あれから色々とあり、今は街が大変な事になっている


ドゴォォオッ！！


「な…何！！？」

『？』


ソラと綱吉、京子がテーブルがある場所で休んでいると、突如何の前触れも無く建物が崩壊した

それを見て、私は咄嗟に京子の前へ出る


「ソラ…？」

『ちょっとじっとしてろよ』


何が起きたのかは分からないが、マフィアに関係のある綱吉はともかく、一般人である京子に被害が出るのは頂けない

それもあり京子を庇っていたら、突然綱吉がいる方へ何かが飛んできた


「ぎゃああっ！」


ドッ！！


それに対して避ける事が出来なかった綱吉は、モロに激突されてしまう

その飛んできた何かというのは、綱吉達と同じぐらいの年齢の少年だった


『おいおいツナ、大丈夫か？』

「いててて…う、うん、大丈夫……」

「す…すみませ…！！……おぬし……！！」


飛んできた少年は、驚いた様な表情を見せた


『……？ (何だ？ツナの事知ってんのかこいつ)』

「21世紀に…おぬし…？」


両者違う疑問を抱いていると、遠くにここへ駆けつけてくる獄寺と山本の姿があった


「10代目ー！！」

「大丈夫かツナ！！」


そんな様子を見ていたリボーンは、疑問符を飛ばした


「お、なんであいつがここにいんだ？」


どうやら飛んできた少年の事を知っているらしい

すると、どこからか知らない男の声が聞こえてきた


「う゛お゛ぉい！！なんだぁ？外野がゾロゾロとぉ。邪魔するカスはたたっ斬るぞぉ！！」

「あぁ！？」

「………」

「な…何なの一体!?」

『(いや声でかっ)』


その声のでかさにどこぞのジャシン教徒が頭を過りつつも、何だか面倒な事になってきたぞと小さく溜息を零す

そんな中、リボーンが静かな声で呟いた


「嵐の予感だな」