恋する動詞
「わぁ懐かしいなぁ……百年ぶりの体だよー」
「こっちは首だけなんだが?」
「僕だって首だけだったんだけど?」
「だって肉体が欲しかったんだもん」
「もんとかつけても可愛くないしファッションセンスがありえない。服着て」
「な、なぁ…怒ってる?怒ってるだろ、怒ってるだろジョジョ」
「怒ってない、怒ってないよDIO。ところでスーツはあるかい、この服やだよ」
「お前わがままになったな」
「DIOの血が混ざっちゃったんだよ」
「おい」
「にしても変な気分だなぁ。首のあたりがズキズキする」
「もう自分一人の体じゃないからな」
「その言い方やめて」
「それより早く返せ。首だけじゃ何もできない」
「それはこっちのセリフだよ……返せとは言わないけどさ、その、もっと別のことに使ってくれよ。世界征服とかじゃあなくて」
「やだ」
「まぁそうだろうとは思ったけどさ」
「なにはともあれ早く返せ。首が疼いて仕方ない」
「はぁ……DIOは変わらないね。やっぱり自分勝手だ」
「失礼な。ちゃんとお前に気を配っているだろうが、そうでもなきゃ体なんて返さないぞ!」
「そうなんだけどさ。やっぱり自分勝手だ」
─そんなところにも心が疼くのです─
「こっちは首だけなんだが?」
「僕だって首だけだったんだけど?」
「だって肉体が欲しかったんだもん」
「もんとかつけても可愛くないしファッションセンスがありえない。服着て」
「な、なぁ…怒ってる?怒ってるだろ、怒ってるだろジョジョ」
「怒ってない、怒ってないよDIO。ところでスーツはあるかい、この服やだよ」
「お前わがままになったな」
「DIOの血が混ざっちゃったんだよ」
「おい」
「にしても変な気分だなぁ。首のあたりがズキズキする」
「もう自分一人の体じゃないからな」
「その言い方やめて」
「それより早く返せ。首だけじゃ何もできない」
「それはこっちのセリフだよ……返せとは言わないけどさ、その、もっと別のことに使ってくれよ。世界征服とかじゃあなくて」
「やだ」
「まぁそうだろうとは思ったけどさ」
「なにはともあれ早く返せ。首が疼いて仕方ない」
「はぁ……DIOは変わらないね。やっぱり自分勝手だ」
「失礼な。ちゃんとお前に気を配っているだろうが、そうでもなきゃ体なんて返さないぞ!」
「そうなんだけどさ。やっぱり自分勝手だ」
─そんなところにも心が疼くのです─