6話
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─綱吉side─
俺が今日学校に行ったら、転入生の話で持ち切りだった
「10代目!!おはようございます!!」
この人は獄寺くん
少し怖いけど良い人なんだ
「ツナ!おはよーさん!」
こっちは山本
野球が得意な優しい奴なんだ
「二人共、おはよう!」
「10代目!知ってますか?」
「今日転入生が来るんだってよ!」
「あ!テメッ野球馬鹿!!俺のセリフとんじゃねぇ!!」
「ま、まーまー落ち着いて!獄寺くん!」
「! …10代目がそうおっしゃるのなら……10代目!例えどんな奴が来ても、10代目は俺が守ります!!」
「いや、守んなくていいから!!」
と、まあ何時もこんな感じなんだけどね……
でも転入生って、多分ソラだよね?
楽しみだなぁ…早く来ないかな
頭にソラの顔を思い浮かべながらそんな事を考えていると、後ろからあの声が聞こえてきた
俺が一番耳にしたくない、あの声
「ねぇ三人とも、何の話をしているのかしら?」
甘ったるいようなその声に、俺は自然と眉間にシワを寄せる
「姫花も混ぜてくれる?」
「あ、あぁ…」
「いいぜ!」
「うふふ、ありがとう」
俺は嫌なんですけど!
こいつは愛崎姫花
いつだったか、この学校に転校して来た女子
物腰柔らかでお嬢様の様な振る舞いをするこいつは、いつの間にかクラスのアイドル的存在になっていて
見ての通り、獄寺くんも山本も愛崎を見ると目の色が変わる
……そう、目の色が変わるんだ、“文字通り”
まるで何かに取り憑かれたかの様に、瞳を淡い紫色に染めて愛崎を受け入れてる
この二人だけじゃない、愛崎と関わったこの学校の殆どの生徒がそうだ
それが何なのか、何故なのか、俺には分からないし
どうして俺が無事なのかも、よく分からないけど
とにかく、俺は愛崎が苦手だ
ガラッ
「お前らー!席に着けー!」
あ、先生が入って来た
俺は愛崎の事を脳内から無理やり消し去り、ソラが来るのを心待ちにした
─綱吉side─ end
俺が今日学校に行ったら、転入生の話で持ち切りだった
「10代目!!おはようございます!!」
この人は獄寺くん
少し怖いけど良い人なんだ
「ツナ!おはよーさん!」
こっちは山本
野球が得意な優しい奴なんだ
「二人共、おはよう!」
「10代目!知ってますか?」
「今日転入生が来るんだってよ!」
「あ!テメッ野球馬鹿!!俺のセリフとんじゃねぇ!!」
「ま、まーまー落ち着いて!獄寺くん!」
「! …10代目がそうおっしゃるのなら……10代目!例えどんな奴が来ても、10代目は俺が守ります!!」
「いや、守んなくていいから!!」
と、まあ何時もこんな感じなんだけどね……
でも転入生って、多分ソラだよね?
楽しみだなぁ…早く来ないかな
頭にソラの顔を思い浮かべながらそんな事を考えていると、後ろからあの声が聞こえてきた
俺が一番耳にしたくない、あの声
「ねぇ三人とも、何の話をしているのかしら?」
甘ったるいようなその声に、俺は自然と眉間にシワを寄せる
「姫花も混ぜてくれる?」
「あ、あぁ…」
「いいぜ!」
「うふふ、ありがとう」
俺は嫌なんですけど!
こいつは愛崎姫花
いつだったか、この学校に転校して来た女子
物腰柔らかでお嬢様の様な振る舞いをするこいつは、いつの間にかクラスのアイドル的存在になっていて
見ての通り、獄寺くんも山本も愛崎を見ると目の色が変わる
……そう、目の色が変わるんだ、“文字通り”
まるで何かに取り憑かれたかの様に、瞳を淡い紫色に染めて愛崎を受け入れてる
この二人だけじゃない、愛崎と関わったこの学校の殆どの生徒がそうだ
それが何なのか、何故なのか、俺には分からないし
どうして俺が無事なのかも、よく分からないけど
とにかく、俺は愛崎が苦手だ
ガラッ
「お前らー!席に着けー!」
あ、先生が入って来た
俺は愛崎の事を脳内から無理やり消し去り、ソラが来るのを心待ちにした
─綱吉side─ end