1話
夢小説設定
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「ルフィの隠し子!!?」
「そんニャ訳ニャかろうて!!!」
あまりにぶっ飛んだ解釈をしてしまった女性に、グロリオーサが怒鳴った
「全く……!!何を言うかと思えば……!!」
「それにしてもその子供、一体誰なの?ルフィの仲間?」
「小さくて気付かなかったわ」
『プ……プエ………』
続々とこちらに視線を向ける面々に、ソラは小さな身体を震わせてルフィに縋る様に身体を寄せた
それを見た女性は、怒気混じりの声色で言った
「おのれェ…!!ルフィと密着しおって……!!子供とて許してはおけぬ!!!」
『ンワァァアアア!!?』
「これ!!やめニャいか蛇姫!!!」
今にも掴み掛からんと怒りを露にする女性を、必死に止めるグロリオーサ
ソラはあまりの怖さに、どうしてこんなに怒られているのかも分からず叫び声を上げた
そんなソラをルフィは自身の懐に引き寄せて、頭を撫でる様にポンッと手を乗せた
「おい!!ソラを虐めるなよ!!!」
『!』
「!! ……ル、ルフィ…!」
「ソラはおれの仲間だ!!仲良くしろ!!」
フンッと鼻息荒く言うルフィに、女性─ハンコックはハッとした表情をしてから落ち着きを取り戻した
小さく震えるソラをチラリと見て、どこか申し訳なさそうに言う
「……す、すまぬルフィ……わらわは少し、取り乱していたようじゃ……」
「全然少しどころじゃなかったがニョう……」
「おう、分かったんなら許す!お前らも気を付けろよ」
「ええ、ごめんなさい」
「怖がらせるつもりはなかったのよ」
ルフィの言葉に対し、緑髪の女性とオレンジ髪の女性は自身の大きな身体を出来るだけ小さくなる様に低く屈み、ソラに言った
「私はサンダーソニアよ」
「私はマリーゴールド、よろしく」
『…………』
優しい声色で自己紹介をする二人を見て、ルフィの傍を離れておそるおそる近付くソラ
そして二人をジッと見詰めた後、綺麗にお辞儀をしてみせた
ポロロンっという軽やかな音と共に、ソラを囲うように光の輪が輝く
それを見て、二人はキュンッと胸が締め付けられた様な感覚に陥った
「………あ、姉様……」
「! 何じゃ、サンダーソニア」
「このソラって子供……すごく可愛い」
「何じゃと!!?」
どこかキラキラした瞳でソラを見るサンダーソニアとマリーゴールドに、ハンコックは驚愕した
バッと勢い良くソラを見るハンコックを、ソラも不思議そうに見詰め返す
どうやら、もう恐怖心は消え去っているようだ
「わらわを差し置いてよくも…!!こんな……こんな……!!」
『ペポ?』
「このような子供に引けを取る訳がない!!なぜなら、そうよ!!」
そう言うとソラを右手で指差し、左手は腰に添え、見下す様に言った
「わらわが美しいから!!!」
『プエ~!!』
見下し過ぎてもはや見上げているそのポーズに、ソラは拍手を送った
そんなソラを見て、ハンコックはぐぬぬっとどこか狼狽えつつも、何かに葛藤しているかの様に言った
「な、何じゃそなた……随分と素直じゃな……」
『パッポ?』
「…………」
『? ……プエ?』
「………フ、フン!ま、まあルフィの仲間というのであれば、追い返す訳にもいかぬからな!精々愛想を振り撒くがよい!!」
「「(落ちたわね……)」」
首を傾げるソラを見たハンコックは、若干頬を赤らめつつもそっぽを向いて言った
そんなハンコックにサンダーソニアとマリーゴールドは苦笑いを浮かべていると、その一部始終を眺めていたレイリーが笑いながら言う
「わはは、早速仲良くなったようだな」
「! え!?何と懐かしいっ!!そなたもしやレイリーではないか!!?」
「遅い!!!どれ程夢中じゃ!!!」
ハンコックの抜けっぷりに、グロリオーサの怒鳴り声がまた響くのだった
