1話

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大丈夫だよ!みんなで力を合わせればさ!

「! ……そ、そうだな!やろう!」

「うん!」

「がんばろー!」


一致団結するブルーチームを見て、ソラは少し目を見開いた後小さく笑った


『じゃあ、受けて立つって事だな?』

「もちろん!」

『分かった、ありがとよ。……ああそうだ、まだ名乗ってなかったな』


思い出したかのようにそう言ったソラは、後ろに控えていたカイ達三人に目配せをしてから言う


『私の名前はソラ。知ってるとは思うが、スカイチームのリーダーをしている。で、こいつらが……』

「俺はリクだ!」

「……カイだ」

「シ、ショウって言います!」

『……ま、よろしくな』


それぞれ自己紹介をしたソラ達は、先程までとは打って変わり穏やかな雰囲気を醸し出していた

変に緊張していた面々はそれを見て、強ばっていた身体の力がゆっくりと抜けていき、少なからずの恐怖心も無くなっていった


「オレはゴーグル!こちらこそよろしくね、ソラちゃん!」

「ぼ、ボクはメガネ!」

「わたしはヘッドホンだよ!」

「わたしはニットキャップー!よろしくー!」


笑顔で名乗るブルーチームと挨拶を交わし、気を取り直してとソラは腕を組みながら言った


『バトルのステージはお前らが決めていいぞ、好きなのを選べ』

「えっいいの?わたし達が選んで……」

『ああ、どこでもいい』

「ん~……じゃあ、シオノメ油田がいい!みんなはそれでもいい?」

「シオノメ油田か……ボクはそこでもいいぞ!」

「わたしも!」

「いいよー!」

『シオノメか……分かった』


ステージも決まったところで、ソラはカイ達を引き連れ踵を返した


『じゃあ私らは先に行ってる。その間に、バトルの準備でもしておけ』


そう言って顔だけ振り返り、ブルーチームを見て優しく微笑んだ


『シオノメで待ってる』


それだけ言い残し、歩き去るソラ

暫く呆然とその背中を眺めていた面々は、感嘆の息を吐いた


「……ソラちゃん…かっこいい……!」

「リク達も…何かもう、みんなオーラが違ったな……!」

「よーしみんな!頑張ってスカイチームに勝つぞー!」

「おー!」

「そ、そうだね!頑張ろう!」

「ああ!……ってそうだゴーグル!ズボンズボン!!」

「あ、また忘れてたー!」


そう言いながら、慌ててバトルの準備に取り掛かるブルーチーム

そんな中、ソラ達が去っていった方をじっと見つめるライダーとS4がいた
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