19話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ランボさんあれやるー!!」
「遊園地のアトラクションか何かだと思ってるー!!」
『はは、ランボらしいな』
走って行こうとするランボを慌てて止める綱吉と、乾いた笑いを零すソラ
「ちょっと待て!ランボ!危ないから!ああ…また角落として…!」
ランボを止めようとした時、ランボの頭から片方の角が落ちた
それをすかさず奪い取る獄寺
「ったく、10代目をわずらわせんじゃねぇ!貸せ!」
「ぐぴゃっ!」
「あ…!」
『?』
徐に油性ペンで角に何かを書き出す獄寺
何を書いているのか気になり近付いてみると、獄寺がランボに角を渡した
「これで届けてもらえるぜ」
そこに書いてあったのは、“アホ牛”という文字だった
「ぐぴゃ!!」
「(アホって書いた!!)」
『ドストレートだなオイ』
そんなやり取りをしていると、チェルベッロが言った
「雷の守護者は中央へ」
「対戦相手は2時間前からお待ちです」
「! 2時間も……!?」
『こんな雨の中でか?』
「スゴいね∥アル意味ナ」
ふと視線を前方へ向ける
そこには、雷の逆光で顔に影を落としたレヴィが立っていた
「でた~~!!」
綱吉が叫ぶと、レヴィの周りに何人かの人影が現れた
バババババッ
「またレヴィ2時間も前から?信じらんない」
「君とはちがって不器用な男だからね」
「うふふ、姫花は良い心掛けだと思うわ」
「とっとと終わらせろぉ!!」
現れたのは、案の定ヴァリアーの面々
どうやら、ルッスーリアの姿は無いようだ
「よし、ソラ!いつものいくぞ!」
『ん?』
「え…?いつもの…?」
いつものという言葉にソラや綱吉が疑問符を飛ばしていると、了平と山本が笑顔で皆を集め無理やり円陣を組んだ
ああ、いつものって円陣の事か
……いや、まだ一回しかした事ねぇんだけど?
そんな事を考えつつ、ソラ達が円陣を組んでいると、ベルが遠くからソラとゼツを眺めて言った
「あれ?昨日の奴等いねーんだ?」
「確かに、その代わりに昨日いなかった奴がいるね」
「しししっまた面白そうな見た目だな」
「個性的だね」
「……… (あら、今日は得体の知れない植物男だけなのかしら?どうせならもっとマシな人間を連れて来ればいいのに)」
そんな事を話しているヴァリアーの後ろから、唐突に声が聞こえた
「君達には言われたくないなぁ」
「「!!?」」
慌てて後ろを振り返るヴァリアー
そこにいたのは、顔が白い半分だけになっているゼツの姿だった
更に言うと、地面から顔を出した生首状態
「なあ゛っ…!?」
「……どーなってんの?」
「幻術…?さっきまで向こうに……」
そう言ってソラ達の方を向くマーモン
そこには、確かにゼツがいた
ただし、黒い半分だけ
「(分裂……!?)」
驚くマーモンを気にせず、愛崎をチラリと見てからゼツは言った
「(……こいつが愛崎、ね) まぁいいや、そろそろ戻るねー」
バイバーイと言いながら、ズブズブと地面に戻って行く
それを唖然としながら見送るヴァリアー
「……すっげー…ホラーじゃん……」
「暁っていうのは、不思議な連中なんだね……」
「というか結局、何しに来たんだぁ?」
「さあ、何だったのでしょうね… (……気色悪いわ)」
愛崎はポーカーフェイスを貫きつつも、冷えた眼差しで地面を睨み付けていた
「遊園地のアトラクションか何かだと思ってるー!!」
『はは、ランボらしいな』
走って行こうとするランボを慌てて止める綱吉と、乾いた笑いを零すソラ
「ちょっと待て!ランボ!危ないから!ああ…また角落として…!」
ランボを止めようとした時、ランボの頭から片方の角が落ちた
それをすかさず奪い取る獄寺
「ったく、10代目をわずらわせんじゃねぇ!貸せ!」
「ぐぴゃっ!」
「あ…!」
『?』
徐に油性ペンで角に何かを書き出す獄寺
何を書いているのか気になり近付いてみると、獄寺がランボに角を渡した
「これで届けてもらえるぜ」
そこに書いてあったのは、“アホ牛”という文字だった
「ぐぴゃ!!」
「(アホって書いた!!)」
『ドストレートだなオイ』
そんなやり取りをしていると、チェルベッロが言った
「雷の守護者は中央へ」
「対戦相手は2時間前からお待ちです」
「! 2時間も……!?」
『こんな雨の中でか?』
「スゴいね∥アル意味ナ」
ふと視線を前方へ向ける
そこには、雷の逆光で顔に影を落としたレヴィが立っていた
「でた~~!!」
綱吉が叫ぶと、レヴィの周りに何人かの人影が現れた
バババババッ
「またレヴィ2時間も前から?信じらんない」
「君とはちがって不器用な男だからね」
「うふふ、姫花は良い心掛けだと思うわ」
「とっとと終わらせろぉ!!」
現れたのは、案の定ヴァリアーの面々
どうやら、ルッスーリアの姿は無いようだ
「よし、ソラ!いつものいくぞ!」
『ん?』
「え…?いつもの…?」
いつものという言葉にソラや綱吉が疑問符を飛ばしていると、了平と山本が笑顔で皆を集め無理やり円陣を組んだ
ああ、いつものって円陣の事か
……いや、まだ一回しかした事ねぇんだけど?
そんな事を考えつつ、ソラ達が円陣を組んでいると、ベルが遠くからソラとゼツを眺めて言った
「あれ?昨日の奴等いねーんだ?」
「確かに、その代わりに昨日いなかった奴がいるね」
「しししっまた面白そうな見た目だな」
「個性的だね」
「……… (あら、今日は得体の知れない植物男だけなのかしら?どうせならもっとマシな人間を連れて来ればいいのに)」
そんな事を話しているヴァリアーの後ろから、唐突に声が聞こえた
「君達には言われたくないなぁ」
「「!!?」」
慌てて後ろを振り返るヴァリアー
そこにいたのは、顔が白い半分だけになっているゼツの姿だった
更に言うと、地面から顔を出した生首状態
「なあ゛っ…!?」
「……どーなってんの?」
「幻術…?さっきまで向こうに……」
そう言ってソラ達の方を向くマーモン
そこには、確かにゼツがいた
ただし、黒い半分だけ
「(分裂……!?)」
驚くマーモンを気にせず、愛崎をチラリと見てからゼツは言った
「(……こいつが愛崎、ね) まぁいいや、そろそろ戻るねー」
バイバーイと言いながら、ズブズブと地面に戻って行く
それを唖然としながら見送るヴァリアー
「……すっげー…ホラーじゃん……」
「暁っていうのは、不思議な連中なんだね……」
「というか結局、何しに来たんだぁ?」
「さあ、何だったのでしょうね… (……気色悪いわ)」
愛崎はポーカーフェイスを貫きつつも、冷えた眼差しで地面を睨み付けていた