19話
夢小説設定
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「ただいまー∥戻リナガラ喋ルナ」
分裂していた身体を戻しながら、円陣を組み終わったソラの方へと歩いて来るゼツ
相変わらずすげぇ能力してんな、こいつ
『ゼツ、お前どこ行ってたんだ?』
「んーちょっと向こうにね∥俺ハ面倒ダカラ残ッテタケドナ」
『向こうって…ああ、ヴァリアーの所か』
何で行ってたのかは知らねぇけど、まあ無事に帰って来たし別にいいか
そう思っていると、山本がランボを見て言った
「なぁ、大丈夫なのか?ほんとにこいつ……」
「この勝負、心の底からわかってなさそーっスね……」
「わかってるわボゲェ!」
『……まあ、確かにな』
こんな小さい頃から、私ら忍は戦ってきたが
ランボは忍じゃない
普通の子供なら、死にに行くだけだ
『(普通の子供なら、な)』
そう考えていると、綱吉がランボの頭に手を置いて言った
「ランボ!ちゃんと聞いて…!嫌なら行かなくていいんだぞ」
「!」
『(……ツナ…)』
「10代目…」
「父さんがどんなつもりで決めたか知らないけど、おまえみたいなチビが戦うのはやっぱりおかしいよ……おまえだって、まだ死にたくないだろ?」
そう真剣な表情で言う綱吉
そんな綱吉に対し、ランボはあっけらかんとした表情で言った
「あららのら、ツナ知らないの?ランボさんは無敵だから死なないよ」
「なあ!?」
「じゃーねー」
「ちょ!10年バズーカ撃っちゃだめだからな!大人ランボに止められてんだ!それでも行くなら一応これ持ってけ!」
そう言って綱吉が出したのは、傷だらけの角だった
「ばっちい!いらね!」
「いいから!」
「えー!」
それでも受け取ろうとしないランボを見兼ねて、ソラは優しい口調で言った
『ランボ』
「ん?なーにソラ?」
『それ、私からのプレゼントだ』
「え…っ!?」
その言葉に驚く綱吉を他所に、ランボはソラと角を交互に見た
「そーなの?」
『ああ、だから貰ってくんねぇかな』
「もらうー!それランボさんのー!!」
「あっおい!」
それを聞いたランボは、すぐさま綱吉の手から角を奪い取って走り出した
「じゃいくねーソラ!」
『おう、頑張れよー』
「(なんで…元気なの…?) ってソラ!あれソラが『な訳ねぇだろ』……え?」
『あの角、持ってってもらった方が良かったんだろ?だから言い聞かせただけだっての』
「あ…そうだったんだ…!ありがとう!」
『構わねぇよ』
そう言ったソラの横顔は、どこか心配そうだった
「(……やっぱり、ソラも心配なんだな…) ……ランボ…」
そんなソラの横顔を見て、心が痛む綱吉
綱吉がランボの名前を呟くと、チェルベッロの声が屋上に響き渡った
「それでは雷のリング、レヴィ・ア・タンVSランボ」
勝負開始!!!
分裂していた身体を戻しながら、円陣を組み終わったソラの方へと歩いて来るゼツ
相変わらずすげぇ能力してんな、こいつ
『ゼツ、お前どこ行ってたんだ?』
「んーちょっと向こうにね∥俺ハ面倒ダカラ残ッテタケドナ」
『向こうって…ああ、ヴァリアーの所か』
何で行ってたのかは知らねぇけど、まあ無事に帰って来たし別にいいか
そう思っていると、山本がランボを見て言った
「なぁ、大丈夫なのか?ほんとにこいつ……」
「この勝負、心の底からわかってなさそーっスね……」
「わかってるわボゲェ!」
『……まあ、確かにな』
こんな小さい頃から、私ら忍は戦ってきたが
ランボは忍じゃない
普通の子供なら、死にに行くだけだ
『(普通の子供なら、な)』
そう考えていると、綱吉がランボの頭に手を置いて言った
「ランボ!ちゃんと聞いて…!嫌なら行かなくていいんだぞ」
「!」
『(……ツナ…)』
「10代目…」
「父さんがどんなつもりで決めたか知らないけど、おまえみたいなチビが戦うのはやっぱりおかしいよ……おまえだって、まだ死にたくないだろ?」
そう真剣な表情で言う綱吉
そんな綱吉に対し、ランボはあっけらかんとした表情で言った
「あららのら、ツナ知らないの?ランボさんは無敵だから死なないよ」
「なあ!?」
「じゃーねー」
「ちょ!10年バズーカ撃っちゃだめだからな!大人ランボに止められてんだ!それでも行くなら一応これ持ってけ!」
そう言って綱吉が出したのは、傷だらけの角だった
「ばっちい!いらね!」
「いいから!」
「えー!」
それでも受け取ろうとしないランボを見兼ねて、ソラは優しい口調で言った
『ランボ』
「ん?なーにソラ?」
『それ、私からのプレゼントだ』
「え…っ!?」
その言葉に驚く綱吉を他所に、ランボはソラと角を交互に見た
「そーなの?」
『ああ、だから貰ってくんねぇかな』
「もらうー!それランボさんのー!!」
「あっおい!」
それを聞いたランボは、すぐさま綱吉の手から角を奪い取って走り出した
「じゃいくねーソラ!」
『おう、頑張れよー』
「(なんで…元気なの…?) ってソラ!あれソラが『な訳ねぇだろ』……え?」
『あの角、持ってってもらった方が良かったんだろ?だから言い聞かせただけだっての』
「あ…そうだったんだ…!ありがとう!」
『構わねぇよ』
そう言ったソラの横顔は、どこか心配そうだった
「(……やっぱり、ソラも心配なんだな…) ……ランボ…」
そんなソラの横顔を見て、心が痛む綱吉
綱吉がランボの名前を呟くと、チェルベッロの声が屋上に響き渡った
「それでは雷のリング、レヴィ・ア・タンVSランボ」
勝負開始!!!