1話
夢小説設定
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「ねえ、待って!あそこに出口があったよね?あなたも見たでしょ?」
『あ、ああ…確かに、そこから出られるんじゃ…』
「出口だって?」
気を持ち直した道化師は、出口の様な扉があった事を魔導士に確認する
それに対して魔導士も頷くが、それを聞いていたジャックスが話に加わってきた
……三角の“腕”を捥いで、背中を掻きながら
「出口があるんなら、僕らみんなとっくに出てってるよ」
だが三角がそれを許すはずもなく、切り離された腕を動かしてジャックスの首を締め上げた
苦しそうに呻き声を上げて倒れるジャックスを他所に、三角は淡々と話しだす
「その通り、何の話だい?」
『(容赦無…)』
「……あっあー、ン゙ンッ!魔法の出口なんて、絶対にないぞ。きっとデジタル幻覚でも見たんだろう!精神がデジタル面に移行したからね」
「ほ、本当に見たの!」
「デジタル幻覚だ!!」
突然大声を出すケインに、押し黙る道化師
暫く間を置き、ケインは再び明るい声で言った
「話題を変えようか?君達の名前だ」
「名前?私はー…あー…ぁぁああ!?そんな!!何で名前を思い出せないの!?」
『え?ンな馬鹿な……嘘だろ…私も…?』
自信の名前を忘れてしまった二人は、顔を青ざめさせる
だが、ケインはステッキで頭をトントンと叩きながら言った
「覚えている者なんていない。“デジタル・サーカス”に入ったらね」
私がコントロール出来ないものに、君達の“記憶”がある
出来るのは“新しい記憶”を提案する事だけ
「う゛うー…私の名前はぁ…?」
『あ゛ぁー…駄目だ…分からん…』
「心配する事はない、どんな名前にもなれるぞ!」
選択した名前を承認するにあたり、その名前に不快にさせる内容を含めてはならないというデジタル・サーカス使用許諾契約に違反してはなりません。不快にさせる内容には、性的または公序良俗に反する攻撃的な内容、誹謗中傷、暴言ならびに違法な内容や罵倒が含まれます。
「どうかな?」
『……あー、じゃあ…何でもいい』
「何でもいいの?それなら僕が決めてあげるよ」
『うわっ!』
ツラツラと機械的に説明するケインに若干圧されつつも、魔導士は少し投げやり気味に言う
するとまたもやいつの間にか隣に来ていたジャックスが、ニヤニヤと笑いながら言った
『おまっ…いつの間に…』
「ねえ、いいよねケイン?」
「ああ、私は構わないぞ!君がそれでもいいのならね」
『え?ああ…まあ、変なのじゃなきゃ別にいいけど…』
「そこは任せてよ、とびっきりの名前を思いついたからさ」
何故か自信満々なジャックスは、軽くウインクをしてから魔導士に言った
『あ、ああ…確かに、そこから出られるんじゃ…』
「出口だって?」
気を持ち直した道化師は、出口の様な扉があった事を魔導士に確認する
それに対して魔導士も頷くが、それを聞いていたジャックスが話に加わってきた
……三角の“腕”を捥いで、背中を掻きながら
「出口があるんなら、僕らみんなとっくに出てってるよ」
だが三角がそれを許すはずもなく、切り離された腕を動かしてジャックスの首を締め上げた
苦しそうに呻き声を上げて倒れるジャックスを他所に、三角は淡々と話しだす
「その通り、何の話だい?」
『(容赦無…)』
「……あっあー、ン゙ンッ!魔法の出口なんて、絶対にないぞ。きっとデジタル幻覚でも見たんだろう!精神がデジタル面に移行したからね」
「ほ、本当に見たの!」
「デジタル幻覚だ!!」
突然大声を出すケインに、押し黙る道化師
暫く間を置き、ケインは再び明るい声で言った
「話題を変えようか?君達の名前だ」
「名前?私はー…あー…ぁぁああ!?そんな!!何で名前を思い出せないの!?」
『え?ンな馬鹿な……嘘だろ…私も…?』
自信の名前を忘れてしまった二人は、顔を青ざめさせる
だが、ケインはステッキで頭をトントンと叩きながら言った
「覚えている者なんていない。“デジタル・サーカス”に入ったらね」
私がコントロール出来ないものに、君達の“記憶”がある
出来るのは“新しい記憶”を提案する事だけ
「う゛うー…私の名前はぁ…?」
『あ゛ぁー…駄目だ…分からん…』
「心配する事はない、どんな名前にもなれるぞ!」
選択した名前を承認するにあたり、その名前に不快にさせる内容を含めてはならないというデジタル・サーカス使用許諾契約に違反してはなりません。不快にさせる内容には、性的または公序良俗に反する攻撃的な内容、誹謗中傷、暴言ならびに違法な内容や罵倒が含まれます。
「どうかな?」
『……あー、じゃあ…何でもいい』
「何でもいいの?それなら僕が決めてあげるよ」
『うわっ!』
ツラツラと機械的に説明するケインに若干圧されつつも、魔導士は少し投げやり気味に言う
するとまたもやいつの間にか隣に来ていたジャックスが、ニヤニヤと笑いながら言った
『おまっ…いつの間に…』
「ねえ、いいよねケイン?」
「ああ、私は構わないぞ!君がそれでもいいのならね」
『え?ああ…まあ、変なのじゃなきゃ別にいいけど…』
「そこは任せてよ、とびっきりの名前を思いついたからさ」
何故か自信満々なジャックスは、軽くウインクをしてから魔導士に言った