1話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……さて、本題に入ろうか……ルフィ君」
「!?」
レイリーが徐に、未だに肉を食べているルフィに向けて言った
「キミはこれから、ソラちゃんを連れてシャボンディに向かうつもりだと言ったな」
『!』
「うん、他の仲間達にも会いてェんだ!!」
自身の隣に座るソラを一瞥した後、頷いて力強く言うルフィ
それを聞き、レイリーはゆっくりと言った
「本当にそれでいいのか?」
「!?」
「あの島で、キミ達の身に何が起きた」
「………!!」
ルフィの脳内に、凄惨な記憶が蘇る
《全員逃げる事だけ考えろ!!!》
《こいつらには勝てねェ!!!》
「繰り返す為に…また集まる気か?」
「………!!」
『……ルフィ…』
冷や汗を垂らすルフィの手を、心配そうにそっと掴むソラ
レイリーは、ハッキリとした口調で言った
「私から一つ提案がある。のるかそるかは勿論、キミが決めろ」
───────
─────
───
「ジンベエ……色々ありがとう!!」
「なんの…礼を言うのはこっちの方じゃ…!!」
あれからレイリーの“提案”にのったソラとルフィは、ハンコック達の船に乗り海へと出ていた
その際、ジンベエと別れる事になる
「インペルダウンでお前さんに“死に場所をくれ”と頼んでおいて、みっともなく生き残ってしもうたが、これから先またお前さん達の力になれる事もあるじゃろう」
海から顔を出す、大きなジンベエザメの上に乗りながら言う
「ともあれ……2年後、魚人島で会おう!!他の仲間達と一緒にやってくる日を楽しみにしておる!!」
「『うん!!!』」
「……そして、ソラ君」
『!』
ジンベエの声色は優しげだった
「ここはお前さんの世界とは似ても似つかん場所かもしれんが…何かあったら、周りに頼るんじゃぞ。もちろん、わしも必ず力になろう」
『! ……うん、分かったよジンベエ!ありがとう!!』
元気良く返すソラに、ジンベエはニッと口角を上げる
そして今度はソラの隣にいるルフィに目を向け、どこか真剣な表情で言った
「ルフィ君……ソラ君の事、しっかり護るんじゃぞ」
「!! ……おう!!任せとけ!!!」
何の迷いも無いルフィの返事を聞き、満足そうに一つ頷くジンベエ
その会話を最後に、ジンベエは海を進んで行く
ジンベエの背中に向けて、ソラとルフィは大きく手を振って見送るのだった
───────
─────
───
凪の帯
女ヶ島より北西の無人島
“ルスカイナ”
「この島はうってつけだ……!!“48季”と言って…週に一回季節が変わる苛酷な島だ……」
ルスカイナに降り立ったソラ達一行
「ルフィ!!わらわ…毎日毎日そなたの為に、女ヶ島よりお食事を届けに参ります!!」
「えーっ!!ホントかよハンコック!!じゃあおれ、名物のゴルゴンなんとか頼む!!あれ美味かったな」
「も……!!勿論!!そなたの好きな物をいくらでも持参する!!」
何故かルフィとは離れた位置の木の陰に隠れながら顔を赤らめて言うハンコックは、頬に手を添えて言った
「!?」
レイリーが徐に、未だに肉を食べているルフィに向けて言った
「キミはこれから、ソラちゃんを連れてシャボンディに向かうつもりだと言ったな」
『!』
「うん、他の仲間達にも会いてェんだ!!」
自身の隣に座るソラを一瞥した後、頷いて力強く言うルフィ
それを聞き、レイリーはゆっくりと言った
「本当にそれでいいのか?」
「!?」
「あの島で、キミ達の身に何が起きた」
「………!!」
ルフィの脳内に、凄惨な記憶が蘇る
《全員逃げる事だけ考えろ!!!》
《こいつらには勝てねェ!!!》
「繰り返す為に…また集まる気か?」
「………!!」
『……ルフィ…』
冷や汗を垂らすルフィの手を、心配そうにそっと掴むソラ
レイリーは、ハッキリとした口調で言った
「私から一つ提案がある。のるかそるかは勿論、キミが決めろ」
───────
─────
───
「ジンベエ……色々ありがとう!!」
「なんの…礼を言うのはこっちの方じゃ…!!」
あれからレイリーの“提案”にのったソラとルフィは、ハンコック達の船に乗り海へと出ていた
その際、ジンベエと別れる事になる
「インペルダウンでお前さんに“死に場所をくれ”と頼んでおいて、みっともなく生き残ってしもうたが、これから先またお前さん達の力になれる事もあるじゃろう」
海から顔を出す、大きなジンベエザメの上に乗りながら言う
「ともあれ……2年後、魚人島で会おう!!他の仲間達と一緒にやってくる日を楽しみにしておる!!」
「『うん!!!』」
「……そして、ソラ君」
『!』
ジンベエの声色は優しげだった
「ここはお前さんの世界とは似ても似つかん場所かもしれんが…何かあったら、周りに頼るんじゃぞ。もちろん、わしも必ず力になろう」
『! ……うん、分かったよジンベエ!ありがとう!!』
元気良く返すソラに、ジンベエはニッと口角を上げる
そして今度はソラの隣にいるルフィに目を向け、どこか真剣な表情で言った
「ルフィ君……ソラ君の事、しっかり護るんじゃぞ」
「!! ……おう!!任せとけ!!!」
何の迷いも無いルフィの返事を聞き、満足そうに一つ頷くジンベエ
その会話を最後に、ジンベエは海を進んで行く
ジンベエの背中に向けて、ソラとルフィは大きく手を振って見送るのだった
───────
─────
───
女ヶ島より北西の無人島
“ルスカイナ”
「この島はうってつけだ……!!“48季”と言って…週に一回季節が変わる苛酷な島だ……」
ルスカイナに降り立ったソラ達一行
「ルフィ!!わらわ…毎日毎日そなたの為に、女ヶ島よりお食事を届けに参ります!!」
「えーっ!!ホントかよハンコック!!じゃあおれ、名物のゴルゴンなんとか頼む!!あれ美味かったな」
「も……!!勿論!!そなたの好きな物をいくらでも持参する!!」
何故かルフィとは離れた位置の木の陰に隠れながら顔を赤らめて言うハンコックは、頬に手を添えて言った