7話
夢小説設定
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「“ゴムゴムの”!!」
「『!!』」
「“蛇銃 ”!!!」
ギュォオッ!!
「ぐあァ~~~!!!」
横から伸びてきた手がホーディの腹部に食い込み、メキメキと音を立てる
その痛みに、ホーディはしらほしの髪から手を離して絶叫した
その隙に、ソラはしらほしへ瞬時に近づき、手を取ってホーディから距離を置く
「ソラ様ぁ~~!!!」
『ごめんねしらほし、怖い思いをさせちゃったね……それと…』
泣きじゃくるしらほしの頭を優しく撫でた後、ソラはあの手の主である人物の方を見て笑顔で言った
『来てくれてありがとう、ルフィ!』
「おう!ソラはおれが守るって言ったろ!……にしても、やっぱ威力落ちるなー」
「ルフィ様!!フカボシお兄様~~~っ!!!」
「すまない、少々準備で遅くなった」
フカボシの背に乗りながら、ニッと笑って答えるルフィ
それを見たホーディは、地鳴りの様に低い声でルフィに怒鳴った
「ここは深海だぞ下等種族!!!お前に勝ち目はねェ!!!しらほしも!!魚人島もてめェの仲間達も!!!お前ごときにゃ何も守れねェんだよ!!!」
馬鹿にしたように笑うホーディ
それに対し、ルフィは強い意志の籠った瞳で言った
「いいや…全部守る!!!その為の“2年”だったんだ!!!」
ハッキリとそう宣言したルフィは、ソラに向けて大声で言う
「ソラ!!よわほしを連れて行け!!!」
『!! 分かった!!』
ルフィの言葉を聞き、ソラはしらほしの手を掴んで上へと泳ぎ始める
それを見たホーディは、更に青筋を浮かべた
「全部守るだと!?麦わら!!ずいぶん大口を叩いたな!!!それはもう手遅れだ!!!」
「!?」
何かを確信したかのようなその言いぶりに、ルフィは眉間に皺を寄せる
するとその時、少し離れた所にいたリュウボシがソラに向かって叫んだ
「ソラ!!!コースを横に逸れ……」
だがその言葉を言い終わる前に、ホーディがリュウボシに向かって攻撃を繰り出す
「“キリサメ”!!!」
ドシュッ!!!
「う゛わァ!!!」
「リュウボシ!!」
「余計な事を吹き込むんじゃねェ!!!ここで能力が切れりゃいいと思うから、おれはデッケンを仕留めたんじゃねェか!!」
ノアを動かしていた張本人であるデッケンを、あろう事か同盟関係であるホーディが仕留めたと言う
それを聞いたルフィは、フカボシの背に乗ったままハッとした
「そうか!!ここにいたらまた舟がみんなのいる魚人島に落ちちまう!!せっかくソラがよわほしを連れて舟引きつけたのによ!!兄ほし!!あいつらの所に行こう!!」
「ああ!!」
「いや!!行かせねェ!!おめェの仲間達にゃ確実に死んで貰う麦わらァ!!もちろんあのクソガキもなァ!!!」
「「!!」」
『………?』
言い合いをしているルフィ達を見て、ソラは思考を巡らせる
……ノアは、デッケンの能力で動いている
でもデッケンは、ホーディがやっつけたと言っていた
……レイリーから教わった、“悪魔の実”の能力
宿主が“動かなくなった”時、その能力も消えるって……
『(……それなら、このままじゃ危ない…!) しらほし!!ルートを変えるよ!!』
「!! はい!!!」
真っ直ぐ上へと進んでいたソラは急ブレーキをし、そのまま直角に右へと曲がった
それに気付いたマンボシは、どこか安堵したような口調で言う
「あ!!ソラがしらほしを連れて横に逸れる!!」
「何だと!!?」
『(このまま横に…!真っ直ぐ進めば…!!)』
「生意気な!!気づきやがったか!!!」
「待て!!!ソラのとこにゃ行かせねェ!!うゥゥ、握力が……!!」
「!! くそ…!!」
ソラの方へ行こうとするホーディの腕を、ルフィが身に纏っているシャボンから伸ばした手で掴み食い止める
「放せ!!!落下点がずれちまったら意味がねェ!!デッケンめ、さっさとくたばれ!!虫の息でも意識がある限り舟は落ちねェ!!」
「いいぞ行け!!ソラ~~!!」
焦るホーディを他所に、ルフィはソラに向かって声援を送る
だが、そんな時だった
ズズズズズ…ッ!!
「『!!?』」
「え!?“ノア”が……落ちる!!!」
今までゆっくりとソラ達を追っていたノアがその動きを止め、今度は下へと落ち始めたのだ
「ジャハハハ!!!間に合った!!!勝者はおれだァ!!!」
「あァ~~~!!!」
「魚人島が…!!!危ない!!!」
『……!! そんな……!!!』
やっと見えた小さな希望は
あまりにも無慈悲に、絶望的に
打ち砕かれた
『(……止めなきゃ…)』
止めるんだ……
僕が……!!
to be continue……
(例え、この身が朽ちようとも)
「『!!』」
「“
ギュォオッ!!
