joy!
ジョニィがそう言うなら…ということで三人は夏祭りを満喫することに。
「勝負だ!」
「臨むところだぜ…俺に勝負を売ったこと、後悔させてやる!」
「またぁ?よくやるよねぇ…二人とも」
…そう。先程から、ジャイロとディエゴは勝負をしてばかりなのだ。ジョニィを争奪するという名目で。ジョニィはそんな二人をクレープを食べながら応援(ジャイロの方に力を入れている)している。
因みに、さっきやったボール当てはジャイロが勝ち、前の前にやった射的はディエゴが勝った。
「ジャイロ頑張ってね」
「おう」
「ジョニィ!俺にも…」
「はいはい頑張ってねー」
投げやりである。今回のゲームは、サメ釣り。ルールは簡単で、つったサメの口の中に番号が書いてある紙が入っている。その紙の番号が一等に近い方が勝ちというもの。
「釣れた!」
「何等だった?」
「……」
「……」
『五等』
二人とも五等。商品はハリセン。ハリセンを片手にジャイロとディエゴは喧嘩をする。
「けっ!ヨーヨー釣りは俺が勝ったし!」
「じゃあ俺だって射的勝ったし!」
「また、喧嘩ぁ?もう、いい加減やめたら?」
『無理!』
「(本当仲良いよね…こいつら)」
たこ焼き片手にそう思ったジョニィ。いつの間にか二人はハリセンでお互いを叩きあっていた。ディエゴは浴衣とは思えない早さで。それに負けないジャイロも凄い早さで打ち返す。
「二人ともやめてよもう!一緒に回ってあげないよ!!」
ジョニィの一声で二人の動きがピタッと止まる。いそいそとハリセンを下ろし、ジョニィの顔色を疑う。
「わりぃな、ジョニィ」
「すまなかった…」
「分かったなら良いよ」
そう言って二人の前に手を差し出す。
「お祭り、回るんでしょ?一緒に回ろ?」
手を握って歩き出した三人を提灯がキラキラと照らしていた。
「勝負だ!」
「臨むところだぜ…俺に勝負を売ったこと、後悔させてやる!」
「またぁ?よくやるよねぇ…二人とも」
…そう。先程から、ジャイロとディエゴは勝負をしてばかりなのだ。ジョニィを争奪するという名目で。ジョニィはそんな二人をクレープを食べながら応援(ジャイロの方に力を入れている)している。
因みに、さっきやったボール当てはジャイロが勝ち、前の前にやった射的はディエゴが勝った。
「ジャイロ頑張ってね」
「おう」
「ジョニィ!俺にも…」
「はいはい頑張ってねー」
投げやりである。今回のゲームは、サメ釣り。ルールは簡単で、つったサメの口の中に番号が書いてある紙が入っている。その紙の番号が一等に近い方が勝ちというもの。
「釣れた!」
「何等だった?」
「……」
「……」
『五等』
二人とも五等。商品はハリセン。ハリセンを片手にジャイロとディエゴは喧嘩をする。
「けっ!ヨーヨー釣りは俺が勝ったし!」
「じゃあ俺だって射的勝ったし!」
「また、喧嘩ぁ?もう、いい加減やめたら?」
『無理!』
「(本当仲良いよね…こいつら)」
たこ焼き片手にそう思ったジョニィ。いつの間にか二人はハリセンでお互いを叩きあっていた。ディエゴは浴衣とは思えない早さで。それに負けないジャイロも凄い早さで打ち返す。
「二人ともやめてよもう!一緒に回ってあげないよ!!」
ジョニィの一声で二人の動きがピタッと止まる。いそいそとハリセンを下ろし、ジョニィの顔色を疑う。
「わりぃな、ジョニィ」
「すまなかった…」
「分かったなら良いよ」
そう言って二人の前に手を差し出す。
「お祭り、回るんでしょ?一緒に回ろ?」
手を握って歩き出した三人を提灯がキラキラと照らしていた。