1話
夢小説設定
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あれからソラ達は、再戦のステージになるハイカラシティのタチウオパーキングへと来ていた
既にこのバトルを見ようと来ていた者達が人集りを作っている中、ソラ達はその人集りとは別の、少し離れた場所でバトルを見ていた
スカル率いるパープルチームとあのアホチーム─ブルーチームとのナワバリバトルは、滞りなく行われた
このバトル、誰もが目を奪われただろう
《試合終了ー!!結果はーー!?》
バトルの最中も、度々アホな事を仕出かしていたブルーチームが
《ブルーチームの…勝利だーー!!》
絶対射程領域、スカルエリアをも凌駕し、あのパープルチームに勝つなんて
《なんとブルーチーム、S4全員に勝ちましたー!!》
スカルを打ち負かし、見事リベンジを果たすなんて
「「やったー!!」」
ガッツポーズをしながら喜び合うブルーチーム
そんなブルーチームを見ながら、リクは期待通りだと言ったような声色で笑う
「やっぱり、噂通りの面白いチームだったな」
「はい……まさかあんなトリッキーな動きで、あのスカルに勝つなんて」
「……ソラ」
『ああ、分かってる』
自分の名前を呼ぶカイの意思を読み取ったソラは、ブルーチームを眺めながら小さく口角を上げた
そして踵を返し、タチウオパーキングを後にしようと歩きながら言う
『先に戻って待ってるか』
「……ああ」
「おっ何だ、もしかしてやる気になったのか?」
「やる気って…えっ、まさか……!?」
ソラに続けて歩き出したカイとリクの後を、慌てて追いかけるショウ
驚きを隠せない表情のショウに、ソラは淡々と言ってのける
『おう、そのまさかだ』
「そのまさかだって…いやでも、今さっきスカルとのバトルが終わったんですよ?さすがに急過ぎるんじゃ……」
『なに、断られたらまた次の機会にするだけだ』
「……どうしてもやりたいんですね…」
いつもの事ながら、本当に即決する方だな……と、小さく溜息を吐く
そんなショウに、リクは声を上げて笑いながらショウの背中を叩いた
「諦めろショウ、ソラはこう見えて割と頑固だから、言った事は曲げないぞ!」
「イタッ、ちょ、リクさん力強っ……!」
『喧嘩売ってんのかオイ』
「はっはっは!いやぁすまんすまん!」
叩かれた背中を器用に擦るショウを横目に、リクをジトリと睨み付ける
だがそんな事はお構い無しに、リクは明るく笑う
「それよりも、だ。お前も考え無しにブルーチームへ申し込む訳じゃないんだろう?」
『……まあな』
あからさまに話を逸らしたリクを暫く見据えた後、溜息を吐いたソラは、前を向き直し言った
既にこのバトルを見ようと来ていた者達が人集りを作っている中、ソラ達はその人集りとは別の、少し離れた場所でバトルを見ていた
スカル率いるパープルチームとあのアホチーム─ブルーチームとのナワバリバトルは、滞りなく行われた
このバトル、誰もが目を奪われただろう
《試合終了ー!!結果はーー!?》
バトルの最中も、度々アホな事を仕出かしていたブルーチームが
《ブルーチームの…勝利だーー!!》
絶対射程領域、スカルエリアをも凌駕し、あのパープルチームに勝つなんて
《なんとブルーチーム、S4全員に勝ちましたー!!》
スカルを打ち負かし、見事リベンジを果たすなんて
「「やったー!!」」
ガッツポーズをしながら喜び合うブルーチーム
そんなブルーチームを見ながら、リクは期待通りだと言ったような声色で笑う
「やっぱり、噂通りの面白いチームだったな」
「はい……まさかあんなトリッキーな動きで、あのスカルに勝つなんて」
「……ソラ」
『ああ、分かってる』
自分の名前を呼ぶカイの意思を読み取ったソラは、ブルーチームを眺めながら小さく口角を上げた
そして踵を返し、タチウオパーキングを後にしようと歩きながら言う
『先に戻って待ってるか』
「……ああ」
「おっ何だ、もしかしてやる気になったのか?」
「やる気って…えっ、まさか……!?」
ソラに続けて歩き出したカイとリクの後を、慌てて追いかけるショウ
驚きを隠せない表情のショウに、ソラは淡々と言ってのける
『おう、そのまさかだ』
「そのまさかだって…いやでも、今さっきスカルとのバトルが終わったんですよ?さすがに急過ぎるんじゃ……」
『なに、断られたらまた次の機会にするだけだ』
「……どうしてもやりたいんですね…」
いつもの事ながら、本当に即決する方だな……と、小さく溜息を吐く
そんなショウに、リクは声を上げて笑いながらショウの背中を叩いた
「諦めろショウ、ソラはこう見えて割と頑固だから、言った事は曲げないぞ!」
「イタッ、ちょ、リクさん力強っ……!」
『喧嘩売ってんのかオイ』
「はっはっは!いやぁすまんすまん!」
叩かれた背中を器用に擦るショウを横目に、リクをジトリと睨み付ける
だがそんな事はお構い無しに、リクは明るく笑う
「それよりも、だ。お前も考え無しにブルーチームへ申し込む訳じゃないんだろう?」
『……まあな』
あからさまに話を逸らしたリクを暫く見据えた後、溜息を吐いたソラは、前を向き直し言った