(ルシウス) 永遠の愛を…
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は余り良い日ではないらしい…
辛うじて任務を遂行する事は出来たが、深手を負ってしまった 。
しかも屋敷に姿現しをしたつもりが、見知らぬ洋館が目の前にある 。
出血が酷く朦朧としているせいで、違う場所へ出てしまった様だ 。
もう立っているのも限界だ 。
私はこのまま此処で、命が尽きてしまうのだろうか……
歩く事も出来なくなったルシウスは力なく倒れ込み、そのまま意識を失った。
その直後、洋館の扉が開き中から漆黒の髪に紫色の瞳をした女性が出て来た。
「…魔法使いか。そかも純潔という極上物」
その女性、朔姫夜はクククッと喉を鳴らす様に笑うと、うつ伏せに倒れているルシウスを仰向けにした。
「仮面…今、世間を騒がせているデス・イーターか。まぁ、誰であろうと私には関係ないが」
仮面を外してみると出血の為、血の気は失せてはいたが端整な顔が現れた。
「殺すには惜しいか…」
女性の身であるにも関わらず、朔姫夜は長身の男性であるルシウスを軽々と持ち上げ屋敷へと戻って行った。
・