恋する動詞
元々、地位と名誉が欲しかった。あんな親の元で育ったわけだし、金持ちの甘ったれたあいつをどん底まで落として自分が全てを手に入れようと考えた。それが今はどうだろう。道を間違えたのか、奇妙な罪悪感に苛まれた。
「ディオ?」
「あぁ、ジョジョに関係ない」
関係あるのだがどうしても意地を張りたくなる。今までしてきたことがしてきたことだ。どんなに痛めつけてもめげないでいるそんなアイツに前まで嫌悪しか感じなかったのに今はなぜか、好きだと思うようになったのだった。
「そう?なんか悩んでるみたいだから」
「お前には関係ないから気にするな」
「あ、ごめんよ……」
違う、そんな表情がみたかった訳じゃあないんだ。心配かけさせたくなかっただけなんだ。
「じゃあディオ、紅茶とかいるかな」
「なんでそうなったんだ」
「もっとお話がしたくって」
ニコニコしながら提案するジョジョはいつもの嫌がらせなぞ気にしていない様子である。前だったらイライラしていたであろう。だが今日は、不思議と気分がいい。
「しょうがないな、付き合ってやろう」
.*・゚最近は貴方の笑顔を求めるのです.゚・*.
「ディオ?」
「あぁ、ジョジョに関係ない」
関係あるのだがどうしても意地を張りたくなる。今までしてきたことがしてきたことだ。どんなに痛めつけてもめげないでいるそんなアイツに前まで嫌悪しか感じなかったのに今はなぜか、好きだと思うようになったのだった。
「そう?なんか悩んでるみたいだから」
「お前には関係ないから気にするな」
「あ、ごめんよ……」
違う、そんな表情がみたかった訳じゃあないんだ。心配かけさせたくなかっただけなんだ。
「じゃあディオ、紅茶とかいるかな」
「なんでそうなったんだ」
「もっとお話がしたくって」
ニコニコしながら提案するジョジョはいつもの嫌がらせなぞ気にしていない様子である。前だったらイライラしていたであろう。だが今日は、不思議と気分がいい。
「しょうがないな、付き合ってやろう」
.*・゚最近は貴方の笑顔を求めるのです.゚・*.