joy!
まずは、『あぁ、ジョースター家と夏祭り 壱』の時の、ブランドー兄弟の会話までさかのぼる。
「ジョニィがいる…」
「よくわかるよな。お前は鼻が良い」
「ちょっと会ってくる。一緒に回ってくる!」
深緑の浴衣に下駄とは思えないスピードで人を避けて走り抜けるディエゴ。その姿は餌を見つけた肉食恐竜のようだ。
「WRYYYYYYY!」
「…あいつ速いな…迷子にならなければ良いが」
ディオは、はぁっとため息をつき、ジョニィがいるならジョナサンもいるのか…と探し始めた。
…そしてディエゴ。
「ジョニィ!」
「げっ…ディエゴ!」
「会いたかった!浴衣綺麗だぜ!」
「そりゃどうも。離れてくれる?一キロ位」
ディエゴは学校でとても人気だ。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、フェミニストの彼が持てないわけがない。…が、欠点がある。それは
ジョニィの事が好きで仕方ない変態
ということだ。彼は幼なじみのジョニィが好きで好きで仕方ないのだ。何かあればジョニィと言い、気がつけば“ジョニィアンテナ”がついていた位だ。そして、極めつけは『ジョニィは自分が好きに違いない!』と思い込み始めた。もちろん妄想だ。
そんなディエゴをジョニィは嫌いだった。昔からこんな奴だったっけ…?あ、こんな奴だ。と心のなかで思っては、ディエゴを避けていた。
「一キロも離れたらジョニィの可愛い顔が見れないだろ?」
「見なくて結構だよ」
「俺が嫌なんだ。なぁ?ジョニィ・ジョースター。将来を誓った仲だろう?」
「誓ってない!」
未だに抱き着くディエゴをギリギリと離そうとするジョニィだが、力の差から離せない。はて、困ったものだとため息をつくジョニィ。しかし、そこにメシアが登場する。
「おーい、ジョニィじゃあないの」
「ジッ…ジャイロぉぉ!助けて!腰に巻き付いたこいつを離して!」
「こいつだなんて酷い。ダーリンと気安く呼んでくれ」
「ディエゴ!?」
そして、ジャイロとディエゴの闘いが始まる。お互いに睨み合い、威嚇する。後ろには見える人には見える、龍と虎がいる。
「幼なじみだからってちょっと調子乗りすぎじゃあねぇか、おたくは?ストーカー乙」
「はっ、調子乗ってんのはお前じゃあないか?長髪うぜぇ」
「なにこの戦い」
相変わらずの険悪ムードにため息をつく。これじゃあせっかくのお祭りが台無しになってしまう。
「もう!ディエゴ、ジャイロやめて。お祭り来たのに楽しくなくなるでしょ」
ジョニィの言葉で渋々と先頭態勢を止める二人。結局三人で回ることに。
「ジョニィがいる…」
「よくわかるよな。お前は鼻が良い」
「ちょっと会ってくる。一緒に回ってくる!」
深緑の浴衣に下駄とは思えないスピードで人を避けて走り抜けるディエゴ。その姿は餌を見つけた肉食恐竜のようだ。
「WRYYYYYYY!」
「…あいつ速いな…迷子にならなければ良いが」
ディオは、はぁっとため息をつき、ジョニィがいるならジョナサンもいるのか…と探し始めた。
…そしてディエゴ。
「ジョニィ!」
「げっ…ディエゴ!」
「会いたかった!浴衣綺麗だぜ!」
「そりゃどうも。離れてくれる?一キロ位」
ディエゴは学校でとても人気だ。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、フェミニストの彼が持てないわけがない。…が、欠点がある。それは
ジョニィの事が好きで仕方ない変態
ということだ。彼は幼なじみのジョニィが好きで好きで仕方ないのだ。何かあればジョニィと言い、気がつけば“ジョニィアンテナ”がついていた位だ。そして、極めつけは『ジョニィは自分が好きに違いない!』と思い込み始めた。もちろん妄想だ。
そんなディエゴをジョニィは嫌いだった。昔からこんな奴だったっけ…?あ、こんな奴だ。と心のなかで思っては、ディエゴを避けていた。
「一キロも離れたらジョニィの可愛い顔が見れないだろ?」
「見なくて結構だよ」
「俺が嫌なんだ。なぁ?ジョニィ・ジョースター。将来を誓った仲だろう?」
「誓ってない!」
未だに抱き着くディエゴをギリギリと離そうとするジョニィだが、力の差から離せない。はて、困ったものだとため息をつくジョニィ。しかし、そこにメシアが登場する。
「おーい、ジョニィじゃあないの」
「ジッ…ジャイロぉぉ!助けて!腰に巻き付いたこいつを離して!」
「こいつだなんて酷い。ダーリンと気安く呼んでくれ」
「ディエゴ!?」
そして、ジャイロとディエゴの闘いが始まる。お互いに睨み合い、威嚇する。後ろには見える人には見える、龍と虎がいる。
「幼なじみだからってちょっと調子乗りすぎじゃあねぇか、おたくは?ストーカー乙」
「はっ、調子乗ってんのはお前じゃあないか?長髪うぜぇ」
「なにこの戦い」
相変わらずの険悪ムードにため息をつく。これじゃあせっかくのお祭りが台無しになってしまう。
「もう!ディエゴ、ジャイロやめて。お祭り来たのに楽しくなくなるでしょ」
ジョニィの言葉で渋々と先頭態勢を止める二人。結局三人で回ることに。