13話
夢小説設定
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─中山外科医院─
時間通りに言われた病院へ赴くと、病院の前には既にリボーンとディーノがいた
『悪い、待たせたか?』
「いや、平気だぞ」
「俺らも今来たところだしな!」
ソラの言葉に、気さくに返事をする二人
そのまま三人で病院内へ入ると、そこには綱吉と獄寺、そして山本がいた
三人の手元には、あのハーフボンゴレリングが握られていた
「つーかなんで!?なんで獄寺君と山本にも……!?」
「選ばれたからだぞ」
「「!!」」
突然聞こえてきたリボーンの声に、三人は驚いた表情のまま振り返る
「ディーノさん!!リボーン!!それにソラも!!いつのまに!?」
「なっ!?何でソラもいんだよ!!お前やっぱりマフィアだったのか!!」
「まーまー、いーじゃねーか!なっ!ソラ!!」
目を見開いている獄寺を他所に、ソラと肩を組む山本
それを見た獄寺は、何故か顔を真っ赤にして怒鳴った
「てめー野球馬鹿!!ソラから離れろ!!」
『(元気だなぁこいつら)』
「もー二人とも!!ソラが困るでしょ!?」
綱吉がそうが言うと、獄寺は慌てて謝り、山本は渋々とソラから離れた
「そ…それで、選ばれたって!?」
それを見計らって、話を戻す綱吉
「ああ、ボンゴレリングは全部で8つあるんだ。そして8人のファミリーが持って、はじめて意味をもつんだからな」
「!?」
「お前以外の7つのリングは次期ボンゴレボス、沢田綱吉を守護するにふさわしい7名に届けられたぞ」
「なぁ!?オレ以外にも指輪配られたの~!?」
「そうだぞ。ボンゴレの伝統だからな」
「じゃ、じゃあもしかしてソラも!?」
「なっ…!?」
「ホントか!?」
『ああ、まあな』
驚いている三人に見えるように、ソラは服の中からリングを取り出した
「ま、まじかよー!?」
「じゃあソラも仲間だな!」
「ボンゴレだったのか……!?」
『んー、まあ入ったばっかだけどな (……無理やり)』
「ソラ、こいつらにボンゴレリングについて教えてやれ」
『えっ私が?』
「お前がどこまで覚えてるか、テストも兼ねてな」
そう言ってニヤリと笑うリボーンに、ソラは面倒臭いと思いながらも説明を始めた
『あー…ボンゴレリングってのは、初代ボンゴレファミリーの中核だった8人が、ボンゴレファミリーである証として後世に残したものらしい。そんでファミリーは代々必ず、8人の中心メンバーが8つのリングを受け継ぐ掟になってんだとよ』
「その通りだぞ、大した記憶力だな」
『そりゃどうも』
ツラツラと言ってのけたソラに、どこか楽しそうに頷くリボーン
そんな説明を聞いた綱吉は、青ざめた表情で叫んだ
「それで後継者の証とかってー!?」
「10代目!!」
「!?」
いきなり獄寺が大声を上げる
振り返ると、喜びを顔全面に押し出した獄寺がいた
「ありがたき幸せっス!!身のひきしまる思いっス!!」
「(めっさ喜んでるよ!!)」
『よかったな~隼人』
「おう!!」
あまりの嬉しさからか、ソラの言葉に素直な気持ちを返す獄寺
「獄寺のリングは“嵐のリング”、山本は“雨のリング”、ソラのは…知ってると思うが“夜空のリング”だな」
「そーいや違うな」
「ん?そーか?」
「なんだ…?嵐とか雨とか……夜空はともかく、天気予報みたいな……」
その言葉を聞いたリボーンは、ジッとソラを見た
まるで説明しろと言っているかの様に
『えーまたかよ?ったく……初代ボンゴレファミリーは、個性豊かなメンバーだったらしい。だからその特徴がリングに刻まれてんだと』
初代ボスは、すべてに染まりつつすべてを飲みこみ、包容する大空のようだったと言われている
『だから、リングは“大空のリング”』
先程と同様に、スラスラと説明をするソラ
それを聞いたリボーンは小さく笑い、他の人達は唖然としていた
「(一度教えただけなのにここまでの記憶力……良い人材だな)」
