10話
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『よし、終わった終わった』
「「………」」
一仕事を終えたと言わんばかりに、両手をパンパンと鳴らす
終始余裕そうなソラを見て、獄寺と山本は唖然としていた
そんな二人を視界に入れたソラは、思い出したかの様に声を上げる
『あー、悪い。お前ら大丈夫か?一応手加減はしたから、骨は折れてねぇとは思うけど』
そう言いつつ、ソラは二人の所に行き傷の具合を見た
『おお……まあ、骨は無事だな』
大分グロい感じに変色はしてるけど……
そう呟き、ソラは獄寺の傷に手を翳す
するとソラの手に緑色の光が纏い、見る見るうちに傷が癒えていった
「!? (傷が…治っていく……)」
「…何だ?その緑色の光……」
『これか?これは医療忍術ってやつ』
「「にっ…忍術!?」」
『……ああそうか、お前らにはまだ話してなかったな』
ソラは自分が忍だという事、暁というS級犯罪者集団の一員だという事、それに加えてこれまでの経緯を二人に話した
「……マジかよ…」
「だからあんなに強かったのな……」
『いや別に、これぐらい普通だっての』
今回も、遊び程度に相手してやっただけだしな
そう思いつつ、暫く医療忍術で二人の傷を治していった
『……よし、終わったぞ』
「おう!サンキューな!」
「まぁ…その、ありがとよ」
『構わねぇよ。そんじゃあ私帰るから』
「あ、待ってくれ!」
早く戻らねぇと、遅くなったらサソリがうるせぇしな
そう言って帰ろうとしたソラを、山本が引き留めた
『ん?どうした?』
「えっと……今まで悪かった!すまん!!」
そう言って山本は、勢い良く頭を下げた
それに続いて獄寺も、同じ様に頭を下げる
「俺らは姫…愛崎に幻術を掛けられていたとはいえ、すんなり騙されて……悪かった」
本当に、申し訳なさそうに謝る二人
それを見て、ソラは軽く笑って言った
『別に気にしてねぇよ。それに、私より他に謝る奴がいるんじゃねぇか?』
そう言って、獄寺にあるものを投げた
獄寺はそれを咄嗟に受け取る
「? ……これは…ケータイ?」
『リボーンから借りたやつなんだけどな。それにさっき愛崎が言った言葉が一語一句間違いなく録音されてる。クラスの奴らにでも聴かせて、愛崎が主犯ってのを知らせてやれ』
「あ、ああ!!」
「ありがとな!!」
『おう、どういたしまして』
そう言うと、ソラは今まで二人が見た事もない様な優しい笑顔で笑った
「「!!」」
それを見た二人は、堪らず顔を赤く染める
だがそんな事は気にも留めず、それじゃと言った後、ソラは一瞬でその場から消えたのだった
to be continue……
(サソリ怒ってっかなぁー…)
「「………」」
一仕事を終えたと言わんばかりに、両手をパンパンと鳴らす
終始余裕そうなソラを見て、獄寺と山本は唖然としていた
そんな二人を視界に入れたソラは、思い出したかの様に声を上げる
『あー、悪い。お前ら大丈夫か?一応手加減はしたから、骨は折れてねぇとは思うけど』
そう言いつつ、ソラは二人の所に行き傷の具合を見た
『おお……まあ、骨は無事だな』
大分グロい感じに変色はしてるけど……
そう呟き、ソラは獄寺の傷に手を翳す
するとソラの手に緑色の光が纏い、見る見るうちに傷が癒えていった
「!? (傷が…治っていく……)」
「…何だ?その緑色の光……」
『これか?これは医療忍術ってやつ』
「「にっ…忍術!?」」
『……ああそうか、お前らにはまだ話してなかったな』
ソラは自分が忍だという事、暁というS級犯罪者集団の一員だという事、それに加えてこれまでの経緯を二人に話した
「……マジかよ…」
「だからあんなに強かったのな……」
『いや別に、これぐらい普通だっての』
今回も、遊び程度に相手してやっただけだしな
そう思いつつ、暫く医療忍術で二人の傷を治していった
『……よし、終わったぞ』
「おう!サンキューな!」
「まぁ…その、ありがとよ」
『構わねぇよ。そんじゃあ私帰るから』
「あ、待ってくれ!」
早く戻らねぇと、遅くなったらサソリがうるせぇしな
そう言って帰ろうとしたソラを、山本が引き留めた
『ん?どうした?』
「えっと……今まで悪かった!すまん!!」
そう言って山本は、勢い良く頭を下げた
それに続いて獄寺も、同じ様に頭を下げる
「俺らは姫…愛崎に幻術を掛けられていたとはいえ、すんなり騙されて……悪かった」
本当に、申し訳なさそうに謝る二人
それを見て、ソラは軽く笑って言った
『別に気にしてねぇよ。それに、私より他に謝る奴がいるんじゃねぇか?』
そう言って、獄寺にあるものを投げた
獄寺はそれを咄嗟に受け取る
「? ……これは…ケータイ?」
『リボーンから借りたやつなんだけどな。それにさっき愛崎が言った言葉が一語一句間違いなく録音されてる。クラスの奴らにでも聴かせて、愛崎が主犯ってのを知らせてやれ』
「あ、ああ!!」
「ありがとな!!」
『おう、どういたしまして』
そう言うと、ソラは今まで二人が見た事もない様な優しい笑顔で笑った
「「!!」」
それを見た二人は、堪らず顔を赤く染める
だがそんな事は気にも留めず、それじゃと言った後、ソラは一瞬でその場から消えたのだった
to be continue……
(サソリ怒ってっかなぁー…)