4話
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本日二度目の煙が上がる
その先には、幾分か幼くなったソラの姿があった
「え…!?ソ、ソラ!!?」
『おう』
「な、何か幼くなってない!?身長も俺よりちょっと小さいし…!!」
『まあだろうな。私が14歳の頃の姿に変化したんだし』
これなら学校に行ったってバレねぇだろ?
そう少し悪戯っ子の様な表情をするソラに、リボーンは嬉しそうに口角を上げた
「ああ、完璧だぞ。ソラ、お前そんな事も出来んのか」
『これぐらい朝飯前だっての。アカデミーの頃に習う基礎中の基礎だしな』
………まあ、私アカデミーに通った事ねぇけど
ポツリと呟かれたソラの言葉を、リボーンは聞き逃さなかった
「(……なるほどな。学校自体を知らねぇんじゃなく、通った事がねぇから、さっきはピンと来てなかったのか)」
『それより、私を学校に行かせてもいいのか?』
「えっ?」
「……どういう意味だ?」
『どういうって…分かるだろ?私はS級犯罪者だぞ』
何を仕出かすか、分かったもんじゃねぇよな?
挑発的な表情で言うソラに、綱吉は生唾を飲み込む
だがリボーンは、そんなソラを見ても余裕そうにニヤリと笑った
「お前が“そんな事”する奴じゃねぇって事ぐらい、俺でも分かるぞ」
『……よく言えるな、まだ会って間もねぇってのに』
「俺の勘はよく当たるからな」
その言葉に続く様に、綱吉は声を上げた
「お、俺も!同じだから!!」
『!』
「確かに会って間もないのに、何言ってんだって思うかもしれない…でも!信じられるって俺自身が思ったから!!」
言葉の節々で伝わる、ソラの優しさを
俺は、信じてみたいから
「S級犯罪者なんて関係無い!俺はソラを信じるよ!!」
『………!』
ソラの脳裏に、昔の記憶が過ぎる
それは、暁に入るよりも前の記憶
化け物だと、人殺しだと蔑まれてきた
見覚えもない奴らから、暴力を振るわれてきた
私は何もしていないのに
自分の誇りに思っている能力が、世にも珍しい“晶遁”という力が
世の人々を恐怖のドン底に貶めると
ありもしない噂を流され、追いやられ、里を抜けるしか方法は無くて
この世の全てを恨んでいた
この世の全てを憎んでいた
そんな時だった、ペインに声を掛けられたのは
今じゃそれも懐かしい
そんな私を、こいつらは信じるっていうのか
一度は全世界を恨み、憎んだこの私を
………ああ、そうか、そうかよ
お前らも、“あいつら”と同じなんだな
『……そう簡単に、人を信じるんじゃねぇよ』
「えっ……」
『誰に何と言われようと、私がS級犯罪者だって事に変わりはねぇからな』
低い声でそう言って俯くソラ
『………まあ、でも』
その表情は、優しく笑っていた
『行ってやるよ、学校に』
to be continue……
(あんな事を言われたのは、久々だったから)
その先には、幾分か幼くなったソラの姿があった
「え…!?ソ、ソラ!!?」
『おう』
「な、何か幼くなってない!?身長も俺よりちょっと小さいし…!!」
『まあだろうな。私が14歳の頃の姿に変化したんだし』
これなら学校に行ったってバレねぇだろ?
そう少し悪戯っ子の様な表情をするソラに、リボーンは嬉しそうに口角を上げた
「ああ、完璧だぞ。ソラ、お前そんな事も出来んのか」
『これぐらい朝飯前だっての。アカデミーの頃に習う基礎中の基礎だしな』
………まあ、私アカデミーに通った事ねぇけど
ポツリと呟かれたソラの言葉を、リボーンは聞き逃さなかった
「(……なるほどな。学校自体を知らねぇんじゃなく、通った事がねぇから、さっきはピンと来てなかったのか)」
『それより、私を学校に行かせてもいいのか?』
「えっ?」
「……どういう意味だ?」
『どういうって…分かるだろ?私はS級犯罪者だぞ』
何を仕出かすか、分かったもんじゃねぇよな?
挑発的な表情で言うソラに、綱吉は生唾を飲み込む
だがリボーンは、そんなソラを見ても余裕そうにニヤリと笑った
「お前が“そんな事”する奴じゃねぇって事ぐらい、俺でも分かるぞ」
『……よく言えるな、まだ会って間もねぇってのに』
「俺の勘はよく当たるからな」
その言葉に続く様に、綱吉は声を上げた
「お、俺も!同じだから!!」
『!』
「確かに会って間もないのに、何言ってんだって思うかもしれない…でも!信じられるって俺自身が思ったから!!」
言葉の節々で伝わる、ソラの優しさを
俺は、信じてみたいから
「S級犯罪者なんて関係無い!俺はソラを信じるよ!!」
『………!』
ソラの脳裏に、昔の記憶が過ぎる
それは、暁に入るよりも前の記憶
化け物だと、人殺しだと蔑まれてきた
見覚えもない奴らから、暴力を振るわれてきた
私は何もしていないのに
自分の誇りに思っている能力が、世にも珍しい“晶遁”という力が
世の人々を恐怖のドン底に貶めると
ありもしない噂を流され、追いやられ、里を抜けるしか方法は無くて
この世の全てを恨んでいた
この世の全てを憎んでいた
そんな時だった、ペインに声を掛けられたのは
今じゃそれも懐かしい
そんな私を、こいつらは信じるっていうのか
一度は全世界を恨み、憎んだこの私を
………ああ、そうか、そうかよ
お前らも、“あいつら”と同じなんだな
『……そう簡単に、人を信じるんじゃねぇよ』
「えっ……」
『誰に何と言われようと、私がS級犯罪者だって事に変わりはねぇからな』
低い声でそう言って俯くソラ
『………まあ、でも』
その表情は、優しく笑っていた
『行ってやるよ、学校に』
to be continue……
(あんな事を言われたのは、久々だったから)