2話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
デルカダール神殿は中々複雑な構造になっており、お互いに助け合いながらやっと最奥の部屋に到達した
篝火が薄暗い部屋を照らす中、祭壇の様な物に赤く輝く宝玉を発見する
おそらく、あれがカミュの言っていたレッドオーブだろう
だが、おいそれとそれを手に入れる事は、どうやら出来ないようだ
「ケケケ、こいつは楽な仕事だぜ。このオーブをあの方に渡すだけで、褒美は思いのままって話だからな」
レッドオーブの前に二体の鳥型の魔物、イビルビーストが立っている
イビルビーストの言葉を聞くに、この二体もレッドオーブを狙っているようだ
それに対して、カミュがすかさず噛み付く様に言った
「おい!何の話をしてるんだ!?そのオーブは俺が頂くぜ!」
その声を聞いたイビルビースト達は、大きな翼をバサリと羽ばたかせて振り返る
「ケケケ、何だお前ら?まあいい、ここに来た不運を呪うんだな!」
「来るぞソラ!気を付けろ!!」
『お、おう!』
すかさず魔人の金槌を構えたシドーを見て、ソラも持っていた稲妻の剣と水鏡の盾を構える
イレブンとカミュもそれに続く様に、各々武器を構えた
イビルビースト達は甲高い声で鳴きながら、こちらへと襲い掛かって来る
大きく振り上げた拳をシドー目掛けて勢い良く振り下ろすが、シドーはそれを難なく避けて反撃した
「オラァッ!!」
ドカァッ!!!
「グギァアアッ!!!」
次々と攻撃を繰り出すシドーを見て、イレブンとカミュはどこか呆気に取られた様な表情をする
「す、すごい…シドーってあんなに強いんだ……」
「ここに来るまでの道中でも、魔物に襲われたら難なく撃退してたが…まさかここまでだったとはな…」
『へっへへ、私の相棒は強ぇだろ?』
感嘆する二人に対して、ソラはどこか自慢げに笑った
そんな時、片方のイビルビーストが突然ソラに対して突っ込んで来た
「ケケケ!!一番弱そうなお前から殺してやる!!!」
『!』
「「ソラ!!」」
ソラに目掛けて攻撃を仕掛けるイビルビースト
近くにいたイレブンとカミュがソラの名前を叫ぶ中、ソラは盾でその攻撃をいなし反撃した
ガィンッ!!
ザシュッ!!!
「ウギャァアアアッ!!!」
『嘗めてもらっちゃあ困るな。私だって、それなりに戦えるんだよ』
「!! ……ははっ!何だ、いらねぇ心配だったか」
イビルビーストに対して啖呵を切るソラを見て、カミュは口角を上げる
すると、もう片方のイビルビーストと応戦していたシドーがこちらへとすっ飛んで来て、ソラに攻撃したイビルビーストの頭を思い切り殴った
ゴインッ!!
「グギャッ!!?」
「テメェ!!ソラに何しやがる!!おいソラ、怪我してないか!?」
『おー、大丈夫大丈夫!なんともねぇよ』
わざわざこちらへと来たシドーを見て、イレブンとカミュは同じ事を考えていた
「「(シドーって…意外と過保護なのか…?)」」
「大丈夫ならいいんだが…よし、じゃあこんな奴らサッサと片付けるぞ!!」
『おう!!』
再び応戦しに行く二人の背中を見て、カミュはニッと強気に笑ってイレブンに言った
「俺達も負けちゃいられねぇな、イレブン!」
「! ……うん!」
その言葉にイレブンは大きく頷き、二人同時に駆け出すのだった
───────
─────
───
篝火が薄暗い部屋を照らす中、祭壇の様な物に赤く輝く宝玉を発見する
おそらく、あれがカミュの言っていたレッドオーブだろう
だが、おいそれとそれを手に入れる事は、どうやら出来ないようだ
「ケケケ、こいつは楽な仕事だぜ。このオーブをあの方に渡すだけで、褒美は思いのままって話だからな」
レッドオーブの前に二体の鳥型の魔物、イビルビーストが立っている
イビルビーストの言葉を聞くに、この二体もレッドオーブを狙っているようだ
それに対して、カミュがすかさず噛み付く様に言った
「おい!何の話をしてるんだ!?そのオーブは俺が頂くぜ!」
その声を聞いたイビルビースト達は、大きな翼をバサリと羽ばたかせて振り返る
「ケケケ、何だお前ら?まあいい、ここに来た不運を呪うんだな!」
「来るぞソラ!気を付けろ!!」
『お、おう!』
すかさず魔人の金槌を構えたシドーを見て、ソラも持っていた稲妻の剣と水鏡の盾を構える
イレブンとカミュもそれに続く様に、各々武器を構えた
イビルビースト達は甲高い声で鳴きながら、こちらへと襲い掛かって来る
大きく振り上げた拳をシドー目掛けて勢い良く振り下ろすが、シドーはそれを難なく避けて反撃した
「オラァッ!!」
ドカァッ!!!
「グギァアアッ!!!」
次々と攻撃を繰り出すシドーを見て、イレブンとカミュはどこか呆気に取られた様な表情をする
「す、すごい…シドーってあんなに強いんだ……」
「ここに来るまでの道中でも、魔物に襲われたら難なく撃退してたが…まさかここまでだったとはな…」
『へっへへ、私の相棒は強ぇだろ?』
感嘆する二人に対して、ソラはどこか自慢げに笑った
そんな時、片方のイビルビーストが突然ソラに対して突っ込んで来た
「ケケケ!!一番弱そうなお前から殺してやる!!!」
『!』
「「ソラ!!」」
ソラに目掛けて攻撃を仕掛けるイビルビースト
近くにいたイレブンとカミュがソラの名前を叫ぶ中、ソラは盾でその攻撃をいなし反撃した
ガィンッ!!
ザシュッ!!!
「ウギャァアアアッ!!!」
『嘗めてもらっちゃあ困るな。私だって、それなりに戦えるんだよ』
「!! ……ははっ!何だ、いらねぇ心配だったか」
イビルビーストに対して啖呵を切るソラを見て、カミュは口角を上げる
すると、もう片方のイビルビーストと応戦していたシドーがこちらへとすっ飛んで来て、ソラに攻撃したイビルビーストの頭を思い切り殴った
ゴインッ!!
「グギャッ!!?」
「テメェ!!ソラに何しやがる!!おいソラ、怪我してないか!?」
『おー、大丈夫大丈夫!なんともねぇよ』
わざわざこちらへと来たシドーを見て、イレブンとカミュは同じ事を考えていた
「「(シドーって…意外と過保護なのか…?)」」
「大丈夫ならいいんだが…よし、じゃあこんな奴らサッサと片付けるぞ!!」
『おう!!』
再び応戦しに行く二人の背中を見て、カミュはニッと強気に笑ってイレブンに言った
「俺達も負けちゃいられねぇな、イレブン!」
「! ……うん!」
その言葉にイレブンは大きく頷き、二人同時に駆け出すのだった
───────
─────
───