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無駄親子と学ぶ(?)ジャッポーネ文化【6月】
「ミスタ」
「んー?どうかしたか?」
「6月じゃないですか」
「そうだな。天気もいいし観光客も増えるわな」
「ジャッポーネは梅雨何ですけれども」
「梅雨?」
「雨季の1種ですよ。……それはいいとして、ジャッポーネには父の日というのがありますが」
「父の日?3月にやったろ」
※イタリアでは父の日は3月19日だそうです(google調べ)
「日本ではアメリカ文化を踏襲してるので6月にやるんですよ」
「ふーん。相変わらずなんでも知ってんな」
「どうも。……で、パードレに何か送りたいんですけれど、何がいいでしょう」
「何がいいって……そりゃあお前。花とか、ゼッポレとか……手紙?」
「花……手紙……なるほど、そうですね。ありがとうございます。今から選びに行きましょう。ついてきてください」
「はいはい」
────
「DIO様」
「どうしたテレンス……」
「初流乃様からお届けものでございます」
「何……?早くもってこい!」
「はい……ですが来てもらった方が早いかと」
「何だと……?」
「え、な、何だこれは。ヴァニラ・アイス、テレンス、何だこれは」
「全て花です」
「花ァ!?いや、凄い量ではないか!」
「4tトラック1台分の造花です」
「一応全て下ろしたのですが……すごい量で」
「初流乃……お前は限度というものを知らないのか……!?」
「(あんたもだよ)あ、それと……こちらも入っておりました」
「む……?手紙?」
『親愛なるパードレへ
お元気ですか。テレンスさんやヴァニラ・アイス達に迷惑をかけていませんか?エジプトの天気はどうですか。こっちは過ごしやすくて最近は観光客も多くいます。スピードワゴン財団からの追求も減ってきて大分落ち着いてきました。
さて、この手紙が届いているということは花も届いていると思います。ジャッポーネでは6月に父の日をやるようなので僕もそれに習って送ってみました。本当はトラック4台分にしようと思ったのですが、ミスタに4は縁起が悪いし多すぎると言われて仕方なく1台分にしました。気に入ってくれましたか?近いうちにエジプトへまた行きます。どうぞお元気で。ワインを飲み過ぎないように気をつけてくださいね
ジョルノ・ジョバァーナ
追伸:テレンスさん達に無茶振りしないように』
「は、初流乃……」
「初流乃様……」
「私は本当に誇らしい……こんなにも優秀な息子がいることに……」
「だとしてもこの造花どうするんですか」
「庭に飾ろう。それから屋敷中の花瓶にもだ」
「かしこまりました」
「それから……」
────
「喜んでくれたでしょうか?」
「まぁ、息子からプレゼントを貰って嫌がるやつはそう居ないだろうよ……(止めてよかった……1台分も相当だけど……)」
「そうでしょうか」
「ジョジョ、贈り物です。差し出し人は……エジプトの……DIO?」
「あぁ、ここへ」
「何だこれ」
「さぁ……開けてみますか。……!これは、」
「プリン?」
「いや、でかくねぇ?デカすぎねぇ?」
「バケツプリンというやつですね。でもそれでも大きすぎませんか?……あ、手紙もついてますよ」
『親愛なる初流乃へ
父の日のプレゼントありがとう。なのでプレゼントを用意した。初流乃はプリンが好きだったろう。有難くもらってくれ
DIO』
「パードレ……」
「いい父親だな」
「ええ、そうですね。また遊びに行きましょうか。一緒に来ますか?」
「お前父親なら1度見てみたい気もするがな」
「ミスタ」
「んー?どうかしたか?」
「6月じゃないですか」
「そうだな。天気もいいし観光客も増えるわな」
「ジャッポーネは梅雨何ですけれども」
「梅雨?」
「雨季の1種ですよ。……それはいいとして、ジャッポーネには父の日というのがありますが」
「父の日?3月にやったろ」
※イタリアでは父の日は3月19日だそうです(google調べ)
「日本ではアメリカ文化を踏襲してるので6月にやるんですよ」
「ふーん。相変わらずなんでも知ってんな」
「どうも。……で、パードレに何か送りたいんですけれど、何がいいでしょう」
「何がいいって……そりゃあお前。花とか、ゼッポレとか……手紙?」
「花……手紙……なるほど、そうですね。ありがとうございます。今から選びに行きましょう。ついてきてください」
「はいはい」
────
「DIO様」
「どうしたテレンス……」
「初流乃様からお届けものでございます」
「何……?早くもってこい!」
「はい……ですが来てもらった方が早いかと」
「何だと……?」
「え、な、何だこれは。ヴァニラ・アイス、テレンス、何だこれは」
「全て花です」
「花ァ!?いや、凄い量ではないか!」
「4tトラック1台分の造花です」
「一応全て下ろしたのですが……すごい量で」
「初流乃……お前は限度というものを知らないのか……!?」
「(あんたもだよ)あ、それと……こちらも入っておりました」
「む……?手紙?」
『親愛なるパードレへ
お元気ですか。テレンスさんやヴァニラ・アイス達に迷惑をかけていませんか?エジプトの天気はどうですか。こっちは過ごしやすくて最近は観光客も多くいます。スピードワゴン財団からの追求も減ってきて大分落ち着いてきました。
さて、この手紙が届いているということは花も届いていると思います。ジャッポーネでは6月に父の日をやるようなので僕もそれに習って送ってみました。本当はトラック4台分にしようと思ったのですが、ミスタに4は縁起が悪いし多すぎると言われて仕方なく1台分にしました。気に入ってくれましたか?近いうちにエジプトへまた行きます。どうぞお元気で。ワインを飲み過ぎないように気をつけてくださいね
ジョルノ・ジョバァーナ
追伸:テレンスさん達に無茶振りしないように』
「は、初流乃……」
「初流乃様……」
「私は本当に誇らしい……こんなにも優秀な息子がいることに……」
「だとしてもこの造花どうするんですか」
「庭に飾ろう。それから屋敷中の花瓶にもだ」
「かしこまりました」
「それから……」
────
「喜んでくれたでしょうか?」
「まぁ、息子からプレゼントを貰って嫌がるやつはそう居ないだろうよ……(止めてよかった……1台分も相当だけど……)」
「そうでしょうか」
「ジョジョ、贈り物です。差し出し人は……エジプトの……DIO?」
「あぁ、ここへ」
「何だこれ」
「さぁ……開けてみますか。……!これは、」
「プリン?」
「いや、でかくねぇ?デカすぎねぇ?」
「バケツプリンというやつですね。でもそれでも大きすぎませんか?……あ、手紙もついてますよ」
『親愛なる初流乃へ
父の日のプレゼントありがとう。なのでプレゼントを用意した。初流乃はプリンが好きだったろう。有難くもらってくれ
DIO』
「パードレ……」
「いい父親だな」
「ええ、そうですね。また遊びに行きましょうか。一緒に来ますか?」
「お前父親なら1度見てみたい気もするがな」