8話
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「身体が……!!!」
ソラの身体は所々に亀裂が入り、そこから金色のドロリとした液体が漏れ出ていた
淡く光っているその液体を見て、ルフィは顔を青ざめさせる
「ソラ!!!“光”が!!!“光”が出ちまってるぞ!!?」
『……ああ、ルフィ…』
まるで今気付いたかの様に、ルフィの名前を呼ぶソラ
そして弱々しくニコリと笑うと、小さな声で言った
『大丈夫、これくらいどうって事ないよ』
「そんな訳ねェだろ!!!何でそんなにヒビが…!!!」
『……僕、今までこんなに大きなものを操った事なかったからさ。さすがにちょっと…負担が大きいのかな』
ピシピシと腕や脚に亀裂が入っていくのを他所に、ソラはノアを止め続ける
そんなソラの異変にしらほし達も気付いたのか、驚きや悲しみが入り混じった様な表情を見せた
「!!! そんな…!!ソラ様…!!!」
「そこまでして…魚人島を守ろうと…!!!」
驚愕する面々を他所に、ノアへと吹っ飛ばされていたホーディは起き上がりながら言った
「クソガキが止めている間に、舟で戦おうってんだな…だが、お前が欲しいのは…ハァ…ハァ……」
息を荒げつつ、ノアを包み込んでいたシャボンを大きく切り裂くホーディ
ズパァッ!!
「あ!!」
「やはりそう出たか!!」
「シャボンはでけェ切り口にゃ耐えられねェ…ジャハハ……」
『……!!』
ノアを包み込んでいたシャボンが、ゴボッと大きな音を立てて離れていく
「くっそ~~!!!空気が無くなった!!!」
「ハハ…たったこれしきで何もできなくなる人間が!!“魚人”よりも上等なわけがねェと知れ!!お前はおれを倒せねェ!!」
「ホーディ…!!!邪魔立てを!!!島にどれ程の命があると思っている!!!一体何なんだ貴様ァ!!!」
そう怒鳴り上げたフカボシが、ホーディに向かって攻撃を繰り出した
「“ウルトラ”!!!“マリン”!!!!」
「!!」
ドォンッ!!!
勢い良く突っ込んでくる水の柱を、素早く避けるホーディ
フカボシは更なる追撃を食らわせようと、瞬時に近づいて拳を振るった
「なぜ!!!“こんな事”ができるんだホーディ!!!」
だがその追撃も避けられてしまい、フカボシはホーディからの反撃を食らった
ドシュッ!!!
「『!!』」
「フカボシお兄様!!!」
「兄ほし!!」
脇腹を深々と斬りつけられても尚、フカボシはホーディの首元を鷲掴んで離さない
「………!! お前は何なんだ…!!人間達への“報復を”と魚人族の怒りを背負い…!!その矛先を“魚人島”へ向け…!!!支配するつもりだった“魚人島”を今、消し去ろうとしている!!共に“魚人街”で育った仲間達を見捨てて!!!」
誰よりも強く人間を恨み抜き!!!
そうまでして事を成して、お前に一体何が残る!!!
「過去お前の身にどれ程の事があった!!?人間は一体お前に何をした!!!」
フカボシの悲痛な叫びに、ホーディはただ静かに言い放つ
その言葉はあまりにも無常なもので、ソラ達は唖然とするしかなかった
ソラの身体は所々に亀裂が入り、そこから金色のドロリとした液体が漏れ出ていた
淡く光っているその液体を見て、ルフィは顔を青ざめさせる
「ソラ!!!“光”が!!!“光”が出ちまってるぞ!!?」
『……ああ、ルフィ…』
まるで今気付いたかの様に、ルフィの名前を呼ぶソラ
そして弱々しくニコリと笑うと、小さな声で言った
『大丈夫、これくらいどうって事ないよ』
「そんな訳ねェだろ!!!何でそんなにヒビが…!!!」
『……僕、今までこんなに大きなものを操った事なかったからさ。さすがにちょっと…負担が大きいのかな』
ピシピシと腕や脚に亀裂が入っていくのを他所に、ソラはノアを止め続ける
そんなソラの異変にしらほし達も気付いたのか、驚きや悲しみが入り混じった様な表情を見せた
「!!! そんな…!!ソラ様…!!!」
「そこまでして…魚人島を守ろうと…!!!」
驚愕する面々を他所に、ノアへと吹っ飛ばされていたホーディは起き上がりながら言った
「クソガキが止めている間に、舟で戦おうってんだな…だが、お前が欲しいのは…ハァ…ハァ……」
息を荒げつつ、ノアを包み込んでいたシャボンを大きく切り裂くホーディ
ズパァッ!!
「あ!!」
「やはりそう出たか!!」
「シャボンはでけェ切り口にゃ耐えられねェ…ジャハハ……」
『……!!』
ノアを包み込んでいたシャボンが、ゴボッと大きな音を立てて離れていく
「くっそ~~!!!空気が無くなった!!!」
「ハハ…たったこれしきで何もできなくなる人間が!!“魚人”よりも上等なわけがねェと知れ!!お前はおれを倒せねェ!!」
「ホーディ…!!!邪魔立てを!!!島にどれ程の命があると思っている!!!一体何なんだ貴様ァ!!!」
そう怒鳴り上げたフカボシが、ホーディに向かって攻撃を繰り出した
「“ウルトラ”!!!“マリン”!!!!」
「!!」
ドォンッ!!!
勢い良く突っ込んでくる水の柱を、素早く避けるホーディ
フカボシは更なる追撃を食らわせようと、瞬時に近づいて拳を振るった
「なぜ!!!“こんな事”ができるんだホーディ!!!」
だがその追撃も避けられてしまい、フカボシはホーディからの反撃を食らった
ドシュッ!!!
「『!!』」
「フカボシお兄様!!!」
「兄ほし!!」
脇腹を深々と斬りつけられても尚、フカボシはホーディの首元を鷲掴んで離さない
「………!! お前は何なんだ…!!人間達への“報復を”と魚人族の怒りを背負い…!!その矛先を“魚人島”へ向け…!!!支配するつもりだった“魚人島”を今、消し去ろうとしている!!共に“魚人街”で育った仲間達を見捨てて!!!」
誰よりも強く人間を恨み抜き!!!
そうまでして事を成して、お前に一体何が残る!!!
「過去お前の身にどれ程の事があった!!?人間は一体お前に何をした!!!」
フカボシの悲痛な叫びに、ホーディはただ静かに言い放つ
その言葉はあまりにも無常なもので、ソラ達は唖然とするしかなかった