8話
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「やっとくたばったか!!デッケンの能力が切れた!!!」
魚人島の真上で、ノアはゆっくりと下降し始めた
「“ノア”は一直線に“魚人島”に衝突する!!!死ね麦わらの一味!!!報復の邪魔をする者達!!!」
『……!!』
「ホーディのやつ~~~!!!」
高らかに言い放つホーディに、怒りを露にするルフィ
ルフィを背中に乗せたまま泳いでいたフカボシは、険しい表情で言った
「激突すれば全て終わりだ!!王国も…数百年守られてきたという“ノア”の背負う“使命”も!!!」
《いいか息子達。あの方舟“ノア”は、歴史の残骸などではないんじゃもん!!》
《数百年もの遥か昔に“偉大なる人物”と交わした“約束”を、あの舟はじっと海底にて待ち続けておる》
《未だ“使命果たされぬ舟”なのじゃもん!!今となってはその造船技術すらも謎。約束の日まで“ノア”を傷つけてはならん!!》
《わかりました父上!!我々が行って動いた原因をつきとめ、必ず対処を!!!》
「ジャハハハハハ!!!“ノア”を止めてみろ!!!」
「「!」」
「全部守ると言ったのは虚勢か!!?“麦わら”ァ!!!」
「止めてやる!!!」
笑い飛ばすホーディに対し、ルフィはハッキリと声を上げた
「島に着く前に、この舟をコナゴナにしてやる!!!」
「「!!?」」
ルフィのその言葉を聞き、フカボシは堪らず声を荒げる
「やめろ“麦わら”!!万が一それが可能でも“ノア”は長い歴史と未来を背負った舟だと言ったハズだぞ!!!」
「じゃあ他に島を助ける方法があんのか!?時間はねェぞ!!おれにはそれしか思いつかねェ!!!」
「デッケンはまだ生きているかもしれない!!意識を戻せば舟のコースを変えてどちらも救える可能性が!!!」
「そんな事言って、死んでたらどうすんだよっ!!」
「ジャハハハ!!仲間割れか!!?」
『………』
言い争いをしているルフィとフカボシを、馬鹿にしたように笑うホーディ
そんな中、今まで黙っていたソラが意を決したようにしらほしの方を向いた
『しらほし、君はここにいてね』
「!! ソラ様!?どちらへ…!!?」
ずっと繋いでいたしらほしの手を離し、踵を返す
泣き出しそうな顔で縋るしらほしに、ソラは安心させるように笑って言った
『大丈夫、僕に任せて』
「………!!!」
その言葉を残して、ソラはすぐさまルフィの方へと泳いで行く
そんなソラに気付いたのか、ルフィはバッとソラの方へ顔を向けた
「ソラ!!」
『ルフィ、あの舟を粉々にするって本当?』
「ああ!!もうそうするしかねェ!!」
「“麦わら”!!だからやめろと……」
『……分かった』
真剣な表情で言うルフィを止めようとしたフカボシだったが、それを他所にソラは一言頷いてからゆっくりと落ちてくるノアを見上げた
『それなら、僕が少しの間だけ時間を稼ぐよ』
「「!!」」
「!? ……お前は…ソラと言ったな…!!今何と……」
「時間を稼ぐって…どうやって!?」
フカボシはソラの言葉が分かっていなかったが、ルフィは身を乗り出しながらソラに詰め寄った
だがソラは緊迫した状況とは裏腹に、ただ穏やかな表情を浮かべる
『あの大きさじゃ、完全に止める事は出来ないけど…それでも、何とかしてみせるから』
「!? ソラ……!!?」
ふわりとノアの方へ身体を向けるソラの名前を、どこか引き留める様に呼ぶルフィ
ソラは、ニコリと笑って言った
魚人島の真上で、ノアはゆっくりと下降し始めた
「“ノア”は一直線に“魚人島”に衝突する!!!死ね麦わらの一味!!!報復の邪魔をする者達!!!」
『……!!』
「ホーディのやつ~~~!!!」
高らかに言い放つホーディに、怒りを露にするルフィ
ルフィを背中に乗せたまま泳いでいたフカボシは、険しい表情で言った
「激突すれば全て終わりだ!!王国も…数百年守られてきたという“ノア”の背負う“使命”も!!!」
《いいか息子達。あの方舟“ノア”は、歴史の残骸などではないんじゃもん!!》
《数百年もの遥か昔に“偉大なる人物”と交わした“約束”を、あの舟はじっと海底にて待ち続けておる》
《未だ“使命果たされぬ舟”なのじゃもん!!今となってはその造船技術すらも謎。約束の日まで“ノア”を傷つけてはならん!!》
《わかりました父上!!我々が行って動いた原因をつきとめ、必ず対処を!!!》
「ジャハハハハハ!!!“ノア”を止めてみろ!!!」
「「!」」
「全部守ると言ったのは虚勢か!!?“麦わら”ァ!!!」
「止めてやる!!!」
笑い飛ばすホーディに対し、ルフィはハッキリと声を上げた
「島に着く前に、この舟をコナゴナにしてやる!!!」
「「!!?」」
ルフィのその言葉を聞き、フカボシは堪らず声を荒げる
「やめろ“麦わら”!!万が一それが可能でも“ノア”は長い歴史と未来を背負った舟だと言ったハズだぞ!!!」
「じゃあ他に島を助ける方法があんのか!?時間はねェぞ!!おれにはそれしか思いつかねェ!!!」
「デッケンはまだ生きているかもしれない!!意識を戻せば舟のコースを変えてどちらも救える可能性が!!!」
「そんな事言って、死んでたらどうすんだよっ!!」
「ジャハハハ!!仲間割れか!!?」
『………』
言い争いをしているルフィとフカボシを、馬鹿にしたように笑うホーディ
そんな中、今まで黙っていたソラが意を決したようにしらほしの方を向いた
『しらほし、君はここにいてね』
「!! ソラ様!?どちらへ…!!?」
ずっと繋いでいたしらほしの手を離し、踵を返す
泣き出しそうな顔で縋るしらほしに、ソラは安心させるように笑って言った
『大丈夫、僕に任せて』
「………!!!」
その言葉を残して、ソラはすぐさまルフィの方へと泳いで行く
そんなソラに気付いたのか、ルフィはバッとソラの方へ顔を向けた
「ソラ!!」
『ルフィ、あの舟を粉々にするって本当?』
「ああ!!もうそうするしかねェ!!」
「“麦わら”!!だからやめろと……」
『……分かった』
真剣な表情で言うルフィを止めようとしたフカボシだったが、それを他所にソラは一言頷いてからゆっくりと落ちてくるノアを見上げた
『それなら、僕が少しの間だけ時間を稼ぐよ』
「「!!」」
「!? ……お前は…ソラと言ったな…!!今何と……」
「時間を稼ぐって…どうやって!?」
フカボシはソラの言葉が分かっていなかったが、ルフィは身を乗り出しながらソラに詰め寄った
だがソラは緊迫した状況とは裏腹に、ただ穏やかな表情を浮かべる
『あの大きさじゃ、完全に止める事は出来ないけど…それでも、何とかしてみせるから』
「!? ソラ……!!?」
ふわりとノアの方へ身体を向けるソラの名前を、どこか引き留める様に呼ぶルフィ
ソラは、ニコリと笑って言った