7話
夢小説設定
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「海に飛び出させちゃマズイ…!!強すぎず…弱すぎず…!!“空軍 ”!!“ゴムシュート”!!!」
ドヒュンッ!!!
サンジが思い切り上空へと蹴りを繰り出す
その勢いのまま、ルフィはノアの方へと吹っ飛んで行った
ルフィはシャボンを突き抜け、がっしりと鎖にしがみつく
「がい!!!ハァ!!っか~~!!でっけー鎖だな!!ここは…シャボンとシャボンの間か!!」
魚人島のシャボンは二重構造になっており、ルフィはその間の空間に出たようだ
辺りを見渡すと、ルフィよりも下方にいるホーディの姿が目に入る
「あ!!ホーディ!!まだシャボンの下に……ん!?」
そんなホーディよりも更に下方、鎖の先端部分に、魚人島の住人達が集っているのが見えた
住人達は皆鎖にしがみついては、何とかノアを止めようと必死に抵抗している
「みんなで引けェ!!止まらなくても!!」
「姫様やあの子供に追いつく速度を少しでも…!!!」
「ほんの少しだけでも速度を落とすんだァ!!!」
「引けェーーー!!!」
「ノアを行かせるなァ~~~!!!」
「二人共!!今の内に安全な場所へ!!!」
「引けーーー!!」
「引けーーー!!!」
「二人を守れ~~~!!!」
ソラやしらほしの為に、必死に鎖を押し返す住人達
それを見たしらほしは、じわりと目に涙を浮かべた
「……!! 皆様っ……!!!」
『………』
ソラもそんな住人達を見て、しらほしの指を掴んでいる手にぎゅっと力を込めると、改めて飛ぶスピードを速めた
そんな中、ホーディは住人達に向けて手を翳し、勢い良く振り下ろす
「正気かよオイ…1ミリも動くわけねェだろう……“矢武鮫”!!!」
「!? おい!!!やめろォ~~~!!!」
ルフィの制止の声も聞かず、ホーディは住人達に向けて矢武鮫を放った
それは住人達に次々と命中し、辺りに断末魔が響き渡る
ドドドドドッ!!!
「おわあァ~~~!!!」
「ギャアア!!!」
「きゃ~~~!!!」
「ゴミクズ共……!!!お前らみてェなフヌケがいるから魚人族がナメられる!!!」
「……!!! 皆様!!! ………!!!」
『………ッ』
片手で口元を覆いながら涙を流すしらほしと、苦しそうに歯を食いしばりながらも飛ぶスピードは緩めないソラ
そして遂に、竜宮城への出入口へと辿り着いた
『しらほし!!ここで合ってる!?』
「!! はいっ!!やっぱり出入口が開いたまま…!!」
『よし、じゃあこのまま海へ出るよ!!』
「え!?ですがソラ様!!呼吸用のシャボンも何も…!!」
『僕なら大丈夫だから!行くよ!!』
そう言うや否や、出入口へと入って海へと飛び出した
それを見た住人達は、ホーディの攻撃によって血を流しながらも声を上げる
「おい!!しっかりしろ!!」
「あの子供が…!!やってくれたぞ!!」
「子供がしらほし姫を連れて!!のびた連絡廊から海へ出た!!」
「“ノア”が追うぞ!!!」
「二人共遠くへ~~!!」
住人達の声を背中に受け、ソラはしらほしを引っ張りながら海へと泳ぎ出す
その後を、ノアは変わらぬ速さで追い始めた
「バホホホホ~~♪し~~ら~~ほ~~し~~♪」
「『………!!』」
ノアに乗ってこちらへと向かって来るデッケンが、ニヤケ面のまま言った
「“自由”はどうだ!?10年間お前を守り続けた硬殻塔の壁はもうないぞ!!!流血の末死ぬのが先かァ!!この巨船に押し潰され死ぬのが先かァ!!!」
今一度両手でナイフを構え、それを勢い良くしらほしに放つ
「そんなガキなんざ捨て置け!!最後にもう一度だけチャンスをやろうしらほし!!!」
「!」
「YESならば今からでも命を助けよう!!おれと結婚しろォ~~~!!!しらほしィ~~~!!」
『(! 結婚…?結婚って、こうやって押し付けるようなものだっけ?ハンコックが言ってたのと違うような……)』
「どうかお許し下さいませ!!デッケン様ぁ!!!タイプじゃないん…!!!」
女ヶ島にいた頃、ルフィに対して結婚がどうのと言っていたハンコックの事を思い出し、ソラは不思議そうに疑問符を飛ばした
そんな事を考えつつも、しらほしに飛んで来たナイフを受け止める為に手を離して前に出ようとした、その時だった
ドヒュンッ!!!
