joy!2

゚・*:.。.シージョセ.。.:*・゜

シーザーと並んで歩いているジョセフは未だに悔しがっていた。

「むー……」
「また次負けなければいいだろ」
「でもさ!」
「はいはい。悔しいのは分かったから」

シーザーが頭をポンポンと撫でるとジョセフは大人しくなる。本当に犬のようだ。

「いらっしゃい」
「焼きそば4つ」
「あ!一つはソースたっぷりで!」
「お前のか?」
「違うわよ、仗助のっ!ソースたっぷりなんて太っちゃう」

ソースたっぷりが美味しいんだけどねーと、残念そうにするジョセフ。
、普通も美味しいからね!とすぐにいつもの笑顔に戻った。

「妹思いなんだな」
「まっ!負けたから仕方なくよん!頼まれただけなンだから」
「いい姉じゃあないか」
「ふふん、私が優しいのは当然よ、当然!」
「その言葉がなければどんなに淑女だったか……」

買った焼きそばをシーザーが持って二人は仗助の元へ向かった。

「次にシーザーは『でもその言葉があるからジョセフなんだが』と言う!」
「でもその言葉があるからジョセフなんだが……はっ!」
「ふふっありがと、シーザーちゃん。さ、早く行かないと仗助達がうるさいわよ!」

してやったり顔でシーザーに笑いかけるジョセフを真夏の太陽が照らしていた。

.*・゚ .゚・*.
第一弾序盤シージョセでした!ジョセフの特技炸裂。
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