11話
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『馬鹿だなぁお前』
「あ゛ぁ!?」
「えっ………」
「(ソラ……)」
あっけらかんとした表情で言ってのけたソラに、綱吉達は唖然とする
『仕込み火薬の事は、お前が武と戦ってた時に既に知ってたっつーの。じゃなきゃあんな受け止め方しねぇよ。どうだ?自分の武器を利用された気分はよ』
そういや、どっかの誰かさんも利用されて痛い目みたんだったよな~
そう言いつつ、未だに地面に倒れている獄寺をニヤつきながらチラリと見る
それに気付いた獄寺は、気まずそうに目を逸らした
そんな中、綱吉は引き攣った表情で冷や汗を垂らす
「(ソラって…意外と毒舌だよな……)」
「……う゛お゛ぉい、随分と言ってくれるじゃねぇかぁ……お前、名は?」
そう言ってソラに近づく男
綱吉達にはこちらの会話がよく聞こえていないらしく、何を話しているのか分かっていないようだ
『名前ぐらい自分から言ったらどうだ?』
「……オレはスクアーロ、S(スペルビ)・スクアーロだ」
『……スペルビ? (こっちが苗字か?)』
「スクアーロでいい」
『分かった、スクアーロな』
にしても、変な名前だな
どっかの里の人柱力みてぇだ
『私は海堂ソラだ。まあ…よろしく?ってのも変か?』
「……ソラか…お前の事はボスに伝えとくぜ」
疑問符を飛ばしているソラにそれだけ言うと、スクアーロはすぐさまこちらの様子を伺っていたあの少年の所へ行き、その少年を斬り付けた
油断していた少年は呆気なく斬られてしまう
『あっやべ (油断してた)』
「うう…ッ!!」
「う゛お゛ぉい、てめぇはもう要無しだぁ…話はそっちのガキから聞くことにしたぞぉ」
そう言って剣を振り上げた
「てめぇは死ねぇ!!」
少年を斬ろうとしたが、次の瞬間
ガッ!!!
「復…活!!!!」
綱吉がスクアーロの腕を掴み、それを阻止した
「!?」
「!」
『おおなんだ、大丈夫そうだな』
随分と豹変した綱吉が、スクアーロと攻防戦を繰り広げる
何だよ、ツナって割と動けるんだな……まあ、大分粗削りだけど
額に炎が灯ってるから、あれも死ぬ気モード?とかいうやつなんだろうな
そんな事を呑気に考えていると、その死ぬ気モードの時間切れなのか、戦いの最中にも関わらずいつもの綱吉に戻ってしまった
「はっ!」
「いつまで逃げる気だぁ!?」
「ひいいっ!!」
「腰抜けが!!」
そう言って仕込み火薬を撃ち出すスクアーロ
「わ!うわあああ!!」
手を貸してやった方がいいかとも思ったが、ほぼ満身創痍の少年がブーメランの様な形の武器で火薬を阻止した
ドガガガガン!!
「ぐっ!」
煙がスクアーロの目眩ましになっている隙に、少年がソラと綱吉を連れて物陰に隠れた
「ハァ…ハァ…」
「あ…ありがと……」
『おい、お前大丈夫か?ボロボロだけど』
「は、はい……拙者はバジルといいます。親方様に頼まれて沢田殿にあるものを届にきたのです」
「は?オレに?…つーか親方様って…!?」
『?』
「これです」
そう言うと、バジルは箱型のケースを取り出した
中には半分になっているリングが7つ入っており、1つ分空きがあった
それはつい最近、リボーンからソラが受け取ったあのリングにそっくりだった
「? なに……コレ……!?」
『(あー、これか)』
「何かはリボーンさんが知ってます」
「えっ君リボーンを知ってんの!?」
「リボーンさんはわけあって戦えません!これを持ってあなた達は逃げてください!」
「!! ちょっ急にそんなこと言われても!」
『……早速お出ましみてぇだな』
「「!!」」
ソラがそう言うと、すぐ近くから声が聞こえた
「う゛お゛ぉい、そぉいぅことかぁ…こいつは見逃せねぇ一大事じゃねーかぁ」
案の定、スクアーロに見つかってしまった
「貴様らを…いや、ソラ以外をかっさばいてからそいつは持ち帰らねぇとなぁ」
『何で私以外なんだよ』
「くそ…ッ」
「ひいいいっなんなの~!!どーしよー!!ソラー!!」
『まあまあ落ち着けって、どうにかなるだろ』
「えっ、ほ、本当…!?」
『根拠はねぇけど』
「もう終わりだーーー!!!!」
全く何も考えてない様な発言をするソラに、頭を抱える綱吉
「………やべーな」
その様子を遠くから見ていたリボーンは、そう小さく呟くのだった
