joy!
フーゴはミスタにこっちへ来いと手招きする。
「なんだよ」
さっきまでジョルノと話していたミスタは不機嫌そうにフーゴのもとへと来る。少し嫉妬という名の怒りを覚える。怒りが隠せていないフーゴ。
「ジョルノー花火まだ?」
「あと五分ですね」
この話はジョルノに聞かせられないと、気を利かせてかジョルノの方にパタパタと走っていく。
「ミスタ、もしかしてここ、ジョルノのために調べましたね?」
「はっ!?べ…別にそんなんじゃねぇ」
「自分だけ良いとこ見せようとしたのかー!!?」
「ナランチャうるさい、黙って、喋るなら小声で!」
相変わらずうるさいナランチャを黙らせて、ミスタに問いかけるフーゴ。怒りというよりも殺気といった方が近く、隠しきれていない。ミスタはそれに気が付きビクッとした。
「何だよ…」
「yesかnoで答えてください。ジョルノの、ために、探したんですよねぇ?」
「俺は!「ミスタ!フーゴ!ナランチャ!花火が上がりましたよ」」
ミスタが何か言おうとした瞬間、ドーンッと音がしたと同時にジョルノの透き通った声がする。夜空に綺麗な色の花火が上がっていた。
「おおっ!すげぇ!綺麗だな!」
「人混みから避けて見る花火も綺麗ねぇ…」
ほうっ…と花火に見とれているトリッシュ。ドーンと一際目立つ花火が打ち上げられた。
「いまニコニコマークだったぜ!」
「そうだね」
皆で花火を見ながら楽しく話していたらいつの間にか最後のスターマインに差し掛かった。
「…今日は良い思い出になりそうね」
「あぁ」
「そうだなっ!」
するといつもはあまり笑わないジョルノがホントに楽しそうに微笑みながら
「…また皆で来ましょうね」
と言った。最後の大きな花火が上がり、この花火大会は幕をおろした。
一年に一度の花火大会は終わったけれど。俺達の恋の花火は終わりそうにない。
「なんだよ」
さっきまでジョルノと話していたミスタは不機嫌そうにフーゴのもとへと来る。少し嫉妬という名の怒りを覚える。怒りが隠せていないフーゴ。
「ジョルノー花火まだ?」
「あと五分ですね」
この話はジョルノに聞かせられないと、気を利かせてかジョルノの方にパタパタと走っていく。
「ミスタ、もしかしてここ、ジョルノのために調べましたね?」
「はっ!?べ…別にそんなんじゃねぇ」
「自分だけ良いとこ見せようとしたのかー!!?」
「ナランチャうるさい、黙って、喋るなら小声で!」
相変わらずうるさいナランチャを黙らせて、ミスタに問いかけるフーゴ。怒りというよりも殺気といった方が近く、隠しきれていない。ミスタはそれに気が付きビクッとした。
「何だよ…」
「yesかnoで答えてください。ジョルノの、ために、探したんですよねぇ?」
「俺は!「ミスタ!フーゴ!ナランチャ!花火が上がりましたよ」」
ミスタが何か言おうとした瞬間、ドーンッと音がしたと同時にジョルノの透き通った声がする。夜空に綺麗な色の花火が上がっていた。
「おおっ!すげぇ!綺麗だな!」
「人混みから避けて見る花火も綺麗ねぇ…」
ほうっ…と花火に見とれているトリッシュ。ドーンと一際目立つ花火が打ち上げられた。
「いまニコニコマークだったぜ!」
「そうだね」
皆で花火を見ながら楽しく話していたらいつの間にか最後のスターマインに差し掛かった。
「…今日は良い思い出になりそうね」
「あぁ」
「そうだなっ!」
するといつもはあまり笑わないジョルノがホントに楽しそうに微笑みながら
「…また皆で来ましょうね」
と言った。最後の大きな花火が上がり、この花火大会は幕をおろした。
一年に一度の花火大会は終わったけれど。俺達の恋の花火は終わりそうにない。