1話
夢小説設定
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「………チッ」
ライダーは去っていくソラの背中を思い出しながら、小さく舌打ちをする
それは、ソラの自分に対しての態度のせいか
………いや、違う
これは、所謂“嫉妬心”だ
どうしてスカイチームは、ソラは、ブルーチームを選んだのか
確かにブルーチームは、俺やS4を全員倒した
それでも、ウデマエ的には俺らの方が上だ
なのに、何故
「(俺じゃねぇんだよ……!!)」
あんなアホの集まりのブルーチームに対して嫉妬心を抱く、俺自身にも
俺の事は眼中に無いといった様な態度の、ソラに対しても
無性に、腹が立った
そう考えていたのは、ライダーだけではなかった
「「………」」
同じ様にソラ達が去った方を見つめていたS4も、全員が同じ気持ちだった
どうして、何故、自分じゃないのか
この気持ちが単なる嫉妬心なのか、はたまた別の理由からなのか
それを理解している者はまだ居なく、更には自分以外も同じ事を考えているなんて、ライダー達は知る由もなかった
───────
─────
───
一方その頃、ソラ達は
「いや~シオノメか!スクエアに移り住んでからそこでのバトルはなかったから、随分と懐かしいな!」
「そうですね!久しぶりですし、楽しみです」
『あ、そういやあれか。ブキも“こっち仕様”にしねぇとだな』
「あーそうか、向こうとこっちじゃ色々と違うからなぁ……そうだソラ、テスラを使ってもいいか?」
『ああ、別に構わねぇよ。お前ら、普段のやつとはスペシャルもサブも違ぇから、立ち回りに気をつけろよ』
「ああ」
「はい、分かりました!」
「なあに、心配はいらないさ!任せておけ!」
シオノメ油田のステージに向かいながら、話し合うソラ達
周りの通行人から好奇の視線を注がれる中、気にせず歩き続ける
「……作戦は、いつも通りか」
『ああ……相手はあのブルーチームだが、奇想天外な立ち回りをされても、基本の陣形は崩さなくていい』
「今まで戦ってきた様なチームじゃないから、基本は抑えつつその時その時で柔軟に対応しろって事だな?」
『そうだ。まあ、そこまで追い詰められる様な事はねぇだろうけどな』
「そうですね、俺達も練習を欠かした事はないですし」
そう話している四人の表情は、誰一人として不安そうな者はいなかった
四人共これからのバトルに期待する様に、口元に笑みを作っている
『……楽しいバトルが出来そうだ』
目を細めて至極楽しそうに言ったソラの言葉を最後に、四人はロビー内へと消えていった
to be continue……
(私の期待に、応えてくれよ)
ライダーは去っていくソラの背中を思い出しながら、小さく舌打ちをする
それは、ソラの自分に対しての態度のせいか
………いや、違う
これは、所謂“嫉妬心”だ
どうしてスカイチームは、ソラは、ブルーチームを選んだのか
確かにブルーチームは、俺やS4を全員倒した
それでも、ウデマエ的には俺らの方が上だ
なのに、何故
「(俺じゃねぇんだよ……!!)」
あんなアホの集まりのブルーチームに対して嫉妬心を抱く、俺自身にも
俺の事は眼中に無いといった様な態度の、ソラに対しても
無性に、腹が立った
そう考えていたのは、ライダーだけではなかった
「「………」」
同じ様にソラ達が去った方を見つめていたS4も、全員が同じ気持ちだった
どうして、何故、自分じゃないのか
この気持ちが単なる嫉妬心なのか、はたまた別の理由からなのか
それを理解している者はまだ居なく、更には自分以外も同じ事を考えているなんて、ライダー達は知る由もなかった
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一方その頃、ソラ達は
「いや~シオノメか!スクエアに移り住んでからそこでのバトルはなかったから、随分と懐かしいな!」
「そうですね!久しぶりですし、楽しみです」
『あ、そういやあれか。ブキも“こっち仕様”にしねぇとだな』
「あーそうか、向こうとこっちじゃ色々と違うからなぁ……そうだソラ、テスラを使ってもいいか?」
『ああ、別に構わねぇよ。お前ら、普段のやつとはスペシャルもサブも違ぇから、立ち回りに気をつけろよ』
「ああ」
「はい、分かりました!」
「なあに、心配はいらないさ!任せておけ!」
シオノメ油田のステージに向かいながら、話し合うソラ達
周りの通行人から好奇の視線を注がれる中、気にせず歩き続ける
「……作戦は、いつも通りか」
『ああ……相手はあのブルーチームだが、奇想天外な立ち回りをされても、基本の陣形は崩さなくていい』
「今まで戦ってきた様なチームじゃないから、基本は抑えつつその時その時で柔軟に対応しろって事だな?」
『そうだ。まあ、そこまで追い詰められる様な事はねぇだろうけどな』
「そうですね、俺達も練習を欠かした事はないですし」
そう話している四人の表情は、誰一人として不安そうな者はいなかった
四人共これからのバトルに期待する様に、口元に笑みを作っている
『……楽しいバトルが出来そうだ』
目を細めて至極楽しそうに言ったソラの言葉を最後に、四人はロビー内へと消えていった
to be continue……
(私の期待に、応えてくれよ)