サンジが思い切り上空へと蹴りを繰り出す
その勢いのまま、ルフィはノアの方へと吹っ飛んで行った
ルフィはシャボンを突き抜け、がっしりと鎖にしがみつく
「がい!!!ハァ!!っか~~!!でっけー鎖だな!!ここは…シャボンとシャボンの間か!!」
魚人島のシャボンは二重構造になっており、ルフィはその間の空間に出たようだ
辺りを見渡すと、ルフィよりも下方にいるホーディの姿が目に入る
「あ!!ホーディ!!まだシャボンの下に……ん!?」
そんなホーディよりも更に下方、鎖の先端部分に、魚人島の住人達が集っているのが見えた
住人達は皆鎖にしがみついては、何とかノアを止めようと必死に抵抗している
「みんなで引けェ!!止まらなくても!!」
「姫様やあの子供に追いつく速度を少しでも…!!!」
「ほんの少しだけでも速度を落とすんだァ!!!」
「引けェーーー!!!」
「ノアを行かせるなァ~~~!!!」
「二人共!!今の内に安全な場所へ!!!」
「引けーーー!!」
「引けーーー!!!」
「二人を守れ~~~!!!」
ソラやしらほしの為に、必死に鎖を押し返す住人達
それを見たしらほしは、じわりと目に涙を浮かべた
「……!! 皆様っ……!!!」
『………』
ソラもそんな住人達を見て、しらほしの指を掴んでいる手にぎゅっと力を込めると、改めて飛ぶスピードを速めた
そんな中、ホーディは住人達に向けて手を翳し、勢い良く振り下ろす
「正気かよオイ…1ミリも動くわけねェだろう……“矢武鮫”!!!」
「!? おい!!!やめろォ~~~!!!」
ルフィの制止の声も聞かず、ホーディは住人達に向けて矢武鮫を放った
それは住人達に次々と命中し、辺りに断末魔が響き渡る
ドドドドドッ!!!
「おわあァ~~~!!!」
「ギャアア!!!」
「きゃ~~~!!!」
「ゴミクズ共……!!!お前らみてェなフヌケがいるから魚人族がナメられる!!!」
「……!!! 皆様!!! ………!!!」
『………ッ』
片手で口元を覆いながら涙を流すしらほしと、苦しそうに歯を食いしばりながらも飛ぶスピードは緩めないソラ
そして遂に、竜宮城への出入口へと辿り着いた
『しらほし!!ここで合ってる!?』
「!! はいっ!!やっぱり出入口が開いたまま…!!」
『よし、じゃあこのまま海へ出るよ!!』
「え!?ですがソラ様!!呼吸用のシャボンも何も…!!」
『僕なら大丈夫だから!行くよ!!』
そう言うや否や、出入口へと入って海へと飛び出した
それを見た住人達は、ホーディの攻撃によって血を流しながらも声を上げる
「おい!!しっかりしろ!!」
「あの子供が…!!やってくれたぞ!!」
「子供がしらほし姫を連れて!!のびた連絡廊から海へ出た!!」
「“ノア”が追うぞ!!!」
「二人共遠くへ~~!!」
住人達の声を背中に受け、ソラはしらほしを引っ張りながら海へと泳ぎ出す
その後を、ノアは変わらぬ速さで追い始めた
「バホホホホ~~♪し~~ら~~ほ~~し~~♪」
「『………!!』」
ノアに乗ってこちらへと向かって来るデッケンが、ニヤケ面のまま言った
「“自由”はどうだ!?10年間お前を守り続けた硬殻塔の壁はもうないぞ!!!流血の末死ぬのが先かァ!!この巨船に押し潰され死ぬのが先かァ!!!」
今一度両手でナイフを構え、それを勢い良くしらほしに放つ
「そんなガキなんざ捨て置け!!最後にもう一度だけチャンスをやろうしらほし!!!」
「!」
「YESならば今からでも命を助けよう!!おれと結婚しろォ~~~!!!しらほしィ~~~!!」
『(! 結婚…?結婚って、こうやって押し付けるようなものだっけ?ハンコックが言ってたのと違うような……)』
「どうかお許し下さいませ!!デッケン様ぁ!!!タイプじゃないん…!!!」
女ヶ島にいた頃、ルフィに対して結婚がどうのと言っていたハンコックの事を思い出し、ソラは不思議そうに疑問符を飛ばした
そんな事を考えつつも、しらほしに飛んで来たナイフを受け止める為に手を離して前に出ようとした、その時だった