joy!
…一方、徐倫たち
「何が欲しいんだ?(二人っきり…!)」
「ブドウあめ。あれ美味しいんだよね。結構、遠い所にあったんだ。ついてきてくれてありがと」
ニコッと笑う徐倫に思わず目をそらしてしまう。未だに手は繋いだままだった。
日差しが陰り提灯の明かりがなお映えてきたころ。長い道のりを越えてようやくブドウあめの屋台についた。
「ブドウあめ、一つ」
「ホントに良いの?買ってもらっちゃって」
「良いんだ。俺が買いたかったんだし」
念願のブドウあめを手に入れ機嫌が良い徐倫。
「さて、エルメェスたちの所に戻ろうか」
「徐倫ー!」
「FF!?来るのが早いねー。ってか、よくとったわね…」
「あぁ…。屋台の親父が泣いてたぜ」
「あはは。スゴいじゃん」
スーパーボールが沢山入った袋を皆で分担して持つ。
そろそろ花火も始まるし、ということで、広場へと向かう。広場は人がいないと相当な大きさなのに、人が沢山いるためか小さく見える。
「晴れたな」
「良かった良かった」
「もうすぐかな」
そんな話をしていると、花火開始のアナウンスが入る。盛大に打ち上げられた花火に回りから歓声が聞こえる。
「綺麗ね」
「徐…徐倫の方が」
「徐倫の方が綺麗だぞ」
「おだてても何にも出ないわよ」
さらっと恥ずかしい事を言ったウェザー(本人無自覚)に少し頬を染める徐倫に、FFが「そうだよー!」と後押しする。
「ウェザー…お前…」
「…?何だ?アナスイ」
「…いや…何でもない。気にしないでくれ…」
アナスイは少し、涙目になりながらウェザーをキッと睨む。ウェザーは何の事だ?と首を傾げる。
そんなやり取りがあっても花火はずっと上がっていく。
皆で花火大会。また来年も行けたら良いね。
「何が欲しいんだ?(二人っきり…!)」
「ブドウあめ。あれ美味しいんだよね。結構、遠い所にあったんだ。ついてきてくれてありがと」
ニコッと笑う徐倫に思わず目をそらしてしまう。未だに手は繋いだままだった。
日差しが陰り提灯の明かりがなお映えてきたころ。長い道のりを越えてようやくブドウあめの屋台についた。
「ブドウあめ、一つ」
「ホントに良いの?買ってもらっちゃって」
「良いんだ。俺が買いたかったんだし」
念願のブドウあめを手に入れ機嫌が良い徐倫。
「さて、エルメェスたちの所に戻ろうか」
「徐倫ー!」
「FF!?来るのが早いねー。ってか、よくとったわね…」
「あぁ…。屋台の親父が泣いてたぜ」
「あはは。スゴいじゃん」
スーパーボールが沢山入った袋を皆で分担して持つ。
そろそろ花火も始まるし、ということで、広場へと向かう。広場は人がいないと相当な大きさなのに、人が沢山いるためか小さく見える。
「晴れたな」
「良かった良かった」
「もうすぐかな」
そんな話をしていると、花火開始のアナウンスが入る。盛大に打ち上げられた花火に回りから歓声が聞こえる。
「綺麗ね」
「徐…徐倫の方が」
「徐倫の方が綺麗だぞ」
「おだてても何にも出ないわよ」
さらっと恥ずかしい事を言ったウェザー(本人無自覚)に少し頬を染める徐倫に、FFが「そうだよー!」と後押しする。
「ウェザー…お前…」
「…?何だ?アナスイ」
「…いや…何でもない。気にしないでくれ…」
アナスイは少し、涙目になりながらウェザーをキッと睨む。ウェザーは何の事だ?と首を傾げる。
そんなやり取りがあっても花火はずっと上がっていく。
皆で花火大会。また来年も行けたら良いね。