joy!2
「良かった!君がいてくれて本当に良かった……」
「何ソレ?愛の告白?」
「ちっちが……!今はそんなこと言ってる場合じゃあないんだ!」
「また邪魔をするのかジャイロ・ツェペリ!」
ジャイロに威嚇をするディエゴ。ジャイロはまたか……飽きないやつだよなぁと心の中でため息をついた。
「お前さんたち仲いいねぇ」
「バカ言わないで」
「当たり前だろ、将来を誓った仲だ!」
真顔で答えるジョニィとディエゴ。ただし温度差が違う。
「寝言は寝て言え!!」
「ねっ!?寝言じゃない!」
「まぁまぁ、どのみちジョニィはお前のじゃねーっての」
「はぁぁ!?ジャイロのでもない!」
「いや、ジャイロよりだよ」
「!?」
バッサリと言い放ったジョニィはディエゴをキッと睨み付ける。軽く固まっているディエゴを無視してジョニィはジャイロに言う。
「ねぇジャイロ、僕疲れたからパラソルまで運んでってよ」
「なんで走ったんだよ、お前さんは……」
「ディエゴがいきなり来たんだもん。そりゃ逃げるよ」
「全く……ほら」
「えっ?!」
ジャイロがしたのはお姫さまだっこであった。
「おんぶじゃないの!?」
「この方が運びやすいだろ?」
「そ、そうはいっても……」
「大人しくだかれてりゃいーの」
ニョホホと独特の笑い方をしたジャイロが何となくかっこよくて思わず目を逸らしてしまう。
「んーどうしたんだ?ジョニィ?」
「な、何でもない!早く屋根の下行きたい」
「そうか、なら早くしないとなー。後ろから追っかけて来るしな」
「ジャイロ・ツェペリ~!!」
後ろから凄い形相で追いかけて来るディエゴ。その姿にジョニィはドン引きだった。
「何あれ気持ち悪ッ!」
「お前さんも酷いよな……事実だけど」
「ジョニィをこっちに寄越せ!!」
「だれが君のところなんか行くもんか!」
べーっと舌を出したジョニィ。しかしそんなにダメージは無いみたいだ。
なんやかんや言ってやっとパラソルについた。
「はーい、到着」
「ジャイロ、ありがと」
「ジョニィ!」
「ディエゴ……君ってやつはなんで追いかけてくるのさ!」
「ジョニィと一緒にいたいから」
「あっそ……はぁ」
深くため息をついたジョニィの前にディエゴが出したのはカキ氷であった。
「これ食って元気出せよ」
「ため息をついたのは君のせいだけど……ありがと」
たまには気が利くんだから、とジョニィはたまにディエゴを見直すときがある。普段の行いでプラマイゼロになるが。
「そーいえばジョニィ。水着可愛いな」
「当たり前でしょ。僕だよ?」
「胸がないけどな……あっ待てジョニィ!」
「許さない」
胸の話をした瞬間ジョニィはキレてディエゴを叩いた。いや、殴ったの方がいいかもしれない。
「まぁまぁ、ジョニィも落ち着け」
「君がッ泣くまで殴るのをやめないッ!」
「タイム!タイム!」
とはいえ女子の殴りなので地味に痛いだけである。
「気は済んだか?」
「うん。結構前にね。さっきのは今までの分」
ニコリとえげつないことを言うジョニィ。
「え」
「ま、ディエゴ、カキ氷ありがと」
「ジョニィー俺にも一口分けてくれよ」
「いいよ?」
硬直しているディエゴの前でカキ氷がシャクっといい音を立てた。
「何ソレ?愛の告白?」
「ちっちが……!今はそんなこと言ってる場合じゃあないんだ!」
「また邪魔をするのかジャイロ・ツェペリ!」
ジャイロに威嚇をするディエゴ。ジャイロはまたか……飽きないやつだよなぁと心の中でため息をついた。
「お前さんたち仲いいねぇ」
「バカ言わないで」
「当たり前だろ、将来を誓った仲だ!」
真顔で答えるジョニィとディエゴ。ただし温度差が違う。
「寝言は寝て言え!!」
「ねっ!?寝言じゃない!」
「まぁまぁ、どのみちジョニィはお前のじゃねーっての」
「はぁぁ!?ジャイロのでもない!」
「いや、ジャイロよりだよ」
「!?」
バッサリと言い放ったジョニィはディエゴをキッと睨み付ける。軽く固まっているディエゴを無視してジョニィはジャイロに言う。
「ねぇジャイロ、僕疲れたからパラソルまで運んでってよ」
「なんで走ったんだよ、お前さんは……」
「ディエゴがいきなり来たんだもん。そりゃ逃げるよ」
「全く……ほら」
「えっ?!」
ジャイロがしたのはお姫さまだっこであった。
「おんぶじゃないの!?」
「この方が運びやすいだろ?」
「そ、そうはいっても……」
「大人しくだかれてりゃいーの」
ニョホホと独特の笑い方をしたジャイロが何となくかっこよくて思わず目を逸らしてしまう。
「んーどうしたんだ?ジョニィ?」
「な、何でもない!早く屋根の下行きたい」
「そうか、なら早くしないとなー。後ろから追っかけて来るしな」
「ジャイロ・ツェペリ~!!」
後ろから凄い形相で追いかけて来るディエゴ。その姿にジョニィはドン引きだった。
「何あれ気持ち悪ッ!」
「お前さんも酷いよな……事実だけど」
「ジョニィをこっちに寄越せ!!」
「だれが君のところなんか行くもんか!」
べーっと舌を出したジョニィ。しかしそんなにダメージは無いみたいだ。
なんやかんや言ってやっとパラソルについた。
「はーい、到着」
「ジャイロ、ありがと」
「ジョニィ!」
「ディエゴ……君ってやつはなんで追いかけてくるのさ!」
「ジョニィと一緒にいたいから」
「あっそ……はぁ」
深くため息をついたジョニィの前にディエゴが出したのはカキ氷であった。
「これ食って元気出せよ」
「ため息をついたのは君のせいだけど……ありがと」
たまには気が利くんだから、とジョニィはたまにディエゴを見直すときがある。普段の行いでプラマイゼロになるが。
「そーいえばジョニィ。水着可愛いな」
「当たり前でしょ。僕だよ?」
「胸がないけどな……あっ待てジョニィ!」
「許さない」
胸の話をした瞬間ジョニィはキレてディエゴを叩いた。いや、殴ったの方がいいかもしれない。
「まぁまぁ、ジョニィも落ち着け」
「君がッ泣くまで殴るのをやめないッ!」
「タイム!タイム!」
とはいえ女子の殴りなので地味に痛いだけである。
「気は済んだか?」
「うん。結構前にね。さっきのは今までの分」
ニコリとえげつないことを言うジョニィ。
「え」
「ま、ディエゴ、カキ氷ありがと」
「ジョニィー俺にも一口分けてくれよ」
「いいよ?」
硬直しているディエゴの前でカキ氷がシャクっといい音を立てた。