1話
夢小説設定
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「今日の冒険は“グローインク”の収集だ!」
高らかに笑いながら、ケインはルール説明を始める
いつの間にかバブルも復活して傍にいるようだ
「さて!サーカステント全体が“グローインク”で溢れるから、それを全部捕まえるんだ」
「で、それは何なの?」
「いい質問だバブル!奴らは小さ…」
「で、それは何するの?」
「奴らは…」
「どうやって」
尽く台詞を遮るバブルを、ケインはまたもや指で突いて消してしまう
そして何事もなかったかのようにまた話しだした
「“グローインク”は小さい有害な生物で、目についたものを全て奪い去る。何故そんな事をするのか?どうやって止めるのか?それを突き止めるんだ。健闘を祈る!みんな楽しんでくれたまえ!」
それだけ言い残し、ケインはその場からいなくなってしまった
取り残されたソラとポムニはお互いの顔を見て数回瞬きをした後、周りにいたジャックス達に向けて言った
『……つまり?』
「……どういうこと?」
「あー、ケインのちょっとした冒険の1つって事ね。楽しみながらやればいいって事でしょ、頭がおかしくならないように…アハハ…」
未だに状況が分かっていないソラとポムニに、人形が苦笑いを浮かべながら言った
だがそれを聞いたズーブルが不機嫌そうに声を上げる
「はぁ…勝手に決めつけないで。私を呼んだら“%$!#”すよ」
『(……ありゃ何言ってんのか分かるな…)』
まるで“中指”でも立ててるような動作をするズーブルだったが、それすらも規制されているのか見えなくなっていた
そのまま何処かへ行こうとするズーブルの所へ、あのグローインクがわらわらと集まり始める
「おい、ちょっと!やめて!」
そしてあろう事か、グローインクはズーブルの身体をバラバラにして何処かへと持ち去ってしまった
「ああもう!助けて!」
『え、あ、おい…!』
「あらら、ズーブルがやられちゃった。取り敢えず何か食べに行かない?」
『いやそんな事言ってる場合か!?あのズーブルとかいう奴、連れてかれたんだぞ!?』
「そんなに焦らなくても大丈夫だよ。ソラは何が食べたい?僕スパゲティ好きなんだよね。ソラは?」
『え!?ま、まあ…好きだけど…麺類好きだし……』
「本当?それなら丁度いいや、一緒に食べに行こうよ。今から二人で……」
「ちょっと待って、カフモを見に行かなきゃ!ソラとポムニにも会ってもらいたいの」
意気揚々とソラの背中を押して歩き出すジャックスを、人形が慌てて引き留める
そんな中、キンガーが入っていたクッションの山がグローインクに奪い去られた
中にいたキンガーはその場に蹲り、頭を抱えて叫ぶ
「不落の要塞が!」
「一緒にカフモを見に行きたい?」
人形の問い掛けに、キンガーは暫く考えを巡らせた後、スッと立ち上がってこちらに近付いて来た
高らかに笑いながら、ケインはルール説明を始める
いつの間にかバブルも復活して傍にいるようだ
「さて!サーカステント全体が“グローインク”で溢れるから、それを全部捕まえるんだ」
「で、それは何なの?」
「いい質問だバブル!奴らは小さ…」
「で、それは何するの?」
「奴らは…」
「どうやって」
尽く台詞を遮るバブルを、ケインはまたもや指で突いて消してしまう
そして何事もなかったかのようにまた話しだした
「“グローインク”は小さい有害な生物で、目についたものを全て奪い去る。何故そんな事をするのか?どうやって止めるのか?それを突き止めるんだ。健闘を祈る!みんな楽しんでくれたまえ!」
それだけ言い残し、ケインはその場からいなくなってしまった
取り残されたソラとポムニはお互いの顔を見て数回瞬きをした後、周りにいたジャックス達に向けて言った
『……つまり?』
「……どういうこと?」
「あー、ケインのちょっとした冒険の1つって事ね。楽しみながらやればいいって事でしょ、頭がおかしくならないように…アハハ…」
未だに状況が分かっていないソラとポムニに、人形が苦笑いを浮かべながら言った
だがそれを聞いたズーブルが不機嫌そうに声を上げる
「はぁ…勝手に決めつけないで。私を呼んだら“%$!#”すよ」
『(……ありゃ何言ってんのか分かるな…)』
まるで“中指”でも立ててるような動作をするズーブルだったが、それすらも規制されているのか見えなくなっていた
そのまま何処かへ行こうとするズーブルの所へ、あのグローインクがわらわらと集まり始める
「おい、ちょっと!やめて!」
そしてあろう事か、グローインクはズーブルの身体をバラバラにして何処かへと持ち去ってしまった
「ああもう!助けて!」
『え、あ、おい…!』
「あらら、ズーブルがやられちゃった。取り敢えず何か食べに行かない?」
『いやそんな事言ってる場合か!?あのズーブルとかいう奴、連れてかれたんだぞ!?』
「そんなに焦らなくても大丈夫だよ。ソラは何が食べたい?僕スパゲティ好きなんだよね。ソラは?」
『え!?ま、まあ…好きだけど…麺類好きだし……』
「本当?それなら丁度いいや、一緒に食べに行こうよ。今から二人で……」
「ちょっと待って、カフモを見に行かなきゃ!ソラとポムニにも会ってもらいたいの」
意気揚々とソラの背中を押して歩き出すジャックスを、人形が慌てて引き留める
そんな中、キンガーが入っていたクッションの山がグローインクに奪い去られた
中にいたキンガーはその場に蹲り、頭を抱えて叫ぶ
「不落の要塞が!」
「一緒にカフモを見に行きたい?」
人形の問い掛けに、キンガーは暫く考えを巡らせた後、スッと立ち上がってこちらに近付いて来た