18話
夢小説設定
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ガガガガッ!!
一瞬の出来事に、静まり返る空間
ルッスーリア目掛けて撃たれた弾丸
その弾丸が全て、ソラの身体に当たった
そう、ソラはルッスーリアを庇って、自ら盾になったのだ
「……え…?」
「………ソラ……?」
目の前の光景に、呆然と名前を呟く了平
その場にいる全員が、驚きの表情を浮かべていた
ソラが着ていたコートが、ビリビリに破け下に落ちる
「「……!!」」
破けたコートから覗いた肌を見て、綱吉達は目を疑った
弾丸が当たった筈の身体は、結晶化されていて傷一つ無かった
その様子に、漸く安堵する綱吉達
暫く間を空けた後、事の事実に気付いた綱吉は顔を強張らせて言った
「あいつ…ソラが助けなきゃ味方を……!!」
「どーなってやがる……」
「……弱者は消す。これが、ヴァリアーが常に最強の部隊である所以の一つだ」
リボーンの言葉を聞いたソラは、静かに話し出した
『……おいお前、今何やったか分かってんのか?』
「!!」
酷く冷えた表情で、相手に睨みを利かすソラ
そんなソラを見て、皆一人たりとも動く事が出来なかった
『……っつっても、機械に言ったって意味ねぇか』
そう言って、破けたコートを拾い上げる
『(うわ、ボロボロじゃん…コートの代えってあったっけ……)』
「ちょ、ちょっと!!」
『?』
やっとの思いで声を出し、ソラを引き止めたルッスーリア
「何で…!何で敵であるあたしを助けたのよ!?あなたには何のメリットも無いっていうのに…!!」
どこか必死に、そう叫ぶルッスーリア
そんなルッスーリアから顔を逸らし、ソラはいつもの調子で言った
『別に助けたつもりはねぇよ。ただ…仲間をすぐに見捨てる奴が、嫌いなだけだ』
そう言ってボクシングリングから降り、元いた場所へと歩いて行くソラ
そんなソラの背中を見詰めながら、ルッスーリアは呆然とした後小さく笑った
「(……ソラって言ったかしら、あの子…あんな子、初めてだわ…) ……あたしの負けね」
「!?」
「リングはあなたの物よ」
そう言って、リングを了平に投げるルッスーリア
それを了平は片手で受け取る
「あの子…ソラに言っといてちょうだい」
「?」
「ありがとうって」
「!! ……ああ」
そう言ったルッスーリアの顔は、とても穏やかなものだった
一瞬の出来事に、静まり返る空間
ルッスーリア目掛けて撃たれた弾丸
その弾丸が全て、ソラの身体に当たった
そう、ソラはルッスーリアを庇って、自ら盾になったのだ
「……え…?」
「………ソラ……?」
目の前の光景に、呆然と名前を呟く了平
その場にいる全員が、驚きの表情を浮かべていた
ソラが着ていたコートが、ビリビリに破け下に落ちる
「「……!!」」
破けたコートから覗いた肌を見て、綱吉達は目を疑った
弾丸が当たった筈の身体は、結晶化されていて傷一つ無かった
その様子に、漸く安堵する綱吉達
暫く間を空けた後、事の事実に気付いた綱吉は顔を強張らせて言った
「あいつ…ソラが助けなきゃ味方を……!!」
「どーなってやがる……」
「……弱者は消す。これが、ヴァリアーが常に最強の部隊である所以の一つだ」
リボーンの言葉を聞いたソラは、静かに話し出した
『……おいお前、今何やったか分かってんのか?』
「!!」
酷く冷えた表情で、相手に睨みを利かすソラ
そんなソラを見て、皆一人たりとも動く事が出来なかった
『……っつっても、機械に言ったって意味ねぇか』
そう言って、破けたコートを拾い上げる
『(うわ、ボロボロじゃん…コートの代えってあったっけ……)』
「ちょ、ちょっと!!」
『?』
やっとの思いで声を出し、ソラを引き止めたルッスーリア
「何で…!何で敵であるあたしを助けたのよ!?あなたには何のメリットも無いっていうのに…!!」
どこか必死に、そう叫ぶルッスーリア
そんなルッスーリアから顔を逸らし、ソラはいつもの調子で言った
『別に助けたつもりはねぇよ。ただ…仲間をすぐに見捨てる奴が、嫌いなだけだ』
そう言ってボクシングリングから降り、元いた場所へと歩いて行くソラ
そんなソラの背中を見詰めながら、ルッスーリアは呆然とした後小さく笑った
「(……ソラって言ったかしら、あの子…あんな子、初めてだわ…) ……あたしの負けね」
「!?」
「リングはあなたの物よ」
そう言って、リングを了平に投げるルッスーリア
それを了平は片手で受け取る
「あの子…ソラに言っといてちょうだい」
「?」
「ありがとうって」
「!! ……ああ」
そう言ったルッスーリアの顔は、とても穏やかなものだった