joy!2

「で、連れてきたのはいいんだがお前らは本当に大人しくすんのかよ」

生中を飲みながらプロシュートが問う。

「俺はするがメローネはしらん」
「おっ、俺も大人しくしてます!」
「嫌でも大人しくしてる」
「ねぇねぇそこの君さ!俺とちょっと暇つぶししない?」
「メローネ……強制送還するぞ」
「おぉ、怖い怖い」

とぼけるようにメローネが言う。きちんと座り直してジュースを飲み干した。

「ジョルノまだかなーまだかなー」
「うるせぇこいつ」
「コーラでもかけてやろうか……」
「やめとけ。コーラがもったいないし掃除が大変だろ」
「リーダーとホルマジオって来るの?」
「あー、来るんじゃね?」
「おいこら、責任者しっかりしやがれ」

意外にしっかりしていないプロシュートである。
なんやかんやでジョルノがバイトから上がる。

「全く、旅行だったのにバイトとは……」
「お疲れぇ!ジョルノ俺と岩陰に行こうか」
「そぉい!」

メローネがジョルノに危ないことをいうが、イルーゾォがメローネを海へとダイブさせる。ドボンといい音がした。

「あぶねー……」
「しょっぱい!海しょっぱい!!!」
「あ、ペッシあいつ引き上げといてくれ」
「へ、あ!はい!」

ペッシはギャーギャー騒いでいるメローネを引き上げる。ゲホゲホと咳き込むメローネ。

「殺す気か!!」
「チッ……」
「舌打ちやめて!?」
「そうだ、なんか今からバーベキューするらしいんできますか?」
『行く』
「あっはい(即答……)」

ケータイに連絡があったらしくジョルノは皆に声をかけると口を揃えて言う。やっぱり仲いいのかなぁと思いながら、ジョルノは皆を案内した。
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