「ぐあァ~~~!!!」
横から伸びてきた手がホーディの腹部に食い込み、メキメキと音を立てる
その痛みに、ホーディはしらほしの髪から手を離して絶叫した
その隙に、ソラはしらほしへ瞬時に近づき、手を取ってホーディから距離を置く
「ソラ様ぁ~~!!!」
『ごめんねしらほし、怖い思いをさせちゃったね……それと…』
泣きじゃくるしらほしの頭を優しく撫でた後、ソラはあの手の主である人物の方を見て笑顔で言った
『来てくれてありがとう、ルフィ!』
「おう!ソラはおれが守るって言ったろ!……にしても、やっぱ威力落ちるなー」
「ルフィ様!!フカボシお兄様~~~っ!!!」
「すまない、少々準備で遅くなった」
フカボシの背に乗りながら、ニッと笑って答えるルフィ
それを見たホーディは、地鳴りの様に低い声でルフィに怒鳴った
「ここは深海だぞ下等種族!!!お前に勝ち目はねェ!!!しらほしも!!魚人島もてめェの仲間達も!!!お前ごときにゃ何も守れねェんだよ!!!」
馬鹿にしたように笑うホーディ
それに対し、ルフィは強い意志の籠った瞳で言った
「いいや…全部守る!!!その為の“2年”だったんだ!!!」
ハッキリとそう宣言したルフィは、ソラに向けて大声で言う
「ソラ!!よわほしを連れて行け!!!」
『!! 分かった!!』
ルフィの言葉を聞き、ソラはしらほしの手を掴んで上へと泳ぎ始める
それを見たホーディは、更に青筋を浮かべた
「全部守るだと!?麦わら!!ずいぶん大口を叩いたな!!!それはもう手遅れだ!!!」
「!?」
何かを確信したかのようなその言いぶりに、ルフィは眉間に皺を寄せる
するとその時、少し離れた所にいたリュウボシがソラに向かって叫んだ
「ソラ!!!コースを横に逸れ……」
だがその言葉を言い終わる前に、ホーディがリュウボシに向かって攻撃を繰り出す
「“キリサメ”!!!」
ドシュッ!!!
「う゛わァ!!!」
「リュウボシ!!」
「余計な事を吹き込むんじゃねェ!!!ここで能力が切れりゃいいと思うから、おれはデッケンを仕留めたんじゃねェか!!」
ノアを動かしていた張本人であるデッケンを、あろう事か同盟関係であるホーディが仕留めたと言う
それを聞いたルフィは、フカボシの背に乗ったままハッとした
「そうか!!ここにいたらまた舟がみんなのいる魚人島に落ちちまう!!せっかくソラがよわほしを連れて舟引きつけたのによ!!兄ほし!!あいつらの所に行こう!!」
「ああ!!」
「いや!!行かせねェ!!おめェの仲間達にゃ確実に死んで貰う麦わらァ!!もちろんあのクソガキもなァ!!!」
「「!!」」
『………?』
言い合いをしているルフィ達を見て、ソラは思考を巡らせる
……ノアは、デッケンの能力で動いている
でもデッケンは、ホーディがやっつけたと言っていた
……レイリーから教わった、“悪魔の実”の能力
宿主が“動かなくなった”時、その能力も消えるって……
『(……それなら、このままじゃ危ない…!) しらほし!!ルートを変えるよ!!』
「!! はい!!!」
真っ直ぐ上へと進んでいたソラは急ブレーキをし、そのまま直角に右へと曲がった
それに気付いたマンボシは、どこか安堵したような口調で言う
「あ!!ソラがしらほしを連れて横に逸れる!!」
「何だと!!?」
『(このまま横に…!真っ直ぐ進めば…!!)』
「生意気な!!気づきやがったか!!!」
「待て!!!ソラのとこにゃ行かせねェ!!うゥゥ、握力が……!!」
「!! くそ…!!」
ソラの方へ行こうとするホーディの腕を、ルフィが身に纏っているシャボンから伸ばした手で掴み食い止める
「放せ!!!落下点がずれちまったら意味がねェ!!デッケンめ、さっさとくたばれ!!虫の息でも意識がある限り舟は落ちねェ!!」
「いいぞ行け!!ソラ~~!!」
焦るホーディを他所に、ルフィはソラに向かって声援を送る
だが、そんな時だった
ズズズズズ…ッ!!
「『!!?』」
「え!?“ノア”が……落ちる!!!」
今までゆっくりとソラ達を追っていたノアがその動きを止め、今度は下へと落ち始めたのだ
「ジャハハハ!!!間に合った!!!勝者はおれだァ!!!」
「あァ~~~!!!」
「魚人島が…!!!危ない!!!」
『……!! そんな……!!!』
やっと見えた小さな希望は
あまりにも無慈悲に、絶望的に
打ち砕かれた
『(……止めなきゃ…)』
止めるんだ……
僕が……!!
to be continue……
(例え、この身が朽ちようとも)