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「そんニャ訳ニャかろうて!!!」
あまりにぶっ飛んだ解釈をしてしまった女性に、グロリオーサが怒鳴った
「全く……!!何を言うかと思えば……!!」
「それにしてもその子供、一体誰なの?ルフィの仲間?」
「小さくて気付かなかったわ」
『プ……プエ………』
続々とこちらに視線を向ける面々に、ソラは小さな身体を震わせてルフィに縋る様に身体を寄せた
それを見た女性は、怒気混じりの声色で言った
「おのれェ…!!ルフィと密着しおって……!!子供とて許してはおけぬ!!!」
『ンワァァアアア!!?』
「これ!!やめニャいか蛇姫!!!」
今にも掴み掛からんと怒りを露にする女性を、必死に止めるグロリオーサ
ソラはあまりの怖さに、どうしてこんなに怒られているのかも分からず叫び声を上げた
そんなソラをルフィは自身の懐に引き寄せて、頭を撫でる様にポンッと手を乗せた
「おい!!ソラを虐めるなよ!!!」
『!』
「!! ……ル、ルフィ…!」
「ソラはおれの仲間だ!!仲良くしろ!!」
フンッと鼻息荒く言うルフィに、女性─ハンコックはハッとした表情をしてから落ち着きを取り戻した
小さく震えるソラをチラリと見て、どこか申し訳なさそうに言う
「……す、すまぬルフィ……わらわは少し、取り乱していたようじゃ……」
「全然少しどころじゃなかったがニョう……」
「おう、分かったんなら許す!お前らも気を付けろよ」
「ええ、ごめんなさい」
「怖がらせるつもりはなかったのよ」
ルフィの言葉に対し、緑髪の女性とオレンジ髪の女性は自身の大きな身体を出来るだけ小さくなる様に低く屈み、ソラに言った
「私はサンダーソニアよ」
「私はマリーゴールド、よろしく」
『…………』
優しい声色で自己紹介をする二人を見て、ルフィの傍を離れておそるおそる近付くソラ
そして二人をジッと見詰めた後、綺麗にお辞儀をしてみせた
ポロロンっという軽やかな音と共に、ソラを囲うように光の輪が輝く
それを見て、二人はキュンッと胸が締め付けられた様な感覚に陥った
「………あ、姉様……」
「! 何じゃ、サンダーソニア」
「このソラって子供……すごく可愛い」
「何じゃと!!?」
どこかキラキラした瞳でソラを見るサンダーソニアとマリーゴールドに、ハンコックは驚愕した
バッと勢い良くソラを見るハンコックを、ソラも不思議そうに見詰め返す
どうやら、もう恐怖心は消え去っているようだ
「わらわを差し置いてよくも…!!こんな……こんな……!!」
『ペポ?』
「このような子供に引けを取る訳がない!!なぜなら、そうよ!!」
そう言うとソラを右手で指差し、左手は腰に添え、見下す様に言った
「わらわが美しいから!!!」
『プエ~!!』
見下し過ぎてもはや見上げているそのポーズに、ソラは拍手を送った
そんなソラを見て、ハンコックはぐぬぬっとどこか狼狽えつつも、何かに葛藤しているかの様に言った
「な、何じゃそなた……随分と素直じゃな……」
『パッポ?』
「…………」
『? ……プエ?』
「………フ、フン!ま、まあルフィの仲間というのであれば、追い返す訳にもいかぬからな!精々愛想を振り撒くがよい!!」
「「(落ちたわね……)」」
首を傾げるソラを見たハンコックは、若干頬を赤らめつつもそっぽを向いて言った
そんなハンコックにサンダーソニアとマリーゴールドは苦笑いを浮かべていると、その一部始終を眺めていたレイリーが笑いながら言う
「わはは、早速仲良くなったようだな」
「! え!?何と懐かしいっ!!そなたもしやレイリーではないか!!?」
「遅い!!!どれ程夢中じゃ!!!」
ハンコックの抜けっぷりに、グロリオーサの怒鳴り声がまた響くのだった
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