to be continue……
(そういや銀髪なのも似てるポイントだな)
「あ゛ぁ!?」
「えっ………」
「(ソラ……)」
あっけらかんとした表情で言ってのけたソラに、綱吉達は唖然とする
『仕込み火薬の事は、お前が武と戦ってた時に既に知ってたっつーの。じゃなきゃあんな受け止め方しねぇよ。どうだ?自分の武器を利用された気分はよ』
そういや、どっかの誰かさんも利用されて痛い目みたんだったよな~
そう言いつつ、未だに地面に倒れている獄寺をニヤつきながらチラリと見る
それに気付いた獄寺は、気まずそうに目を逸らした
そんな中、綱吉は引き攣った表情で冷や汗を垂らす
「(ソラって…意外と毒舌だよな……)」
「……う゛お゛ぉい、随分と言ってくれるじゃねぇかぁ……お前、名は?」
そう言ってソラに近づく男
綱吉達にはこちらの会話がよく聞こえていないらしく、何を話しているのか分かっていないようだ
『名前ぐらい自分から言ったらどうだ?』
「……オレはスクアーロ、S(スペルビ)・スクアーロだ」
『……スペルビ? (こっちが苗字か?)』
「スクアーロでいい」
『分かった、スクアーロな』
にしても、変な名前だな
どっかの里の人柱力みてぇだ
『私は海堂ソラだ。まあ…よろしく?ってのも変か?』
「……ソラか…お前の事はボスに伝えとくぜ」
疑問符を飛ばしているソラにそれだけ言うと、スクアーロはすぐさまこちらの様子を伺っていたあの少年の所へ行き、その少年を斬り付けた
油断していた少年は呆気なく斬られてしまう
『あっやべ (油断してた)』
「うう…ッ!!」
「う゛お゛ぉい、てめぇはもう要無しだぁ…話はそっちのガキから聞くことにしたぞぉ」
そう言って剣を振り上げた
「てめぇは死ねぇ!!」
少年を斬ろうとしたが、次の瞬間
ガッ!!!
「復…活!!!!」
綱吉がスクアーロの腕を掴み、それを阻止した
「!?」
「!」
『おおなんだ、大丈夫そうだな』
随分と豹変した綱吉が、スクアーロと攻防戦を繰り広げる
何だよ、ツナって割と動けるんだな……まあ、大分粗削りだけど
額に炎が灯ってるから、あれも死ぬ気モード?とかいうやつなんだろうな
そんな事を呑気に考えていると、その死ぬ気モードの時間切れなのか、戦いの最中にも関わらずいつもの綱吉に戻ってしまった
「はっ!」
「いつまで逃げる気だぁ!?」
「ひいいっ!!」
「腰抜けが!!」
そう言って仕込み火薬を撃ち出すスクアーロ
「わ!うわあああ!!」
手を貸してやった方がいいかとも思ったが、ほぼ満身創痍の少年がブーメランの様な形の武器で火薬を阻止した
ドガガガガン!!
「ぐっ!」
煙がスクアーロの目眩ましになっている隙に、少年がソラと綱吉を連れて物陰に隠れた
「ハァ…ハァ…」
「あ…ありがと……」
『おい、お前大丈夫か?ボロボロだけど』
「は、はい……拙者はバジルといいます。親方様に頼まれて沢田殿にあるものを届にきたのです」
「は?オレに?…つーか親方様って…!?」
『?』
「これです」
そう言うと、バジルは箱型のケースを取り出した
中には半分になっているリングが7つ入っており、1つ分空きがあった
それはつい最近、リボーンからソラが受け取ったあのリングにそっくりだった
「? なに……コレ……!?」
『(あー、これか)』
「何かはリボーンさんが知ってます」
「えっ君リボーンを知ってんの!?」
「リボーンさんはわけあって戦えません!これを持ってあなた達は逃げてください!」
「!! ちょっ急にそんなこと言われても!」
『……早速お出ましみてぇだな』
「「!!」」
ソラがそう言うと、すぐ近くから声が聞こえた
「う゛お゛ぉい、そぉいぅことかぁ…こいつは見逃せねぇ一大事じゃねーかぁ」
案の定、スクアーロに見つかってしまった
「貴様らを…いや、ソラ以外をかっさばいてからそいつは持ち帰らねぇとなぁ」
『何で私以外なんだよ』
「くそ…ッ」
「ひいいいっなんなの~!!どーしよー!!ソラー!!」
『まあまあ落ち着けって、どうにかなるだろ』
「えっ、ほ、本当…!?」
『根拠はねぇけど』
「もう終わりだーーー!!!!」
全く何も考えてない様な発言をするソラに、頭を抱える綱吉
「………やべーな」
その様子を遠くから見ていたリボーンは、そう小さく呟くのだった
to be continue……
(そういや銀髪なのも似てるポイントだな)