15話
夢小説設定
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「ここからはオレが取り仕切らせてもらう」
「と……父さん!?」
「なっ!?10代目のお父様!!」
『へぇ、ツナの父さんなのか』
その男はツナの父親、沢田家光だった
後ろにバジルや他の部下達も連れている
「家光…!」
「て…てめー何しに…!」
どこか焦りながらも、スクアーロが家光に向けて剣を構えた
それを見た家光は、冷静な態度のままXANXUSに言う
「XANXUS、お前の部下は門外顧問であるこのオレに剣を向けるのか」
それを聞いたXANXUSは、鋭く家光を睨む
家光もXANXUSを睨み返し、お互いに殺気を飛ばし合った
「な…!この2人…なんて殺気だ!」
『んー、そうか?』
「なっ…ソラ、お前平気なのかよ!?」
『まあな。私のいた世界じゃこれぐらいの殺気なんて当たり前だったし…この程度ならそこら辺にいる忍より弱ぇぐらいだ』
「まじかよ……」
その言葉を聞いて、綱吉達は驚くしかなかった
一体ソラは、どれ程過酷な世界で生きてきたのだろうと
普段と変わらない、飄々とした態度のソラに目を見張っていると、家光が淡々と話し出した
「オレは近ごろのおまえ達のやり方と、それを容認している9代目に疑問を持ってな。9代目に異議申し立ての質問状を送った」
そう言いながら、2つの筒状に丸められた紙を取り出す家光
「そして、その回答ととれる勅命が今届いた」
「………」
「何の話かさっぱりわかんないよ~っ!つーかなんで父さんが…!?」
それを聞いたリボーンが、ゆっくりと口を開いた
「門外顧問、それが家光のボンゴレの役職だ」
「?」
「ボンゴレであって、ボンゴレでないもの。平常時には部外者でありながら、ファミリーの非常時においてボスに次ぐ権限を発動できる、実質No.2だ」
「な!?父さんがNo.2!?」
そして門外顧問は後継者選びにおいて、ボスと対等の決定権を持ってる
つまりボンゴレリングの半分であるハーフボンゴレリングを、後継者に授けられる権限だ
「ボンゴレリングの半分って……」
「言わなかったか?8種類あるハーフボンゴレリングは、それだけではただのカケラにすぐねーんだ。対となる2つが揃ってはじめて、後継者の証であるボンゴレリングになるんだぞ」
『だから、こんな変な形してんだもんなぁ』
「ああ、逆に言えば2つ揃わなければ後継者にはなれねーんだ」
ボスと門外顧問が別々の後継者を選ぶなんて、めったにあることじゃないけどな
そう呟く様にリボーンが言うと、バジルが紙を持ってこちらへとやって来た
「沢田殿、これが9代目からの勅命です」
「? ちょくめい…?」
その紙を受け取り、開いて中を確認する綱吉
XANXUSの所にも紙が渡ったようだ
「! 死ぬ気の炎!?」
開いたと同時に、紙の上部に死ぬ気の炎が灯った
「それは9代目の死炎印。まちがいない、本物の勅命だね」
「わっイタリア語で書いてある…よ、読めないよ~」
「フフ、要約するとこう書いてある」
慌てる綱吉に小さく笑った後、家光は話し始めた
「と……父さん!?」
「なっ!?10代目のお父様!!」
『へぇ、ツナの父さんなのか』
その男はツナの父親、沢田家光だった
後ろにバジルや他の部下達も連れている
「家光…!」
「て…てめー何しに…!」
どこか焦りながらも、スクアーロが家光に向けて剣を構えた
それを見た家光は、冷静な態度のままXANXUSに言う
「XANXUS、お前の部下は門外顧問であるこのオレに剣を向けるのか」
それを聞いたXANXUSは、鋭く家光を睨む
家光もXANXUSを睨み返し、お互いに殺気を飛ばし合った
「な…!この2人…なんて殺気だ!」
『んー、そうか?』
「なっ…ソラ、お前平気なのかよ!?」
『まあな。私のいた世界じゃこれぐらいの殺気なんて当たり前だったし…この程度ならそこら辺にいる忍より弱ぇぐらいだ』
「まじかよ……」
その言葉を聞いて、綱吉達は驚くしかなかった
一体ソラは、どれ程過酷な世界で生きてきたのだろうと
普段と変わらない、飄々とした態度のソラに目を見張っていると、家光が淡々と話し出した
「オレは近ごろのおまえ達のやり方と、それを容認している9代目に疑問を持ってな。9代目に異議申し立ての質問状を送った」
そう言いながら、2つの筒状に丸められた紙を取り出す家光
「そして、その回答ととれる勅命が今届いた」
「………」
「何の話かさっぱりわかんないよ~っ!つーかなんで父さんが…!?」
それを聞いたリボーンが、ゆっくりと口を開いた
「門外顧問、それが家光のボンゴレの役職だ」
「?」
「ボンゴレであって、ボンゴレでないもの。平常時には部外者でありながら、ファミリーの非常時においてボスに次ぐ権限を発動できる、実質No.2だ」
「な!?父さんがNo.2!?」
そして門外顧問は後継者選びにおいて、ボスと対等の決定権を持ってる
つまりボンゴレリングの半分であるハーフボンゴレリングを、後継者に授けられる権限だ
「ボンゴレリングの半分って……」
「言わなかったか?8種類あるハーフボンゴレリングは、それだけではただのカケラにすぐねーんだ。対となる2つが揃ってはじめて、後継者の証であるボンゴレリングになるんだぞ」
『だから、こんな変な形してんだもんなぁ』
「ああ、逆に言えば2つ揃わなければ後継者にはなれねーんだ」
ボスと門外顧問が別々の後継者を選ぶなんて、めったにあることじゃないけどな
そう呟く様にリボーンが言うと、バジルが紙を持ってこちらへとやって来た
「沢田殿、これが9代目からの勅命です」
「? ちょくめい…?」
その紙を受け取り、開いて中を確認する綱吉
XANXUSの所にも紙が渡ったようだ
「! 死ぬ気の炎!?」
開いたと同時に、紙の上部に死ぬ気の炎が灯った
「それは9代目の死炎印。まちがいない、本物の勅命だね」
「わっイタリア語で書いてある…よ、読めないよ~」
「フフ、要約するとこう書いてある」
慌てる綱吉に小さく笑った後、家光は話し始めた