8話
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『僕が“動けなくなる”前に、あの舟を壊してね』
「「!!?」」
すぐさまノアの方へと泳いで行くソラ
それを見たホーディは、ピクリと眉間に皺を寄せて吐き捨てた
「ジャハハハ…あんなちっぽけなクソガキが、今更何をしようってんだ」
ゆっくりと落ち続けるノアの近くまで来たソラは、その大きな舟を見上げる様に見据えた
『(……大丈夫)』
こんなに大きなものを、相手にしたことは無いけれど
ここで僕が、少しの間でも時間を稼げれば
きっとルフィが、何とかしてくれる
『(だから…僕は)』
今、僕に出来ることを
バッと両手をノアの方へ翳すソラ
その掌が、紫色の光で包まれた
「ソラ……!!!」
「!? いったい何を…!!?」
「あの紫色の光は……!?」
ソラの行動の意図が読めないルフィ達は、そんな状況を固唾を吞んで見守る
すると、次の瞬間
ブォォオンッ…!!
「「!!?」」
ノアを包み込むように、紫色の光が広がった
紫色の光に覆われたノアは、船体を軋み上げつつもその動きを止めた
「と…止まった…!!“ノア”が止まったぞォ~~!!!」
地上からその様子を見ていた魚人島の住人の一人が、大声で叫ぶ
それがどんどんと伝染していき、大勢の住人達が歓喜の声を上げた
「あの子供が!!“ノア”を止めてくれた!!!」
「あんな小さな子が、いったいどうやって…!?」
「そんな事はどうでもいいだろ!!これで魚人島は救われる!!!」
次々と上がる歓声を他所に、ホーディは憤怒の表情を露にしながら拳を構えた
「このクソガキが…!!どこにそんな力を隠していやがったァッ!!!」
「!! ソラ様!!!」
ソラに攻撃を仕掛けようと、勢い良く突っ込んで行くホーディ
しらほしが青ざめながらソラの名前を叫ぶ中、ソラを護るようにすぐさまルフィが立ちふさがった
「!!? 麦わら!!!」
「ソラには近づかせねェ!!!おれが相手だ!!!」
ホーディを殴り飛ばそうと拳に力を込めたルフィだったが、それよりも先にホーディはルフィの肩に噛み付く
だがルフィは血が噴き出る肩をそのままに、ホーディの腹部を殴打した
ドンッ!!!
「!!! ………!!」
ホーディはそのままノアの方へと吹っ飛んで行く
ルフィは肩に刺さったままのホーディの歯を引き抜きながら、小さく息を吐いた
「くそ、武装色は打撃にゃ強ェけどこういうのダメだな、まだおれの覇気じゃ」
そう呟いた後、ルフィはソラの方を向いて問い掛けた
「ソラ!!悪ィ、あいつ舟の方に飛ばしちまった!!でもすげェな!!あんなでけェのを止められるなんて……」
嬉々として笑顔で言ったルフィだったが、ソラの様子を見てはたと動きを止める
「!!! ……ソラ…お前…!!」
目を見開きどこか呆然とした表情で、ルフィは言った
「「!!?」」
すぐさまノアの方へと泳いで行くソラ
それを見たホーディは、ピクリと眉間に皺を寄せて吐き捨てた
「ジャハハハ…あんなちっぽけなクソガキが、今更何をしようってんだ」
ゆっくりと落ち続けるノアの近くまで来たソラは、その大きな舟を見上げる様に見据えた
『(……大丈夫)』
こんなに大きなものを、相手にしたことは無いけれど
ここで僕が、少しの間でも時間を稼げれば
きっとルフィが、何とかしてくれる
『(だから…僕は)』
今、僕に出来ることを
バッと両手をノアの方へ翳すソラ
その掌が、紫色の光で包まれた
「ソラ……!!!」
「!? いったい何を…!!?」
「あの紫色の光は……!?」
ソラの行動の意図が読めないルフィ達は、そんな状況を固唾を吞んで見守る
すると、次の瞬間
ブォォオンッ…!!
「「!!?」」
ノアを包み込むように、紫色の光が広がった
紫色の光に覆われたノアは、船体を軋み上げつつもその動きを止めた
「と…止まった…!!“ノア”が止まったぞォ~~!!!」
地上からその様子を見ていた魚人島の住人の一人が、大声で叫ぶ
それがどんどんと伝染していき、大勢の住人達が歓喜の声を上げた
「あの子供が!!“ノア”を止めてくれた!!!」
「あんな小さな子が、いったいどうやって…!?」
「そんな事はどうでもいいだろ!!これで魚人島は救われる!!!」
次々と上がる歓声を他所に、ホーディは憤怒の表情を露にしながら拳を構えた
「このクソガキが…!!どこにそんな力を隠していやがったァッ!!!」
「!! ソラ様!!!」
ソラに攻撃を仕掛けようと、勢い良く突っ込んで行くホーディ
しらほしが青ざめながらソラの名前を叫ぶ中、ソラを護るようにすぐさまルフィが立ちふさがった
「!!? 麦わら!!!」
「ソラには近づかせねェ!!!おれが相手だ!!!」
ホーディを殴り飛ばそうと拳に力を込めたルフィだったが、それよりも先にホーディはルフィの肩に噛み付く
だがルフィは血が噴き出る肩をそのままに、ホーディの腹部を殴打した
ドンッ!!!
「!!! ………!!」
ホーディはそのままノアの方へと吹っ飛んで行く
ルフィは肩に刺さったままのホーディの歯を引き抜きながら、小さく息を吐いた
「くそ、武装色は打撃にゃ強ェけどこういうのダメだな、まだおれの覇気じゃ」
そう呟いた後、ルフィはソラの方を向いて問い掛けた
「ソラ!!悪ィ、あいつ舟の方に飛ばしちまった!!でもすげェな!!あんなでけェのを止められるなんて……」
嬉々として笑顔で言ったルフィだったが、ソラの様子を見てはたと動きを止める
「!!! ……ソラ…お前…!!」
目を見開きどこか呆然とした表情で、ルフィは言った