2話
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《リク選手の“トルネード”だー!!》
ドドーンッ!!
「「うわぁーーッ!!」」
一ヶ所に固まっていたブルーチームに、見事トルネードが命中する
再びリスポーン地点へと帰らされたブルーチームを遠目に、下のエリアを粗方塗り終わったソラはショウを呼ぶ
『ショウ!ここはもういい、頂上に行ってくれ』
「はい!」
ソラの指示を受け、ショウはすぐさま頂上エリアへと向かう
その様子に、今度はライダーの横にいたアーミーが口を開いた
「まずは二手に分かれて頂上を確保、その後下を塗り終わったら合流……流石、無駄のない動きだ」
その言葉に続き、横に並んでいたアロハとマスクも口々に話し出す
「ブルーチーム手も足も出てないじゃん!ヤバくない?」
「デュフ~…まさに“圧倒的”だな~…」
「………」
冷や汗を垂らすマスクの横で、スカルはジッとバトルを見ていた
その先には、リッターを構えるカイの姿
「………」
次々とブルーチームを撃ち抜いていくカイの動きを、黙ったまま見詰める
……オレの扱う“3Kスコープ”よりも、射程の短いリッター
それなのに何故、こうも圧倒されるのか
観客席にいても感じる、息が詰まりそうな“圧迫感”
背筋が凍る程の“威圧感”
この感覚は“強者”になればなる程、嫌でも感じてしまうものだろう
「………」
本能的に解ってしまう
あの“目”からは、逃れられない
「……“強い”な」
盛大に上がる歓声の中、スカルは小さくそう呟いた
「ぼく達も二手に別れよう!下のエリアも塗り返すんだ!」
「分かったー!」
メガネの言葉を合図に、ブルーチームは二手に別れる
ゴーグルとメガネが下のエリア、ヘッドホンとニットキャップが頂上エリアへ向かうようだ
その作戦にすぐ気付いたソラは、己の射程を活かして先制攻撃を仕掛ける
《ソラ選手の元へと向かうゴーグル選手とメガネ選手!だがその作戦は既に筒抜けかー!?》
『このエリアには近付けさせねぇよ』
「くっ…!射程ではジェットスイーパーに敵わない…!!」
遠くから正確な狙いで撃ってくるソラに、ゴーグルとメガネは一旦物陰に隠れた
少しでも頭を出せば撃たれてしまう、膠着状態
だが、状況的にはソラの方が不利であった
《2対1のこの状況、ソラ選手はどう切り抜けるんかね~》
ホタルがそう言った時、何やら物陰でコソコソと話していたゴーグルとメガネが、一斉に飛び出した
そしてソラを挟み撃ちするように動き出す
《ゴーグル選手とメガネ選手が仕掛けたー!!》
「ソラちゃん!勝負だー!」
「2対1なら敗けないぞ!!」
『!』
前後で挟まれてしまったソラは、前方にいるゴーグルに銃口を向ける
絶体絶命のピンチ
誰もがそう思った、その時
『……誰が、2対1だって?』
ソラが、小さく笑った
ドドーンッ!!
「「うわぁーーッ!!」」
一ヶ所に固まっていたブルーチームに、見事トルネードが命中する
再びリスポーン地点へと帰らされたブルーチームを遠目に、下のエリアを粗方塗り終わったソラはショウを呼ぶ
『ショウ!ここはもういい、頂上に行ってくれ』
「はい!」
ソラの指示を受け、ショウはすぐさま頂上エリアへと向かう
その様子に、今度はライダーの横にいたアーミーが口を開いた
「まずは二手に分かれて頂上を確保、その後下を塗り終わったら合流……流石、無駄のない動きだ」
その言葉に続き、横に並んでいたアロハとマスクも口々に話し出す
「ブルーチーム手も足も出てないじゃん!ヤバくない?」
「デュフ~…まさに“圧倒的”だな~…」
「………」
冷や汗を垂らすマスクの横で、スカルはジッとバトルを見ていた
その先には、リッターを構えるカイの姿
「………」
次々とブルーチームを撃ち抜いていくカイの動きを、黙ったまま見詰める
……オレの扱う“3Kスコープ”よりも、射程の短いリッター
それなのに何故、こうも圧倒されるのか
観客席にいても感じる、息が詰まりそうな“圧迫感”
背筋が凍る程の“威圧感”
この感覚は“強者”になればなる程、嫌でも感じてしまうものだろう
「………」
本能的に解ってしまう
あの“目”からは、逃れられない
「……“強い”な」
盛大に上がる歓声の中、スカルは小さくそう呟いた
「ぼく達も二手に別れよう!下のエリアも塗り返すんだ!」
「分かったー!」
メガネの言葉を合図に、ブルーチームは二手に別れる
ゴーグルとメガネが下のエリア、ヘッドホンとニットキャップが頂上エリアへ向かうようだ
その作戦にすぐ気付いたソラは、己の射程を活かして先制攻撃を仕掛ける
《ソラ選手の元へと向かうゴーグル選手とメガネ選手!だがその作戦は既に筒抜けかー!?》
『このエリアには近付けさせねぇよ』
「くっ…!射程ではジェットスイーパーに敵わない…!!」
遠くから正確な狙いで撃ってくるソラに、ゴーグルとメガネは一旦物陰に隠れた
少しでも頭を出せば撃たれてしまう、膠着状態
だが、状況的にはソラの方が不利であった
《2対1のこの状況、ソラ選手はどう切り抜けるんかね~》
ホタルがそう言った時、何やら物陰でコソコソと話していたゴーグルとメガネが、一斉に飛び出した
そしてソラを挟み撃ちするように動き出す
《ゴーグル選手とメガネ選手が仕掛けたー!!》
「ソラちゃん!勝負だー!」
「2対1なら敗けないぞ!!」
『!』
前後で挟まれてしまったソラは、前方にいるゴーグルに銃口を向ける
絶体絶命のピンチ
誰もがそう思った、その時
『……誰が、2対1だって?』
ソラが、小さく笑った