joy!
「……夏ね」
「夏だな」
「夏だね~」
ここはジョースター家、リビング。ジョナサン、ジョセフ、承太郎がお茶を飲みながら話し合っていた。すると、ガタッと音をたててジョセフが立ち上がった。
「夏だねでも、夏だなでもなぁいっ!まだ夏っぽい事してないじゃあないのっ!」
「まだ7月だし、仕方ないよ」
「そうそう」
「そうそうじゃあないわよ!!7月下旬よっ!もう何かしら計画位は立てたいわよーっ!」
ジョセフはつまり、夏なんだからどっか行きたーい!!と言うわけだ。承太郎はあきれ、ジョナサンはと言うと、
「確かに計画位は作りたいねぇ…」
「でしょでしょーっ!」
「どこがいい?」
「ハァ…やれやれだぜ…」
三人(一人はほぼ参加していない)があーだこーだいっていると、学校から帰ってきた仗助がカバンを自室に置いてきてリビングにやって来た。手には、近くの大きな公園で行われる大規模な花火大会のチラシが。
「ジョナ姉さーん!夏祭りがあるんだけど億泰たちと行っても…」
「それよ!」ガタッ
「へっ?」
なんのこっちゃ?とでも言うように仗助は首を傾ける。ジョセフは花火大会のチラシを指差したまま動かずに楽しそうな表情を浮かべた。
「それ、行くのよ!」
「ねぇさんたちも行くの?」
「今決めたわ!」
「今かよ…」
「まぁ、良いんじゃない?なんなら浴衣も出そっか」
やったぁ!と、ぴょんぴょんと跳び跳ねるジョセフは、リビングを後にするジョナサンの後ろを鼻歌混じりについていった。仗助は何だったのだろうと未だに状況が飲み込めないらしい。
「な…何だったんっスか?」
「実は…」
かくかくしかじかで、と説明した承太郎ははぁっ…とため息をついた。仗助はあぁ、そうか~と。
「いつも通りっスね」
「あぁ…多分俺も着るんだなぁ…浴衣」
「承太郎ねぇさんの浴衣見たいッス!」
「やめろ」
奥の和室からきゃっきゃとジョナサンとジョセフの声がする。承太郎はこの色が似合う!だとか、ジョセフはこの色だよね~とか。女子ならではの会話をしている。しかし、全員分の浴衣があるとは一体どういうことか。そんな大金どこからでるのか。
それは、ジョナサンたちの父親、ジョージ・ジョースターに訳がある。ジョージはイギリス貴族で、まぁいわゆる金持ちみたいな?(細かい設定を考えていなかった←)
ぞくぞくと帰ってくる姉妹たち。
するとリビングが着物独特の匂いで埋め尽くされている。
「何ですか…?これ…」
「浴衣だよ~」
「お祭り行くのよ!」
「あぁ、だからみんな浴衣の話してたのか」
ジョルノは納得、と言うようにポンと手を叩いた。ジョナサンに“せっかくだからジョルノも着たら?”と言われたので、
「じゃあお言葉に甘えて…」
と、浴衣に挑戦したのだ。すると今まで黙っていた承太郎が口を開き、爆弾を投下した。
「ってかジョナサンはディオと行くのか?」
「えっ!?どうしようか…」
「折角だからいったらどうです?」
「うーん…そうだね。皆は誰と行くの?」
『えっ』
「えっ」
起こる無言の空気。ジョナサンはなんか悪いこと言っちゃったかな…とオロオロしている。
(どどどどどうしよう!ただ遊びたいの一心だったけど、誰か誘うって誰を…!?)
そして思い出す彼、シーザー。
(だぁっー!何であのスケコマシが思い浮かぶのよー!)
「ジョセフ?」
「うぇっ!?ななな何?」
「ボーッとしてましたよ」
「ちょっと考え事してただけよ!」
「夏だな」
「夏だね~」
ここはジョースター家、リビング。ジョナサン、ジョセフ、承太郎がお茶を飲みながら話し合っていた。すると、ガタッと音をたててジョセフが立ち上がった。
「夏だねでも、夏だなでもなぁいっ!まだ夏っぽい事してないじゃあないのっ!」
「まだ7月だし、仕方ないよ」
「そうそう」
「そうそうじゃあないわよ!!7月下旬よっ!もう何かしら計画位は立てたいわよーっ!」
ジョセフはつまり、夏なんだからどっか行きたーい!!と言うわけだ。承太郎はあきれ、ジョナサンはと言うと、
「確かに計画位は作りたいねぇ…」
「でしょでしょーっ!」
「どこがいい?」
「ハァ…やれやれだぜ…」
三人(一人はほぼ参加していない)があーだこーだいっていると、学校から帰ってきた仗助がカバンを自室に置いてきてリビングにやって来た。手には、近くの大きな公園で行われる大規模な花火大会のチラシが。
「ジョナ姉さーん!夏祭りがあるんだけど億泰たちと行っても…」
「それよ!」ガタッ
「へっ?」
なんのこっちゃ?とでも言うように仗助は首を傾ける。ジョセフは花火大会のチラシを指差したまま動かずに楽しそうな表情を浮かべた。
「それ、行くのよ!」
「ねぇさんたちも行くの?」
「今決めたわ!」
「今かよ…」
「まぁ、良いんじゃない?なんなら浴衣も出そっか」
やったぁ!と、ぴょんぴょんと跳び跳ねるジョセフは、リビングを後にするジョナサンの後ろを鼻歌混じりについていった。仗助は何だったのだろうと未だに状況が飲み込めないらしい。
「な…何だったんっスか?」
「実は…」
かくかくしかじかで、と説明した承太郎ははぁっ…とため息をついた。仗助はあぁ、そうか~と。
「いつも通りっスね」
「あぁ…多分俺も着るんだなぁ…浴衣」
「承太郎ねぇさんの浴衣見たいッス!」
「やめろ」
奥の和室からきゃっきゃとジョナサンとジョセフの声がする。承太郎はこの色が似合う!だとか、ジョセフはこの色だよね~とか。女子ならではの会話をしている。しかし、全員分の浴衣があるとは一体どういうことか。そんな大金どこからでるのか。
それは、ジョナサンたちの父親、ジョージ・ジョースターに訳がある。ジョージはイギリス貴族で、まぁいわゆる金持ちみたいな?(細かい設定を考えていなかった←)
ぞくぞくと帰ってくる姉妹たち。
するとリビングが着物独特の匂いで埋め尽くされている。
「何ですか…?これ…」
「浴衣だよ~」
「お祭り行くのよ!」
「あぁ、だからみんな浴衣の話してたのか」
ジョルノは納得、と言うようにポンと手を叩いた。ジョナサンに“せっかくだからジョルノも着たら?”と言われたので、
「じゃあお言葉に甘えて…」
と、浴衣に挑戦したのだ。すると今まで黙っていた承太郎が口を開き、爆弾を投下した。
「ってかジョナサンはディオと行くのか?」
「えっ!?どうしようか…」
「折角だからいったらどうです?」
「うーん…そうだね。皆は誰と行くの?」
『えっ』
「えっ」
起こる無言の空気。ジョナサンはなんか悪いこと言っちゃったかな…とオロオロしている。
(どどどどどうしよう!ただ遊びたいの一心だったけど、誰か誘うって誰を…!?)
そして思い出す彼、シーザー。
(だぁっー!何であのスケコマシが思い浮かぶのよー!)
「ジョセフ?」
「うぇっ!?ななな何?」
「ボーッとしてましたよ」
「ちょっと考え事してただけよ!」