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無駄親子と学ぶジャッポーネ文化【4月】
「ぶぇっくしぃ!」
「DIO様汚いです」
「汚いとはなんだテレンス……それではこのDIOが汚いみたいではないか。春先はいつもこうなのだ……」
「まあ花粉症の人には辛い時期ですが」
「世界を手にするこのDIOでも自然の花粉には勝てな……ぶえっくしょい!」
「DIO様……花粉症の薬です……」
「よくやったぞヴァニラ・アイス」
「恐悦至極」
「(ヴァニラも傘を差すのか……)全く、花粉が嫌なら来なければいいでしょう……傘を差している私の身にもなってください」
「こればかりは仕方あるまい……初流乃に楽しそうに言われてしまっては……」
(いや……『日差しの下だからパードレは来なくても大丈夫ですよ』とか言われて凹んでましたよね)
「とにかく初流乃が喜ぶなら……これしきの花粉と日差し……へっくしょい!」
「パードレ大丈夫ですか。はいティッシュ」
「うむ……さすが我が息子」
「もぐもぐ」
「既に食べてる!?早いですね……初流乃様」
「エンヤ婆が五平餅、というのを焼いてくれたのです。中々美味しいですよ。テレンスもいかがですか」
「私はDIO様の介護……お世話で忙しいので」
「今介護って」
「言ってません幻聴です。左手に傘、右手にティッシュでおちおちポケモンGOも出来ないんですよ私は。私の身にもなってください」
「このDIOよりもポケモンGOを優先するとは偉くなったなテレンスぅ……?」
「……コホン。とにかく、そういうことなのでありがたいですが遠慮しておきますね初流乃様」
「それなら僕が食べさせてあげましょうか」
「は?」
「どうぞ」
「いえ、その……遠慮しておきます(うわ!DIO様目怖っ!怖っ!)」
「初流乃の好意を無駄にするのかテレンス……」
「でも食べたら食べたで機嫌悪くなるでしょう!?」
「当たり前だ!このDIOを差し置いて初流乃から五平餅をあーんしてもらうとは何事だ貴様!」
「あ、パードレ突然立ち上がったら」
「うわ眩しっぎゃああああこのDIOがああああ」
「言わんこっちゃない塵に還りますよ」
「もっと危機感のある言い方してくれないか初流乃!?ええい!初流乃このDIOにも五平餅をくれ!」
「どうぞ」
「なぜテレンスにはあーんなのに、私には手渡しなのだ」
「両手がふさがってないからです」
「片手塵に還ったんだが」
「すぐ戻るでしょう多分。食べないんですか?」
「……食べる」
「どうぞ」
「美味い!」
「それは何よりですね。エンヤ婆も喜びます。僕、皆さんと食べてくるんで」
「行ってらっしゃいませ」
「は、初流乃、私も……」
「パードレは座っててください、めんど、いえ日差しが強いので」
「そ、そうか」
(今面倒って)
「僕が持ってきますから。何食べたいですか」
「生き血……」
「あるわけないだろ何言ってるんですか?」
「ひぇっ、は、初流乃、そういう言葉遣いを親にするのは間違ってると思う……じゃ、じゃあワイン!ワイン取ってきてくれ!赤いの!」
「……分かりました。動かずに待っていてくださいね」
「うむ……」
(本当に介護してるみたいですね……)
「何か言いたそうだなテレンス」
「滅相もございません」
「全く、そんなに花粉と日光が嫌ならケニーに幻影を作って貰えば良かったでしょう」
「あ」
「思いつかなかったんですね」
「私は提案しましたよDIO様」
「ぬうう!」
「どうぞ」
「うむ」
「テレンスもどうぞ」
「ありがとうございます初流乃様」
「気遣いができる我が息子さすが……ぶえっくしょい!!」
「うわ汚いですねパードレ」
「その言い方は刺さるぞ初流乃ぉ……」
「すみませんついうっかり」
「そうだ初流乃、なんかこうお前のスタントでこう、抗体を作ってこう花粉症に効く薬か何か作れないか?!」
「あー……1度作ってみたのですが」
「作ったんですか。相変わらずなんでもありですね」
「おお!それならこのDIOにも」
「パードレ吸血鬼だから効くのかな……花粉症ってアレルギーですから」
「とにかく何かないか!!」
「ヴァニラから貰ってたじゃあないですか。花粉症の薬」
「そうなんだが……はっくしょい!」
「大変ですね」
「初流乃は大丈夫なのか?」
「僕は大丈夫です」
「羨ましい……なあ、初流乃の力で抗ヒスタミン薬とか作れないのか?」
