1話
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「なあ知ってるか?最近話題のあのチーム」
「ああ、あれですよね?S4のアーミー、アロハ、マスクを倒したっていう…スカルには敗けたらしいですけど」
ガヤガヤと賑わうハイカラスクエアの一角にある、とある喫茶店で談笑するチームが一つ
綺麗なスカイブルーが目を惹くガールが一人と、ボーイが三人
「そうそうそれだ!噂によれば、随分とまあ面白いチームらしいぞ」
楽しそうに声を弾ませる、褐色で飾りゲソヘアーのボーイ─リク
イロメガネをかけているせいで目元は見えず、真にどういった表情をしているかは計り兼ねるリクは、ニヤリと口角を上げた
「面白いって…俺はただのアホなチームだって聞きましたよ?」
そんなリクに対し、眉を寄せながら少し訝しげに言うボーイ─ショウ
真面目な好青年といった風貌のショウは、綺麗なグリーンの目を瞬かせた
「それが面白いんじゃないか!そんな風に呼ばれているチームが、あのS4の三人を倒したんだぞ?」
「……まあ、そう考えると…そうですね。あまり信じ難い事ですし……」
「だろう?俺はまだ会った事がないし、どんな奴らなのか詳しくは知らないんだがな~…二人はどうだ?」
そう言いながら、他の二人に目配せをする
黙って話を聞いていた二人の内の片方のボーイ─カイが、腕を組み椅子の背もたれに寄りかかりながら呟く
「……いや、ないな」
低い声でそう呟いたホタテンガロンを目深に被る強面のカイは、傍から見たら機嫌が悪そうに感じるかもしれない
だが他の三人はこれが通常なんだと理解している為、とやかく言う者はいるはずもなく
赤い瞳が揺らめく鋭い目付きのまま、続けて話し出した
「だが、今日ハイカラシティであのスカルと再戦するらしい」
「そうなのか?じゃあS4全員に勝つつもりって事か!」
これは余計に面白いと、声を上げて豪快に笑うリクは、テーブルへ身を乗り出しながら未だに黙っているガールに向けて言う
「なあ!それならそいつらのバトルを見に行かないか?」
「えっ見に行くって…今からですか!?」
「当たり前だろう?噂のアホチームがどんな奴らなのか、この目で見てみたいしな!」
ショウの驚きの声を軽くあしらいながら、いいだろう?とガールを見るリク
そんなリクを一瞥し、同じくガールを横目で見るカイ
「……どうする」
『……そうだな』
カイの問にやっと声を上げたガール─ソラは、イカベーダーキャップの鍔を軽く掴んで被り直す
そして鮮やかなブルーの瞳を光らせ、ガールにしては少し低めの凛とした声で言った
『見に行ってみる価値はあるかもな』
───────
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「ああ、あれですよね?S4のアーミー、アロハ、マスクを倒したっていう…スカルには敗けたらしいですけど」
ガヤガヤと賑わうハイカラスクエアの一角にある、とある喫茶店で談笑するチームが一つ
綺麗なスカイブルーが目を惹くガールが一人と、ボーイが三人
「そうそうそれだ!噂によれば、随分とまあ面白いチームらしいぞ」
楽しそうに声を弾ませる、褐色で飾りゲソヘアーのボーイ─リク
イロメガネをかけているせいで目元は見えず、真にどういった表情をしているかは計り兼ねるリクは、ニヤリと口角を上げた
「面白いって…俺はただのアホなチームだって聞きましたよ?」
そんなリクに対し、眉を寄せながら少し訝しげに言うボーイ─ショウ
真面目な好青年といった風貌のショウは、綺麗なグリーンの目を瞬かせた
「それが面白いんじゃないか!そんな風に呼ばれているチームが、あのS4の三人を倒したんだぞ?」
「……まあ、そう考えると…そうですね。あまり信じ難い事ですし……」
「だろう?俺はまだ会った事がないし、どんな奴らなのか詳しくは知らないんだがな~…二人はどうだ?」
そう言いながら、他の二人に目配せをする
黙って話を聞いていた二人の内の片方のボーイ─カイが、腕を組み椅子の背もたれに寄りかかりながら呟く
「……いや、ないな」
低い声でそう呟いたホタテンガロンを目深に被る強面のカイは、傍から見たら機嫌が悪そうに感じるかもしれない
だが他の三人はこれが通常なんだと理解している為、とやかく言う者はいるはずもなく
赤い瞳が揺らめく鋭い目付きのまま、続けて話し出した
「だが、今日ハイカラシティであのスカルと再戦するらしい」
「そうなのか?じゃあS4全員に勝つつもりって事か!」
これは余計に面白いと、声を上げて豪快に笑うリクは、テーブルへ身を乗り出しながら未だに黙っているガールに向けて言う
「なあ!それならそいつらのバトルを見に行かないか?」
「えっ見に行くって…今からですか!?」
「当たり前だろう?噂のアホチームがどんな奴らなのか、この目で見てみたいしな!」
ショウの驚きの声を軽くあしらいながら、いいだろう?とガールを見るリク
そんなリクを一瞥し、同じくガールを横目で見るカイ
「……どうする」
『……そうだな』
カイの問にやっと声を上げたガール─ソラは、イカベーダーキャップの鍔を軽く掴んで被り直す
そして鮮やかなブルーの瞳を光らせ、ガールにしては少し低めの凛とした声で言った
『見に行ってみる価値はあるかもな』
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