10話
夢小説設定
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という訳で、昼休みになって早速屋上に来てみたんだが
風が気持ちいいとか言ってられねぇんだよなぁ
「やっときたのなー」
「遅ぇんだよ、ノロマ野郎!」
こいつらに呼ばれたから
さあどうしたもんかと考えていると、突然獄寺達が殴りかかってきた
『(まあ、遊んでやるか)』
私を殴ったところで意味ねぇし、気が済むまで殴らせてやろう
次々と繰り出される獄寺と山本の拳を、受け身もしないでその場で棒立ちのまま受けるソラ
その身体は、全くもって微動だにしない
にしても、女相手に容赦ねぇなぁ
まあこれも幻術に掛かってるせいかもしれねぇけど
こちとら痛くも痒くもねぇからどうでもいいが
というのも、ソラは結晶を自在に操る晶遁使い
自分の身体を守る為、身体を結晶化する事も可能であり、その強度は例え弾丸やドリルであっても貫けない程
というか、こいつら大丈夫なのか?
自分の手の方が痛いだろうに
「…クソッ!何なんだこいつ!?」
「身体が…物凄く硬ぇ…!!」
そりゃそうだ、結晶なんだからよ
あーあ、手血だらけじゃん
「(……全く、役立たずね) 武くん、隼人くん…!頑張って…!!」
おお、いたのか愛崎姫花
よく見たら他にも男子生徒がチラホラいるな、全く気にしてなかった
「当たり前だろ!」
「姫花は俺が守るぜ!!」
愛崎の言葉という名の幻術に意気込んだ山本は、傍に置いてあったとある物を取り出した
「こいつならいけるかもな…家にあったやつ持ってきといて良かったぜ」
そう言って手に取ったのは、刀だった
『(うわー、モロ凶器じゃん)』
あまりのド直球さに、さすがのソラも呆れてものも言えなかった
それを見た他の男子生徒が勘違いをしたのか、笑いながら言う
「あれ?何かあいつ怯えてね?」
「流石に刀は怖いってか!?」
「ビビってんのかよー!!」
馬鹿にした様なその言葉を聞いたソラは、盛大に溜息を吐いてから鼻で笑った
『おいおい、私を誰だと思ってんだ?』
「「!?」」
『こちとら何度も死線を超えてきてんだよ。今更刀如きでビビるかってーの』
「なっ…んだと…ッ!?」
『……にしても、いつまで経っても実力差が分からねぇようじゃ…救いようがねぇよな』
優しく咎めてやりてぇところだが
生憎、私も暇じゃねぇんだわ
『ほら、サッサと来いよ。相手してやる』
「!! ……このッ…!!」
ソラの挑発に感化された山本は、ソラの頭目掛けて刀を大きく振りかぶった
風が気持ちいいとか言ってられねぇんだよなぁ
「やっときたのなー」
「遅ぇんだよ、ノロマ野郎!」
こいつらに呼ばれたから
さあどうしたもんかと考えていると、突然獄寺達が殴りかかってきた
『(まあ、遊んでやるか)』
私を殴ったところで意味ねぇし、気が済むまで殴らせてやろう
次々と繰り出される獄寺と山本の拳を、受け身もしないでその場で棒立ちのまま受けるソラ
その身体は、全くもって微動だにしない
にしても、女相手に容赦ねぇなぁ
まあこれも幻術に掛かってるせいかもしれねぇけど
こちとら痛くも痒くもねぇからどうでもいいが
というのも、ソラは結晶を自在に操る晶遁使い
自分の身体を守る為、身体を結晶化する事も可能であり、その強度は例え弾丸やドリルであっても貫けない程
というか、こいつら大丈夫なのか?
自分の手の方が痛いだろうに
「…クソッ!何なんだこいつ!?」
「身体が…物凄く硬ぇ…!!」
そりゃそうだ、結晶なんだからよ
あーあ、手血だらけじゃん
「(……全く、役立たずね) 武くん、隼人くん…!頑張って…!!」
おお、いたのか愛崎姫花
よく見たら他にも男子生徒がチラホラいるな、全く気にしてなかった
「当たり前だろ!」
「姫花は俺が守るぜ!!」
愛崎の言葉という名の幻術に意気込んだ山本は、傍に置いてあったとある物を取り出した
「こいつならいけるかもな…家にあったやつ持ってきといて良かったぜ」
そう言って手に取ったのは、刀だった
『(うわー、モロ凶器じゃん)』
あまりのド直球さに、さすがのソラも呆れてものも言えなかった
それを見た他の男子生徒が勘違いをしたのか、笑いながら言う
「あれ?何かあいつ怯えてね?」
「流石に刀は怖いってか!?」
「ビビってんのかよー!!」
馬鹿にした様なその言葉を聞いたソラは、盛大に溜息を吐いてから鼻で笑った
『おいおい、私を誰だと思ってんだ?』
「「!?」」
『こちとら何度も死線を超えてきてんだよ。今更刀如きでビビるかってーの』
「なっ…んだと…ッ!?」
『……にしても、いつまで経っても実力差が分からねぇようじゃ…救いようがねぇよな』
優しく咎めてやりてぇところだが
生憎、私も暇じゃねぇんだわ
『ほら、サッサと来いよ。相手してやる』
「!! ……このッ…!!」
ソラの挑発に感化された山本は、ソラの頭目掛けて刀を大きく振りかぶった