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無駄親子と学ぶジャッポーネ文化(10月)
「お菓子よこしてください」
「WRY!?突然の暴力はよせ初流乃……」
「そういうイベントなんですよ」
「初流乃様……それはまた別のイベント事かと……」
「ジャッポーネではコスプレをして街を歩きお菓子を食べる行事だと聞きましたが」
「そんな行事が?」
「ハロウィンですよハロウィン」
「ハロウィンのことか!そんな行事ではないぞ!?」
「確か悪霊から身を守るため、でしたか」
「うむ、収穫祭という説もあるな」
「そうなんですね」
「ところでジョルノ様、それはなんのコスプレでしょうか」
「おや、2人には大変馴染みあるコスプレにしたのですが」
「無性にロードローラーをぶん投げたくなる不良のコスプレだな!」
「私も何故か右でもなく左でもなくオラオラされるような気がします」
「というわけでお菓子をくださいオラァ!」
「やめろ!ちょっ、父親に対してオラオラしようとするな!初流乃!おま、無駄無駄だろう!ちょっ、ヴァニラ!ヴァニラ・アイスー!!」
「お呼びでしょうか」
「パンプキンパイを持ってこい!!!」
「かしこまりました……」
「え、用意してるんですか?」
「はー、はー……!死ぬかと思った……」
「でもパードレ不死身でしょう?」
「いや、そうだけど痛いものは痛いし……」
「それはさておき用意してるんですか」
「あ、あ、当たり前だろうが……我が息子が遊びに来ると知って用意しない訳にはいかないだろう」
「パードレ……」
「ふふふ……ちょうどマライアが焼いたらしくてな。貰っ」
「それじゃあパードレにイタズラできないじゃあないですか……チッ」
「初流乃!?そういうのよくないと思うぞ!しかも舌打ちまで!」
「でもパンプキンパイはください。食べるので」
「最近このDIOに対して冷たくないか?なぁテレンス」
「反抗期……だと思います」
「そうか……成長の証だな!」
「ソーデスネ」
「パンプキンパイ楽しみですねー」
「初流乃さま……どうぞ」
「ありがとうございます、ヴァニラ・アイス」
「ジョルノ様!!」
「どうかしましたかシーラE」
「あ、あの、あのここここれを!」
「これは……クッキーですね」
「は、はい!今日はハロウィンですから……」
「そうですね。可愛い黒猫の衣装ですね」
「え!あ、ありがとう、ございます……!えへへへ……」
「それで、クッキーは……」
「はい!ハロウィンはお菓子を渡す日というわけで、わ、私も……と、思って……つ、作りました!食べていただきたくて……!大丈夫です、毒味もさせています!」
「そうでしたか、ありがとう。紅茶と一緒に食べましょう」
「は、はい!」
「ところで、ハロウィンは衣装を着た人がお菓子を貰うんじゃあないかな?」
「あ……ええと」
「それじゃあ、可愛い黒猫にお菓子をあげないとですね」
「え!?いやいやジョルノ様から物を貰うなんて滅相もないです!!」
「ハロウィンですから、便乗したまでですから。貰えるものは全て貰っておくべきですよ」
「え、えーと、でも」
「ね」
「ジョルノ様が……そう仰るなら!」
「じゃあ行きましょうか」
「はい!」
「フーゴ何してんのお前。床で寝て珍しい」
「僕がたまに床で寝てるみたいな言い方やめてくれ……うっ」
「なに、ホントどうした訳!?敵か!?」
「違う……いや違わないような違うような……」
「どういうことだよ!」
「シーラEが……」
「シーラEが?」
「出会い頭に突然クッキーを口の中に突っ込んで来て……」
「クッキー?」
「わけも分からないまま食べさせられた上に……感想を求められた……いらないと言っても食べさせられた……1年分のクッキーを食べさせられた……」
「シーラEが?なんだそりゃ……」
「僕にも全然分からない……なんだったんだ……うぇ……もうクッキーがトラウマになりそうだ……」
