏は過ぎていくのです。


まるで花火の様に色とりどりのjoy!がある。



あとがき
やっと終わった!長かった夏祭りが終わりました。次からは普通に戻ります。読んでくださりありがとうございました。
2013 7/28
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