2話
夢小説設定
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「……殺す…ッ!!!」
「はっはっは!まずいぞ!カイが御冠だ!」
「笑ってる場合じゃないですよリクさん!!カイさん落ち着いて下さい!!その殺意を抑えて!!ソラさんも大丈夫ですか!?」
鬼の形相で今にもゴーグルをブチのめしそうな勢いのカイを、ショウが必死に押さえ込む
その横でリクは腹を抱えて笑っていた
心配そうに叫ぶショウの声を耳にしながら、ソラは目の前にいるゴーグルを見上げる
一方ゴーグルはというと、今の状況をあまり理解していないのかソラの腹の上から退こうとしなかった
「ごめんねソラちゃん!ケガしてない?」
『……ああ、まあ…大丈夫』
「ほんと?よかったー!頭でもぶつけてたらオレどうしようかと思ったよ!」
ゴーグルはそう言うと、手に持っていたスプラシューターの銃口をソラの胸元に当てた
「でも、これでオレの勝ちだね!」
「「………!!」」
『……ハッ』
ニッと笑うゴーグルに、息を呑む観客達
だがソラはそんなゴーグルを鼻で笑うと、ただ一言こう告げた
『近付き過ぎだ』
「!! えっ……」
そう言うや否や、ソラは素早くゴーグルの頭上へと何かを投げる
細長い“それ”はあっという間に展開し、ゴーグルの首元目掛けて大量のインクを噴射した
バシュッ!!
「うわぁ!!?」
「!? ゴーグルくん!!」
《ゼロ距離からの“スプラッシュシールド”が炸裂だーー!!》
《所謂“ギロチン”ってやつやね~。普段はガードとして使うサブでも、当たればその威力は桁違いなんよ》
《ソラ選手の機転を利かせたファインプレー!!伝説は伊達じゃないぞー!!》
スプラッシュシールドが直撃したゴーグルは、そのままリスポーン地点へと帰される
そして、ここで──
ピピ───ッ!!
《試合終了──!!!》
終わりの笛が鳴り響いた
《結果は──!?》
ソラは一人、シールドのインクが自身を塗らしているのも厭わず、地面に倒れたまま空を見上げる
《スカイチームの勝利──!!》
輝く太陽の日差しから守るように、目元を片腕で覆う
ソラの口元は、小さく笑っていた
───────
─────
───
「はっはっは!まずいぞ!カイが御冠だ!」
「笑ってる場合じゃないですよリクさん!!カイさん落ち着いて下さい!!その殺意を抑えて!!ソラさんも大丈夫ですか!?」
鬼の形相で今にもゴーグルをブチのめしそうな勢いのカイを、ショウが必死に押さえ込む
その横でリクは腹を抱えて笑っていた
心配そうに叫ぶショウの声を耳にしながら、ソラは目の前にいるゴーグルを見上げる
一方ゴーグルはというと、今の状況をあまり理解していないのかソラの腹の上から退こうとしなかった
「ごめんねソラちゃん!ケガしてない?」
『……ああ、まあ…大丈夫』
「ほんと?よかったー!頭でもぶつけてたらオレどうしようかと思ったよ!」
ゴーグルはそう言うと、手に持っていたスプラシューターの銃口をソラの胸元に当てた
「でも、これでオレの勝ちだね!」
「「………!!」」
『……ハッ』
ニッと笑うゴーグルに、息を呑む観客達
だがソラはそんなゴーグルを鼻で笑うと、ただ一言こう告げた
『近付き過ぎだ』
「!! えっ……」
そう言うや否や、ソラは素早くゴーグルの頭上へと何かを投げる
細長い“それ”はあっという間に展開し、ゴーグルの首元目掛けて大量のインクを噴射した
バシュッ!!
「うわぁ!!?」
「!? ゴーグルくん!!」
《ゼロ距離からの“スプラッシュシールド”が炸裂だーー!!》
《所謂“ギロチン”ってやつやね~。普段はガードとして使うサブでも、当たればその威力は桁違いなんよ》
《ソラ選手の機転を利かせたファインプレー!!伝説は伊達じゃないぞー!!》
スプラッシュシールドが直撃したゴーグルは、そのままリスポーン地点へと帰される
そして、ここで──
ピピ───ッ!!
《試合終了──!!!》
終わりの笛が鳴り響いた
《結果は──!?》
ソラは一人、シールドのインクが自身を塗らしているのも厭わず、地面に倒れたまま空を見上げる
《スカイチームの勝利──!!》
輝く太陽の日差しから守るように、目元を片腕で覆う
ソラの口元は、小さく笑っていた
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