「そりゃあ……災難だったな。コーヒーでも飲むか?」
「口直しに貰う……」
「お菓子よこしてください」
「WRY!?突然の暴力はよせ初流乃……」
「そういうイベントなんですよ」
「初流乃様……それはまた別のイベント事かと……」
「ジャッポーネではコスプレをして街を歩きお菓子を食べる行事だと聞きましたが」
「そんな行事が?」
「ハロウィンですよハロウィン」
「ハロウィンのことか!そんな行事ではないぞ!?」
「確か悪霊から身を守るため、でしたか」
「うむ、収穫祭という説もあるな」
「そうなんですね」
「ところでジョルノ様、それはなんのコスプレでしょうか」
「おや、2人には大変馴染みあるコスプレにしたのですが」
「無性にロードローラーをぶん投げたくなる不良のコスプレだな!」
「私も何故か右でもなく左でもなくオラオラされるような気がします」
「というわけでお菓子をくださいオラァ!」
「やめろ!ちょっ、父親に対してオラオラしようとするな!初流乃!おま、無駄無駄だろう!ちょっ、ヴァニラ!ヴァニラ・アイスー!!」
「お呼びでしょうか」
「パンプキンパイを持ってこい!!!」
「かしこまりました……」
「え、用意してるんですか?」
「はー、はー……!死ぬかと思った……」
「でもパードレ不死身でしょう?」
「いや、そうだけど痛いものは痛いし……」
「それはさておき用意してるんですか」
「あ、あ、当たり前だろうが……我が息子が遊びに来ると知って用意しない訳にはいかないだろう」
「パードレ……」
「ふふふ……ちょうどマライアが焼いたらしくてな。貰っ」
「それじゃあパードレにイタズラできないじゃあないですか……チッ」
「初流乃!?そういうのよくないと思うぞ!しかも舌打ちまで!」
「でもパンプキンパイはください。食べるので」
「最近このDIOに対して冷たくないか?なぁテレンス」
「反抗期……だと思います」
「そうか……成長の証だな!」
「ソーデスネ」
「パンプキンパイ楽しみですねー」
「初流乃さま……どうぞ」
「ありがとうございます、ヴァニラ・アイス」
「ジョルノ様!!」
「どうかしましたかシーラE」
「あ、あの、あのここここれを!」
「これは……クッキーですね」
「は、はい!今日はハロウィンですから……」
「そうですね。可愛い黒猫の衣装ですね」
「え!あ、ありがとう、ございます……!えへへへ……」
「それで、クッキーは……」
「はい!ハロウィンはお菓子を渡す日というわけで、わ、私も……と、思って……つ、作りました!食べていただきたくて……!大丈夫です、毒味もさせています!」
「そうでしたか、ありがとう。紅茶と一緒に食べましょう」
「は、はい!」
「ところで、ハロウィンは衣装を着た人がお菓子を貰うんじゃあないかな?」
「あ……ええと」
「それじゃあ、可愛い黒猫にお菓子をあげないとですね」
「え!?いやいやジョルノ様から物を貰うなんて滅相もないです!!」
「ハロウィンですから、便乗したまでですから。貰えるものは全て貰っておくべきですよ」
「え、えーと、でも」
「ね」
「ジョルノ様が……そう仰るなら!」
「じゃあ行きましょうか」
「はい!」
「フーゴ何してんのお前。床で寝て珍しい」
「僕がたまに床で寝てるみたいな言い方やめてくれ……うっ」
「なに、ホントどうした訳!?敵か!?」
「違う……いや違わないような違うような……」
「どういうことだよ!」
「シーラEが……」
「シーラEが?」
「出会い頭に突然クッキーを口の中に突っ込んで来て……」
「クッキー?」
「わけも分からないまま食べさせられた上に……感想を求められた……いらないと言っても食べさせられた……1年分のクッキーを食べさせられた……」
「シーラEが?なんだそりゃ……」
「僕にも全然分からない……なんだったんだ……うぇ……もうクッキーがトラウマになりそうだ……」
「そりゃあ……災難だったな。コーヒーでも飲むか?」
「口直しに貰う……」