Cold sleep〜始まり〜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それから2日間、悟飯は眠る少女の元を訪れた。何かをする訳でもなく、ただ眠る少女の様子をじっと見る。
初めてだった。自分と同じくらい、いや自分よりも小さな子供、ましてや女の子と戦ったことが。新鮮だったのだ。いままで自分が戦士の最年少を背負ってきたから。気にならずにはいられないのだ。
今日も眠る少女の様子を見に来ていた。
3日もすれば目覚める、そうブルマは言っていた気がする。
未だ少女は目を覚まそうとしない。悟飯は少し不安をおぼえる。
その時だった。
「ん」
ゆっくりと少女の目が開いた。
3回ほど瞬きをぱちぱちとした後、自分を見つめる少年の姿が目に入った。
「あっ、おはよ」
「!? がゔぅぅ......」
さっきまで寝ぼけていた目はきりっと見開き、動物が威嚇をするときのように喉から声をだした。そして悟飯目掛けて飛びつこうとしたが、衰弱している為、力が出せずにゆるゆるとベッドへ沈んでいった。
「大丈夫、僕は君に何もしないから、だから安心して、ね?」
そう言って悟飯は少女の放り出された手をベッドの中へと優しくしまう。
「?」
少女に言葉が伝わったのかは謎だが、大人しくベットに入ってくれた。その隙に、部屋の備付きの電話を取りブルマに連絡をする。
10分後にブルマとヤムチャが急いで入ってきた。
「目が覚めたのね、良かったわ」
ヤムチャの手には雑炊のようなものが入ったどんぶりがあった。
「ほら、」
ヤムチャはそれを少女に手渡した。
くんくんと匂いを嗅いだ後、安心したのか手を突っ込んで食べ始めた。悟飯は驚き、少女の手を一旦止めに入り、スプーンで掬って口元へ持っていく。
「ほら、これなら手を汚さずに食べれるよ。はい、あーん」
「んぁー」
「ずいぶんと仲良しじゃない。まるで親と雛ね」
少女はあっという間に食べ終わった。
「食ってる姿が悟空みたいだな」
ヤムチャの口から零れた。
「そうね、流石サイヤ人といったところかしら。よし、次はその身なりを何とかするわよ。ねぇ、悟飯くん。その子に、これを食べさせてくれないかしら?」
「はい、分かりました。」
そう言って渡されたのはラムネのような錠剤だった。ほんのり甘い匂いがする。
少女がそれを食べると数分も経たないうちに眠りについた。
「これはね、睡眠薬なの。これなら、私でもこの子に触れることができるわ。私これからこの子をお風呂に入れてくるから、悟飯くん、ヤムチャ、ここで少し待ってて!」
ブルマは少女を抱き、部屋から出ていった。
かれこれ20分後
着心地の良さそうなサラッとした白のワンピースを着た少女とブルマが戻ってきた。
「へぇー、綺麗になったじゃん」
「ほんとだ!」
「でしょでしょー!! サイヤ人といっても、やっぱり女の子は女の子なのよ! 可愛いわ」
ブルマは少女をベッドに移すと、丁度睡眠薬が切れたのか目が開いた。
初めてだった。自分と同じくらい、いや自分よりも小さな子供、ましてや女の子と戦ったことが。新鮮だったのだ。いままで自分が戦士の最年少を背負ってきたから。気にならずにはいられないのだ。
今日も眠る少女の様子を見に来ていた。
3日もすれば目覚める、そうブルマは言っていた気がする。
未だ少女は目を覚まそうとしない。悟飯は少し不安をおぼえる。
その時だった。
「ん」
ゆっくりと少女の目が開いた。
3回ほど瞬きをぱちぱちとした後、自分を見つめる少年の姿が目に入った。
「あっ、おはよ」
「!? がゔぅぅ......」
さっきまで寝ぼけていた目はきりっと見開き、動物が威嚇をするときのように喉から声をだした。そして悟飯目掛けて飛びつこうとしたが、衰弱している為、力が出せずにゆるゆるとベッドへ沈んでいった。
「大丈夫、僕は君に何もしないから、だから安心して、ね?」
そう言って悟飯は少女の放り出された手をベッドの中へと優しくしまう。
「?」
少女に言葉が伝わったのかは謎だが、大人しくベットに入ってくれた。その隙に、部屋の備付きの電話を取りブルマに連絡をする。
10分後にブルマとヤムチャが急いで入ってきた。
「目が覚めたのね、良かったわ」
ヤムチャの手には雑炊のようなものが入ったどんぶりがあった。
「ほら、」
ヤムチャはそれを少女に手渡した。
くんくんと匂いを嗅いだ後、安心したのか手を突っ込んで食べ始めた。悟飯は驚き、少女の手を一旦止めに入り、スプーンで掬って口元へ持っていく。
「ほら、これなら手を汚さずに食べれるよ。はい、あーん」
「んぁー」
「ずいぶんと仲良しじゃない。まるで親と雛ね」
少女はあっという間に食べ終わった。
「食ってる姿が悟空みたいだな」
ヤムチャの口から零れた。
「そうね、流石サイヤ人といったところかしら。よし、次はその身なりを何とかするわよ。ねぇ、悟飯くん。その子に、これを食べさせてくれないかしら?」
「はい、分かりました。」
そう言って渡されたのはラムネのような錠剤だった。ほんのり甘い匂いがする。
少女がそれを食べると数分も経たないうちに眠りについた。
「これはね、睡眠薬なの。これなら、私でもこの子に触れることができるわ。私これからこの子をお風呂に入れてくるから、悟飯くん、ヤムチャ、ここで少し待ってて!」
ブルマは少女を抱き、部屋から出ていった。
かれこれ20分後
着心地の良さそうなサラッとした白のワンピースを着た少女とブルマが戻ってきた。
「へぇー、綺麗になったじゃん」
「ほんとだ!」
「でしょでしょー!! サイヤ人といっても、やっぱり女の子は女の子なのよ! 可愛いわ」
ブルマは少女をベッドに移すと、丁度睡眠薬が切れたのか目が開いた。