「僕のスタンドは医者でも薬剤師でもないんですけど」
「ぐぬぬ……」
「ぶぇっくしぃ!」
「DIO様汚いです」
「汚いとはなんだテレンス……それではこのDIOが汚いみたいではないか。春先はいつもこうなのだ……」
「まあ花粉症の人には辛い時期ですが」
「世界を手にするこのDIOでも自然の花粉には勝てな……ぶえっくしょい!」
「DIO様……花粉症の薬です……」
「よくやったぞヴァニラ・アイス」
「恐悦至極」
「(ヴァニラも傘を差すのか……)全く、花粉が嫌なら来なければいいでしょう……傘を差している私の身にもなってください」
「こればかりは仕方あるまい……初流乃に楽しそうに言われてしまっては……」
(いや……『日差しの下だからパードレは来なくても大丈夫ですよ』とか言われて凹んでましたよね)
「とにかく初流乃が喜ぶなら……これしきの花粉と日差し……へっくしょい!」
「パードレ大丈夫ですか。はいティッシュ」
「うむ……さすが我が息子」
「もぐもぐ」
「既に食べてる!?早いですね……初流乃様」
「エンヤ婆が五平餅、というのを焼いてくれたのです。中々美味しいですよ。テレンスもいかがですか」
「私はDIO様の介護……お世話で忙しいので」
「今介護って」
「言ってません幻聴です。左手に傘、右手にティッシュでおちおちポケモンGOも出来ないんですよ私は。私の身にもなってください」
「このDIOよりもポケモンGOを優先するとは偉くなったなテレンスぅ……?」
「……コホン。とにかく、そういうことなのでありがたいですが遠慮しておきますね初流乃様」
「それなら僕が食べさせてあげましょうか」
「は?」
「どうぞ」
「いえ、その……遠慮しておきます(うわ!DIO様目怖っ!怖っ!)」
「初流乃の好意を無駄にするのかテレンス……」
「でも食べたら食べたで機嫌悪くなるでしょう!?」
「当たり前だ!このDIOを差し置いて初流乃から五平餅をあーんしてもらうとは何事だ貴様!」
「あ、パードレ突然立ち上がったら」
「うわ眩しっぎゃああああこのDIOがああああ」
「言わんこっちゃない塵に還りますよ」
「もっと危機感のある言い方してくれないか初流乃!?ええい!初流乃このDIOにも五平餅をくれ!」
「どうぞ」
「なぜテレンスにはあーんなのに、私には手渡しなのだ」
「両手がふさがってないからです」
「片手塵に還ったんだが」
「すぐ戻るでしょう多分。食べないんですか?」
「……食べる」
「どうぞ」
「美味い!」
「それは何よりですね。エンヤ婆も喜びます。僕、皆さんと食べてくるんで」
「行ってらっしゃいませ」
「は、初流乃、私も……」
「パードレは座っててください、めんど、いえ日差しが強いので」
「そ、そうか」
(今面倒って)
「僕が持ってきますから。何食べたいですか」
「生き血……」
「あるわけないだろ何言ってるんですか?」
「ひぇっ、は、初流乃、そういう言葉遣いを親にするのは間違ってると思う……じゃ、じゃあワイン!ワイン取ってきてくれ!赤いの!」
「……分かりました。動かずに待っていてくださいね」
「うむ……」
(本当に介護してるみたいですね……)
「何か言いたそうだなテレンス」
「滅相もございません」
「全く、そんなに花粉と日光が嫌ならケニーに幻影を作って貰えば良かったでしょう」
「あ」
「思いつかなかったんですね」
「私は提案しましたよDIO様」
「ぬうう!」
「どうぞ」
「うむ」
「テレンスもどうぞ」
「ありがとうございます初流乃様」
「気遣いができる我が息子さすが……ぶえっくしょい!!」
「うわ汚いですねパードレ」
「その言い方は刺さるぞ初流乃ぉ……」
「すみませんついうっかり」
「そうだ初流乃、なんかこうお前のスタントでこう、抗体を作ってこう花粉症に効く薬か何か作れないか?!」
「あー……1度作ってみたのですが」
「作ったんですか。相変わらずなんでもありですね」
「おお!それならこのDIOにも」
「パードレ吸血鬼だから効くのかな……花粉症ってアレルギーですから」
「とにかく何かないか!!」
「ヴァニラから貰ってたじゃあないですか。花粉症の薬」
「そうなんだが……はっくしょい!」
「大変ですね」
「初流乃は大丈夫なのか?」
「僕は大丈夫です」
「羨ましい……なあ、初流乃の力で抗ヒスタミン薬とか作れないのか?」
「僕のスタンドは医者でも薬剤師でもないんですけど」
「ぐぬぬ……」