12話
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「う゛お゛ぉい、ソレを渡す前に何枚におろして欲しい?」
「渡してはいけません、沢田殿」
「え!?ちょっなんなの?どーなってんのー!?」
あまりの展開の速さに混乱する綱吉
それを見たソラは、綱吉とバジルを庇う様に前に出た
「え…!?」
「ソラ!?」
「う゛お゛ぉい、ソラ…そこを退けぇ。オレはお前を傷つける気はねぇんだ」
『退けと言われて退く奴がいるかよ』
真っ直ぐとお互いの目を見るソラとスクアーロ
少しでも目を逸らしたら持っていかれる、そんな緊張感が流れる中、唐突にどこからか声が聞こえた
「あいかわらずだな、S・スクアーロ」
「!?」
『?』
「!! (この声は……!)」
そこにいたのは、金髪の鞭を持った男だった
後ろには部下であろう、黒服の人達を連れている
「子供相手にムキになって恥ずかしくねーのか?」
「!?」
『……誰だ? (っていうか子供扱いすんなよ、20歳だぞ私は…ってそうか、私今14歳の見た目だったな)』
「ディ…ディーノさん!」
「! 跳ね馬だと!?」
ディーノ?跳ね馬?
何だかよく分かんねぇけど、ツナとスクアーロはこいつを知ってるみてぇだな
「その趣味の悪い遊びをやめねーっていうんなら、オレが相手になるぜ」
「(日本のこのガキ…こんなコネをもってやがるのか…跳ね馬ディーノ…こいつを相手にするとなると、一筋縄じゃいかねーか) う゛お゛ぉい、跳ね馬。お前をここでぶっ殺すのも悪くない。だが同盟ファミリーとやりあったとなると上がうるせえ…今日のところはおとなしく…」
そう言うと突然ソラの腕を引っ張ってその場から退かし、綱吉の髪を掴んで持ち上げた
「帰るわきゃねぇぞぉ!!」
「ぎゃっ!」
『ツナ!』
「手を放せ!!」
すぐさま鞭を振るディーノ
だがスクアーロに仕込み火薬を投げられ、それを阻止された
ドゴオッ!!
「やろう!……ん!?何だこれ!?」
凄まじい爆発で煙が立ち込める中、ディーノは目の前の光景に目を見張る
そこには、結晶を盾にして綱吉達を守っているソラの姿があった
「お前…… (なんだ?これは…結晶…?)」
「ソラ…!!ありがとう!助かったよ!!」
「すみません…!」
『おう、気にすんな。それよりあれ、持ってかれたけどいいのか?』
ソラはそう言うと、スクアーロの方に目を向けた
「貴様とソラに免じて、こいつらの命はあずけといてやる。だがこいつはいただいていくぜぇ!!う゛お゛ぉい!!」
そう言ったスクアーロの手には、綱吉が持っていたはずの箱型のケースがあった
「なっ!」
「ああっ!!ボンゴレリングが…!!」
「!! ボンゴレリング…?」
『(お、やっぱりあれ私が貰ったのと同じやつだったのか)』
ソラが貰った“夜空のリング”は、今首から下げて服に仕舞っている
あのリングとなると、奪われたらヤバいんじゃ…と思いつつ、服の上から自身のリングに触れた
「じゃあなぁ」
そう言うと、スクアーロはすぐに去って行ってしまった
「まっまてっ!ううっ…!!」
追いかけようとするバジルだったが、深手を負っていたせいもありその場に倒れてしまった
「!」
『おー、お前大丈夫か?』
「そうだ、無茶すんな」
「深追いは禁物だぞ」
「! リボーン!」
いつの間にか傍にいたリボーンに、綱吉は問い詰める様に言った
「渡してはいけません、沢田殿」
「え!?ちょっなんなの?どーなってんのー!?」
あまりの展開の速さに混乱する綱吉
それを見たソラは、綱吉とバジルを庇う様に前に出た
「え…!?」
「ソラ!?」
「う゛お゛ぉい、ソラ…そこを退けぇ。オレはお前を傷つける気はねぇんだ」
『退けと言われて退く奴がいるかよ』
真っ直ぐとお互いの目を見るソラとスクアーロ
少しでも目を逸らしたら持っていかれる、そんな緊張感が流れる中、唐突にどこからか声が聞こえた
「あいかわらずだな、S・スクアーロ」
「!?」
『?』
「!! (この声は……!)」
そこにいたのは、金髪の鞭を持った男だった
後ろには部下であろう、黒服の人達を連れている
「子供相手にムキになって恥ずかしくねーのか?」
「!?」
『……誰だ? (っていうか子供扱いすんなよ、20歳だぞ私は…ってそうか、私今14歳の見た目だったな)』
「ディ…ディーノさん!」
「! 跳ね馬だと!?」
ディーノ?跳ね馬?
何だかよく分かんねぇけど、ツナとスクアーロはこいつを知ってるみてぇだな
「その趣味の悪い遊びをやめねーっていうんなら、オレが相手になるぜ」
「(日本のこのガキ…こんなコネをもってやがるのか…跳ね馬ディーノ…こいつを相手にするとなると、一筋縄じゃいかねーか) う゛お゛ぉい、跳ね馬。お前をここでぶっ殺すのも悪くない。だが同盟ファミリーとやりあったとなると上がうるせえ…今日のところはおとなしく…」
そう言うと突然ソラの腕を引っ張ってその場から退かし、綱吉の髪を掴んで持ち上げた
「帰るわきゃねぇぞぉ!!」
「ぎゃっ!」
『ツナ!』
「手を放せ!!」
すぐさま鞭を振るディーノ
だがスクアーロに仕込み火薬を投げられ、それを阻止された
ドゴオッ!!
「やろう!……ん!?何だこれ!?」
凄まじい爆発で煙が立ち込める中、ディーノは目の前の光景に目を見張る
そこには、結晶を盾にして綱吉達を守っているソラの姿があった
「お前…… (なんだ?これは…結晶…?)」
「ソラ…!!ありがとう!助かったよ!!」
「すみません…!」
『おう、気にすんな。それよりあれ、持ってかれたけどいいのか?』
ソラはそう言うと、スクアーロの方に目を向けた
「貴様とソラに免じて、こいつらの命はあずけといてやる。だがこいつはいただいていくぜぇ!!う゛お゛ぉい!!」
そう言ったスクアーロの手には、綱吉が持っていたはずの箱型のケースがあった
「なっ!」
「ああっ!!ボンゴレリングが…!!」
「!! ボンゴレリング…?」
『(お、やっぱりあれ私が貰ったのと同じやつだったのか)』
ソラが貰った“夜空のリング”は、今首から下げて服に仕舞っている
あのリングとなると、奪われたらヤバいんじゃ…と思いつつ、服の上から自身のリングに触れた
「じゃあなぁ」
そう言うと、スクアーロはすぐに去って行ってしまった
「まっまてっ!ううっ…!!」
追いかけようとするバジルだったが、深手を負っていたせいもありその場に倒れてしまった
「!」
『おー、お前大丈夫か?』
「そうだ、無茶すんな」
「深追いは禁物だぞ」
「! リボーン!」
いつの間にか傍にいたリボーンに、綱吉は問い詰める様に言った