リボーンがそんな事を考えているのも露知らず、ソラは話を続けた
時間通りに言われた病院へ赴くと、病院の前には既にリボーンとディーノがいた
『悪い、待たせたか?』
「いや、平気だぞ」
「俺らも今来たところだしな!」
ソラの言葉に、気さくに返事をする二人
そのまま三人で病院内へ入ると、そこには綱吉と獄寺、そして山本がいた
三人の手元には、あのハーフボンゴレリングが握られていた
「つーかなんで!?なんで獄寺君と山本にも……!?」
「選ばれたからだぞ」
「「!!」」
突然聞こえてきたリボーンの声に、三人は驚いた表情のまま振り返る
「ディーノさん!!リボーン!!それにソラも!!いつのまに!?」
「なっ!?何でソラもいんだよ!!お前やっぱりマフィアだったのか!!」
「まーまー、いーじゃねーか!なっ!ソラ!!」
目を見開いている獄寺を他所に、ソラと肩を組む山本
それを見た獄寺は、何故か顔を真っ赤にして怒鳴った
「てめー野球馬鹿!!ソラから離れろ!!」
『(元気だなぁこいつら)』
「もー二人とも!!ソラが困るでしょ!?」
綱吉がそうが言うと、獄寺は慌てて謝り、山本は渋々とソラから離れた
「そ…それで、選ばれたって!?」
それを見計らって、話を戻す綱吉
「ああ、ボンゴレリングは全部で8つあるんだ。そして8人のファミリーが持って、はじめて意味をもつんだからな」
「!?」
「お前以外の7つのリングは次期ボンゴレボス、沢田綱吉を守護するにふさわしい7名に届けられたぞ」
「なぁ!?オレ以外にも指輪配られたの~!?」
「そうだぞ。ボンゴレの伝統だからな」
「じゃ、じゃあもしかしてソラも!?」
「なっ…!?」
「ホントか!?」
『ああ、まあな』
驚いている三人に見えるように、ソラは服の中からリングを取り出した
「ま、まじかよー!?」
「じゃあソラも仲間だな!」
「ボンゴレだったのか……!?」
『んー、まあ入ったばっかだけどな (……無理やり)』
「ソラ、こいつらにボンゴレリングについて教えてやれ」
『えっ私が?』
「お前がどこまで覚えてるか、テストも兼ねてな」
そう言ってニヤリと笑うリボーンに、ソラは面倒臭いと思いながらも説明を始めた
『あー…ボンゴレリングってのは、初代ボンゴレファミリーの中核だった8人が、ボンゴレファミリーである証として後世に残したものらしい。そんでファミリーは代々必ず、8人の中心メンバーが8つのリングを受け継ぐ掟になってんだとよ』
「その通りだぞ、大した記憶力だな」
『そりゃどうも』
ツラツラと言ってのけたソラに、どこか楽しそうに頷くリボーン
そんな説明を聞いた綱吉は、青ざめた表情で叫んだ
「それで後継者の証とかってー!?」
「10代目!!」
「!?」
いきなり獄寺が大声を上げる
振り返ると、喜びを顔全面に押し出した獄寺がいた
「ありがたき幸せっス!!身のひきしまる思いっス!!」
「(めっさ喜んでるよ!!)」
『よかったな~隼人』
「おう!!」
あまりの嬉しさからか、ソラの言葉に素直な気持ちを返す獄寺
「獄寺のリングは“嵐のリング”、山本は“雨のリング”、ソラのは…知ってると思うが“夜空のリング”だな」
「そーいや違うな」
「ん?そーか?」
「なんだ…?嵐とか雨とか……夜空はともかく、天気予報みたいな……」
その言葉を聞いたリボーンは、ジッとソラを見た
まるで説明しろと言っているかの様に
『えーまたかよ?ったく……初代ボンゴレファミリーは、個性豊かなメンバーだったらしい。だからその特徴がリングに刻まれてんだと』
初代ボスは、すべてに染まりつつすべてを飲みこみ、包容する大空のようだったと言われている
『だから、リングは“大空のリング”』
先程と同様に、スラスラと説明をするソラ
それを聞いたリボーンは小さく笑い、他の人達は唖然としていた
「(一度教えただけなのにここまでの記憶力……良い人材だな)」
リボーンがそんな事を考えているのも露知らず、ソラは話を続けた